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タンザニアから響く音

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mama keiko

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2007.06.10
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今、タンザニアのシンバシアターが来日中です。

彼らからタンザニアの最新情報をいろいろと教えてもらっているのですが、
昨日「へえ~、そんな事まで起きるようになったんだ~」って事を教えて貰いました。

タンザニアでは新しい大統領になってから、路上の物売りや行商が禁止されました。
犯罪対策も徹底して行い、また賄賂についても厳しく取り締まるようになったそうです。

そのかわりに新しく出てきたのが、詐欺行為。
やはり人間、食べていかなければならない時には、どんな事も考えつくようです。

とある音楽グループが「ヨーロッパ公演の話を持ちかけての詐欺」にひっかかったようです。
手口が巧妙で、詐欺師には外国人もいたんだとか。
写真やビザ申請フォームにまでサインさせての手の込んだ詐欺だったそうです。
それで生命保険代とかビザ代とか言って、グループにかなりの金額を支払わせたそうです。


そんな事があったという話の最後に、こう言われました。
「まさにママ・ケーコがタンザニアに来た時と同じ状況だよ。」
そうなんです、2月の視察ではビザ申請用の写真を撮ったり等々をしました。

「これがあなたじゃなかったら、僕たちはまた詐欺かって疑ったよ」

それを聞いて、ちょっとしんどかったけど2月にタンザニアに足を運んでおいて良かったと心から思いました。


まだまだ詐欺に対する法律が整備されていないようで、タンザニアでの詐欺行為がこれから暫くは無くなる事はないでしょう。


そうなってくると、必要なのは「信頼」なんですよね。
契約書なんてあてにならない訳で、誰がその契約書を持ってくるかが大切になります。

「誰を信じるか?」っていう事って、システムが自分を守ってくれないアフリカのような国では本当に大切な事なんです。
生きるか死ぬかのレベルくらい大切な事な訳なんです。


この話を聞いて、これからもタンザニアのミュージシャンたちから「ケーコは大丈夫」って思われるようにしていかないといけないなあってつくづく感じました。













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最終更新日  2007.06.10 07:18:25
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