カテゴリ:生活ーペット
結局、風邪具合が悪くなって今日は仕事を休んだ。昼間寝ていたお陰で体調はよくなったが、インフルエンザの検査には行ってない。明日の休みはもう一日様子を見ようと思いつつ、昼間寝ていたから当然、晩眠れない。 昔、子供の頃、スーパーでひよこにカラースプレーで色を塗って売って居た。ねだって買って貰った記憶が有るが、直ぐに体調を崩した。ぐったりしたひよこを前に為す術もない私は、婆さんに助けを求めた。 「唐辛子を水に溶いて飲ませれば元気になる。」 そう言われて、飲ましたら即死した。あれ以来婆さんが嫌いになった。 それから貰ったかなんだか忘れたが又ひよこが来た。馬鹿な私でも学習はしたので、唐辛子水は飲ませては行けないことは知っている。 その子はすくすく育ったが、頭に小さな鶏冠が出来た頃に野良に襲われ居なくなった。 私は翌日学校を無断で休み石やり(パチンコ)を持って野良を待った。確かトラだったと思うが激しく追い回した記憶が有る。それ以来、大人になっても猫が嫌いで、町で見かけると追い回して居た。 その何年か前、神戸の閑静な住宅街のはずれに済んでいた頃の事、昔外国人が多く住んでいた町と言えば神戸の方なら解ると思うが。 通学の途中に、大きな家が有って、大きな門の格子から数十段の石の階段があり、家は見えないような邸宅が有った。私たちが歩いて居ると、階段の上から、4匹の犬(今思えば柴犬位の大きさ)が下まで降りてきて、格子越しに激しく吠えた。 ある日の通学の帰り私が一人で歩いて居たとき、ふと見ると格子が開いていた。 階段から走り降りてくる4匹の犬は私には、鬼神に見えた。 命に別状は無かったが、瀕死の怪我を負った。今でも左手に傷跡は有る。 それ以来トラウマだと思うが犬が怖くて仕方なかった。スピッツが吠えるだけでも、私は耳を塞ぎ、その場にうずくまる。 案外これは歳をとっても治らず、営業で客宅に行った時、犬が居たら地獄だった。契約より、このスピッツが飛びかかって来ないか気が気で無かった。今思えばあの頃はスピッツか、シェパードが多かったナァ。 これは最近まで続いて、公園なんかで犬を放し飼いにさせてる奴を見ると本気で殺そうかと思った。喜んで振るシッポも私にはヤンキーがチェーン振り回して襲ってくる様に見えた。 今はもちろん猫を追いかけたり(有る意味カメラを持って追いかけてますが)石を投げたりはしない。 ユキを飼いだしてから、犬が吠えても耳を塞ぐことは流石に無くなった。 こんな私が犬を飼い、猫4匹を飼い、そしてお星様になった猫の写真に毎日「スズや~ッ!」と話しかける。猫が嫌いだった、犬が大嫌いだった頃のこと。 昔を思い出すのは歳をとったのだろう。 「今度は、ワタシの話してなぁ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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