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テーマ:猫のいる生活
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イスラムの国と云うのは、どこでも にゃんこに優しいので定評ありますが、これはイスラム教の創始者(預言者)ムハンマド(マホメット)が大のにゃんこ好きと云うことに加えて、その清潔さから、にゃんこはムスリムにとって「真のペット」とみなされているからですね。
ムハンマドは「ネコへの愛は信仰の一側面である」と云ったと記録されています。 「記録」と云うのは、イスラム教聖典「コーラン」そのものが、ムハンマドが神から伝えられた言葉を、信者が記憶または書き留め、死後20年ほど経ってから一冊の書物としてまとめたものだからです。 クアラルンプールの「ブルーモスク」に行ったとき、案内してくれたマレーシア人ガイドは「中東の過激な人たちはイスラム教徒ではない」とまで断言してました。 ムハンマドは、にゃんこを迫害することや殺すことを禁じていたと云われてます。 彼は自分の外套の上でにゃんこが出産することを許したり、可愛がっているメスにゃんこのムエザが彼の礼拝服の上で寝ていた時、ムエザを起こさないよう服の袖を切り落としたと伝えられてるのです。 ただイスラム教を信奉する国には人権無視した、厳格なイスラーム法に基づく刑罰が行われている国がありますね。 窃盗の罪で手を切り落とす刑罰が未だに実施されている。 サウジアラビアやイランなどです。 それに対して同じイスラム教国でも、トルコやセネガルなど死刑そのものを廃止している国もあります。 トルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られています。 街中に、にゃんこが溢れてる。 ほとんどがノラにゃんです。 トルコでは、動物保護に関する法整備が進んでおり、保護猫活動にとても力を入れています。 しかし、トルコ人が保護活動してるのは、にゃこだけでなく、ワンちゃんも同様ですから、一概に「宗教が理由」と云い切ることはできない。 ようするにトルコ人の本質なんでしょうね。 いつも背もたれに寄りかかり、肘をついて座るトンビリ。 トンビリとは"小太り"とか"ぽっちゃり"と云う意味です。 そんなトンビリも、よる年並みで2016年に虹の橋を渡たりました。 トルコにとって国民的アイドルだったトンビリ、ついに いつもトンビリが座ってた場所に動物愛好家で彫刻家のセヴァル・シャヒンの銅像まで立てられました。 ところがトンビリの銅像が建って2ヶ月後に、その銅像が盗まれる事態に! 結局、銅像は2日後に無事戻ってきましたが、犯人は分からず終いのようです。 まったくの自然体なんですね。 ところがイスタンブールの人々の生き物に対する反応はまったく違います。 とにかく、にゃんこの存在を歓迎して、可愛がってる人が多い。 公園など至るとこに法律に則って、同居してる生き物の放置や虐待を禁止する看板が掲げられてます。 トルコ人の優れてるとこは、例え にゃんこ嫌いの人も虐待などせず、ただ無視する点ですね。 ここが大切。 嫌な人は無視して、関わらないでくれたらいいのです。 街のあらゆるところにご飯やお水が置かれています。 親のいない子供にゃんこを見つけると、誰かが、必ず面倒を見ます。 病気のにゃんこを見れば、薬を上げたり、軟膏を塗ったりと、親身に世話するのがトルコ人なんですね。 人間とにゃんこ、どちらも邪魔するワケでもなく、無理のない関係を築いているからこそ、共存出来できるのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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