ユキと猫６匹と思い出３匹

我が家に住人のクロさんは、丁度今頃だったか、寒い晩に、ユキと散歩に行っていた時に出会いました。

誰も居ない公園で、丁度捨てられた時だったのか、ポツンと、一人で居た。

人に飼って貰っていたのか、寒かったのか自分から進んで私の胸元に飛び込んで来た。

あれから１１年、

お洒落だが、私に負けないオッサンに成った。矯正手術の後、この子だけホルモンバランスを崩し、身体を舐める、それこそ血が出ても舐め続ける。仕方が無いのでこんな風に服を着せている。

最初のころはかわいそうで、家人も出来るだけ更の服を着せる。しかし、これをものの見事に舐めて破く。

じよ～り、ジョ～リ。

猫の舌はまるでヤスリ、ひと月も持たなくなって、仕方が無いから家人が巨人の星のねえちゃん事、星　明子よろしくつぎはぎを縫う。

しかし今思えば、わしらも貧乏だったが、あそこまで膝にはっきり、つぎはぎしてる奴は居なかったぞ、星飛雄馬。

序でにどうでも良い話ですが、明子ねえちゃん、星飛雄馬が成功した後、世話になるのは申し訳ないって、ガソリンスタンドで働いたの知ってます？

そのスタンドで、今見てもおかしいと想う髪型の花形満と知り合います。後に結婚します、どうでも良いか？！

で、クロは

今も一人で寝ています。

パッっと見て、何枚の服を継いでるか解ります？？

夏でも２枚重ねで服来てます。１重では直ぐに破けます。

これでも直ぐに破くんだなぁ、恐るべし猫の舌。

先日寝て居たら、何かがもぞもぞ。クロが私の左のこめかみの毛を、ジョ～リ、ジョ～リ、って　こ、殺すぞ！！