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『 残念なカクテル?? ~カシス・ソーダ~』 お勧めすると 必ず「エェ~ッ!?」と言われる 残念なカクテル…。 しかし 思い出してみてください。 「カシス・ソーダ」のない飲み屋さん 見たことありますか?? ※ここは「ない」と答えてくださいね。 ヘタをすると お寿司屋さんにもありますよね。 カシスというお酒は フランスでは大人気のリキュールで リキュール生産量の25% 果実系リキュールの中では 40%を占めるそうです。 「何でこんなに人気があるのに 『残念なカクテル』扱いされてるんやろ??」 ずぅ~っと不思議に思っていました。 ある調査によると 「エェ~ッ!?」と言われる方は 「科学的な風味付け」や「人工甘味料的な甘さ」が 苦手な方が多いようです。 (バーテンダーk調べ) やっと本日の本題…。 当店で扱っているカシスは 「マザリン・クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」 エキス分が61.3パーセント… かなり濃厚です。 香りが非常に強いので フルーツ感を楽しみたい方にお勧めです。 「『クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン』 あなたの苦手なカシスには この表記が入っていましたか??」 カシスが苦手な方にお聞きするのですが 残念ながら知らない方が多数いらっしゃいます。 勝手な例えですが お魚を選ぶ際 鯛ならば「明石産」 蟹ならば「間人産」 鰤ならば「氷見」 鮪ならば「大間」 養殖?? 冷凍?? &etc… お魚選びにも色々と考えますよね。 (個人的偏見をかなり含みます) お酒のラベルにはそういった情報がたくさん書かれています。 「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」 この部分がかなり重要です。 「クレーム・ド」 EUの規定では1リットルあたり250グラムのエキス分を含有すると 「クレーム・ド」の表示が可能となります。 つまり、25%がカシス成分な訳ですよね。 しかし、「クレーム・ド・カシス」だけは例外あり 「1リットルあたり400グラム以上のエキス分を含まなければ これを名乗ることができない」ことになっています。 つまり、40%以上カシス成分でないと 「クレーム・ド・カシス」と 表示できないのです。 先ほどサラッと書きましたが 「マザリン・クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」 エキス分が61.3パーセント… ブッちぎりです!! 「ド・ディジョン」 カシス(和名:黒すぐり 英名:ブラック・カラント)は ポーランドやカナダ・ニュージーランド など 冷涼な地域で栽培されている落葉の低木です。 お酒造り以外もそうなんでしょうが やはり材料は大切です。 昔からフランス・ブルゴーニュ地域圏・コート=ドール県・ ディジョン市周辺はカシスの名産地だったそうです。 現在では コート=ドール県産のカシスのみを使用した クレーム・ド・カシスは AOCの規定により 「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」を 名乗ることが許されています。 AOCの規定… またややこしい… Appellation d'Origine Contrôlée アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ 日本では 「原産地統制呼称」「原産地呼称統制」などと 訳されています 元々は、 「原料の偽装を取り締まる法律」として制定されました。 後に「原産地保護に関する法律」に変更され。 製品が生産されるべき地域や組織を特定して 農業製品を保護し その品質を保証しています。 アカン… 長い… 早い話が ラベルのどっかに 「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン」って 書いてあったら 「厳選したエエ材料使ってあってな…」 「めっちゃ濃いくてな…」 「フランス政府も保証してくれてんねん!!」と 思ってください。 もっと早い話しが 『エエねん!!』 本当はここから 「カシス・ソーダ」のお話を…と 思っていたのですが 割愛ッ!! とにかく ウチのカシス・ソーダは 『めっちゃ!! エエねん!!』 シャバいカシス・ソーダ飲んで 「エェ~ッ!?」と思っているア・ナ・タ ご来店をお待ちしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.09 02:39:21
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