カテゴリ:現状覚書・体調等
まだこのネタで引っ張りますよw
さて 念願の、悲願の!? ヤビツ40切りを達成し。 こんなになった訳ですがw ここに至るまでの過程の様な物や、気持ちを記録しておきたいと思います。 まず始まりはいつだったのでしょうか? 今となっては定かではありませんが 【初めてヤビツに登った時の日記】 が、2008年8月16日となっていますので、ここがスタートラインだったのかもしれません。 実に6年越しの目標達成だった訳です。 では何故僕がここまでヤビツ40分切りに拘ったのか? それもハッキリとした理由は見つかりません。 40分切ったからと言って何かもらえる訳でもありませんw でもこれは達成してみて分かったのですが、多くの方が応援してくれていて、沢山の祝福のメッセージを頂きました。 これが何にも変えがたい何よりのご褒美ですね!! ただ、一つずっと思っていた事があります。 僕はこの人生の中で何一つ目標を持ってそれを達成すると言う事をしていなかったと思うのです。 大学受験や国家試験などそれなりに努力はしましたが、やはり「まぁこの辺で良いか?」と言う気持ちがあり、結果的に「あれ受かっちゃった?」と言う感覚でした。 他にも色々と趣味は持ちましたがどれ一つとして何かを達成すると言うところまでは行かずに飽きてしまっていました。 そんな「自分に対する不甲斐無さ」の様な物を克服したい・・・と言う一つの形がヤビツ40分切りだったのです。 ただ、一つ。 これだけは絶対に言っておきたい事があります。 それは「自分を追い込んではいけない」と言う事です。 これは違った言い方をすれば「自分のスタンスを崩さない」「人に流されない」とも言えます。 こう言った考えと言うのはある意味では「わがまま」や「自己中心的考え」になる可能性もあります。 しかし敢えて言いたいと思います。 僕は1年程前に体調を崩しました。 「うつ病」と言うやつです。 現在42歳、周りの友人も同じ年頃の人が多いです。 そんな中で結構な人数の人が同じ様な悩みを抱え、病気とまではいかないまでもその一歩手前だったり、このまま放っておいたらそうなってしまうのでは・・・?と言う状況に置かれていると言う事を知りました。 自分がなってみて初めて知る事が出来たんだと思います。「実は俺もね・・・」と言う感じで。 原因はさまざまだと思います。 仕事に子育て、そして近年の不安な情勢。 そんな日々の色々がストレスとしての大半を占めるのでしょう。 そしてそのわずかに残された「心の余裕」を、本来は趣味でありストレスの発散手段ではなくてはならないはずの「自転車」までさえも、「今日走らないのは自分に対する甘えだ!!」とか、「周りはもっと頑張っているのに自分ときたら・・・」とか、「今度皆で走るのについて行けるだろうか・・・」などと言う形でストレスにしてしまっている自分がいた訳です。 その結果が僕の場合は明らかなうつ病の身体症状として出てしまいました。 心療内科への通院を初め体調は徐々に良くなり仕事もなんとかこなす事が出来る様になりましたが、一時は「自転車はもう止める事になるだろうな・・・」と本気で考えました。 しかしある日「ちょっとだけ乗ってみようかな?」と言う気持ちになれました。 そこからの自転車復帰への過程は非常にゆっくりとした物でした。 いや、ここは逆かな?想像以上に早く回復して行ったのかもしれません。 ただ常に、「無理はしない!!」「人に流されない!!」「自分を追い込まない!!」と言う事を自分に言い聞かせていました。 ですので自転車に乗る日数も距離も病気をする前から比べれば半分程度あるいはそれ以下になっています。 この中には「走りたいけど今日は止めておこう」と言う自制も意識して働かせています。 そんな状態で現在は自転車に乗るのは週に3日程度。 その内2日はローラーか猿ヶ島か藤沢程度、残る1日がヤビツかShimaさんとの輪行ライドです。 しかしそうする事によって、その一回一回がとても楽しく充実した物になりました。 少し話が逸れましたが、ここは僕にとってとても大切な事で、もし同じ様な状況に陥っている人がいれば少しでもその参考になればと思って書いています。 そして、そんな自分の中で無理をしない範囲で自転車(それ以外のマラソンでも他の趣味でも同じだと思います)と接する中で、もし自分が目標とするところに届く様になれば、そこで初めて目標を意識すれば良いと思うのです。 目標を追うのでは無く、自然体でやっていたらいつの間にか目標が近くまで来ていたと言う感じで。 今回僕は幸運にもそのパターンにはまる事が出来ました。 しかし、もしこのまま40分が切れなかったとしても、それはそれとして自転車を楽しんで行っただろうと思います。 やはりロードバイクは競技性の強い趣味ですので人と比べてしまう事が多くなりがちです。 でももしそのせいで自転車その物がストレスになってしまったり、乗る事が義務化してしまっている様なら、もう一度自分を見つめ直してみて欲しいのです。 さて話を戻しましょうw 次に何故僕がヤビツ40分切りを達成出来たのか? これは答えがハッキリしています。 それは「闇雲に乗りすぎない」これにつきると思います。 体調を崩す前までの僕は、毎日の様に仕事が終わった後に走りに行っていました。 最低でも藤沢40km、なるべく津久井60km、時には夜にヤビツにまで行っていました。 週の走行距離は300km~400kmと言う状態です。 しかしヤビツのタイムは45分前後で停滞していました。 それが、体調不良から復帰後に、走る回数・距離を意識的にセーブする様になってから、ある程度の時間はかかりましたが、過去に経験した事の無いペースでヤビツのタイムが縮んで行ったのです。 それにはパワーメーターの導入も大きなファクターではあると思いますが、これはあれば尚良いと言う程度の物だと思います。 とにかく週に2回、20分を2本のトレーニングをして、後の1回をヤビツなりのある程度の距離を走るヒルクライムにあてるだけで良いのです。 毎日闇雲に走るのでは無く、しっかり強度を上げたトレーニングをする日と、休息日を作り脚を回復させる事。 それが大切だと思います。 ただ休息日に何もしないのも精神的に辛い物がありますので、僕は自転車に乗らない日は1時間弱の散歩に出る事にしています。 たまにはカメラを持って出かけてみたり。 でも決して走ったりはしません。 ただ本当に散歩をするのです。 それだけでも夜の睡眠がとりやすくなったりする物です。 いつもながら取り止めのない内容になってきました・・・ とにかく言いたかったのは。 「自分を追い込まない!!」「人に流されない!!」と言う事が大切だと言う事です。 今回の内容は自分に対する確認と言った意味合いが強いのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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