フリーカメラマン 杉本祐一の日記
2013年1月27日(日)曇り。 アルジェリア人質襲撃事件の、最後の日本人犠牲者のご遺体が民間機で帰国した。この事件で考えたことは、日本人のアラブ・イスラム世界への認識の甘さが招いた事件でもあるような気がする。 中東・北アフリカ情勢の情報分析と研究を研修を通じて、企業サイドでも行われていたと思われるが、どんな内容だったのか知りたい。当然イスラム研究者、旅行者、在外防衛武官、イスラム取材ジャーナリスト、アラブ・イスラム諸国の大使館館員、公安関係者等の講座・講演などが、最低限の教育だろう。 それと、関連施設での警備・監視体制の見直しが不可欠だ。24時間の陸・海・空の監視、当然、低空での進入、陸路での進行に対処できるレーダー網の完備等が必要だ。当事国の軍・警察・公安との情報交換。もしかしたら、地元の民間人を雇用してスパイ教育をし、各地方に潜伏し情報収集をしてもらう事も必要だろう。 それと、中東・アフリカへの貧困対策への官民挙げての支援を拡充することではないか!