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テーマ:イタリア料理(137)
カテゴリ:素材 ~調味料・他~
ANCHOVY(英語:アンチョビー)は、ANCHOIS(フランス語:アンシュワ)、ACCIUGA(イタリア語:アッチューガ)、SARDINA(スペイン語:サルディーナ)と呼ばれる、地中海・黒海・大西洋・太平洋・ペルー沖に群れをなして生息するイワシのことです。日本では地方によって呼び名が異なりますが、カタクチイワシ(またはヒシコイワシ、セグロイワシ)と呼ばれているものとほぼ同じものです。本来、アンチョビーはこのように魚の名前をいいますが、一般にこのカタクチイワシを熟成させた塩蔵品や、熟成加工し油に漬けた製品そのものをアンチョビーと呼んでいます。
脳にとって重要な栄養素であるDHA(乳児用ミルクにも入っている必須の栄養。また、最近の実験では、老人性痴呆症にも効果があるという事が判明)や中性脂肪を低下させるEPAがたっぷりと含まれています。さらに、イワシの身の部分から抽出される物質(酵素)「イワシペプチド」には、高めの血圧を抑制する効果もあります。 アンチョビーは、頭と内臓を取り除き塩漬けにし熟成、発酵させます。鱗を完全に除去し三枚におろしたフィレ-をオイルで漬けます。サラダやピザのトッピング、小さくカットしてパスタにあえたり、カナッペやサンドイッチに。またグラタンにも最適です。アンチョビーソースは、裏ごししたアンチョビーにビネガーや砂糖・食塩・調味料を加えたソースで、イタリア・スペイン・フランス料理の代表的な調味料です。各種ソースやドレッシングのベースや隠し味に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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