テーマ:世界遺産紀行(1089)
カテゴリ:旅行
長靴の形をしたイタリア半島のかかとあたりに位置するアルベロベッロに行きました。
アルベロベッロのトゥルッリは世界遺産に1996年に登録されています。 高い円すい型の屋根と白い壁。 450メートル四方に1500軒もトゥルッリが密集してるそうです。この情報は(NHK世界遺産の旅より)より。 トゥルッリ全景 散策できるほど広いので、本当におとぎの国に来た雰囲気があります。 トゥルッリの街並み 1軒1軒見ていくと生活感がありました。 洗濯物は干してあるし、トゥルッリの中からラジオの声なども聞こえてきました。 一般住宅街を歩いてると同じですよね。 トゥルッリの屋根は石灰岩を積んで造られており、何も接着になるようなものは使ってないそうです。 (現在、居住しているトゥルッリは接着などして頑丈にしてるかもしれません…たぶん…) そのため無接着で円すい型をととのえる為には限界の大きさがあり、家々が小さいのです。 屋根のアップ(石がキレイに積み重なってます) 15~17世紀のはなし。 家を建てると税金がかかるため、貧しい農民が税金を払わずに済む方法として生まれたのがこのトゥルッリだそうです。 役人が来た際、“これは家ではない”と言えるためにすぐに壊せる屋根にしたと言う話しを聞きました。 そんな過去の話しを忘れてしまうような暖かい感じのする可愛い世界遺産でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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