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2008年05月21日
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カテゴリ:雑感・日記
 今晩は、伊東です。
 仕事はこなしていたものの、どうにも寒気みたいなものが止まらず、仕事の時間帯以外はかぜ薬飲んで毛布に包まって寝ています。早い所「後期高齢者制度の廃止」ポスター貼って回りたいところですけどね…。
 本来なら、記事制作は先日終了した「クラブ野球選手権岩手予選」から書き始めるべきでしょうが、生き死にの問題の方を優先させたいので、記事制作の順番を変更します。


 最近の厚生労働省と自・公政権が出す政策が特におかしい。
 ざっと並べただけでも、次のような政策が出ているのが気になる。

・メタボ検診を受けさせろ。その受診率が低ければ補助金減らす。

・生活保護者はジェネリック医薬品しか使わせるな。違反すれば生活保護外せ。
(文末に※)

 そして、先日の毎日新聞にはこんな記事も載っていた。
・障害児施設契約制度:「利用料滞納で退所可」 家計事情を排除--厚労省通知
 というタイトルで。家計事情を排除、という言葉がなんなのかといえば、かいつまんで言えば「家計が苦しかろうが使用量払え」。そこには「対象者が必要な施策をしなければならない」という国の責任なんぞ全然見えない。文中で岡田喜篤さんが語っている通り「国の責任逃れ」とか言えない。

 メタボ検診にしても必要だ、というのはわかる。薬にしても、薬効が同じだというのが前提ならジェネリックを使う方が負担は減らせるだろう。だどもな、それを一々「やんなきゃ罰を与える」という形でさせるのがいい事か?何か一般市民の所を「ブタ」か何かと勘違いしてない?ついでにこんな施策を繰り出す連中は自分の事を「ブタを飼いならす調教師」とでも思い込んでいないか…おっと、しまったこの書き方じゃブタに失礼だ。

 俺自身肥満体で、その肥満体が元でいろいろな病気にかかりやすいというのも知っているから、健康診断という手立てとんのには反対しない。だがそれに「受診率低ければ~」がくっつくと性質悪い。健康診断受けさせる手立てを取ればいいのであって、罰則が必要だとは思えませんがねぇ。

 生保者にジェネリック~にしても、実は薬効が先発品と完全に同じなのか、という疑問もあるし、ジェネリックしか許されないとなれば、医療の幅は狭まってしまう。ここでも「対象者に必要な手立ては何か」というのから話を始めればいいものを「国家財政がキツイから役立たずに回す金は無い。こんなもので我慢しろ」的感覚でモノ言われるのが非常に不愉快だ。

 で、最後の「障害者施設の契約制度」に関しても、障害者やその周辺の人が抱える様々な問題をどう緩和するか、というのから話を始めるのではなく、公的負担である「措置制度」の対象者の幅は狭める、金が足んなきゃ施設は使わせねぇ、後はどうなったって知った事じゃねえというのが前面に見えて気持ち悪い。

 省庁再編とやらでそれまでの「厚生省」と「労働省」が合わさり、今の「厚生労働省」が出来ましたが、その時に私が思った事は「それぞれの問題に対しての取り組む力が、今までの省と同様に維持されるのか疑問」に思ったものでしたが、その心配は無用でした。なぜなら、事態はそれ以上に悪化していたのですから。

 コーゾーカイカクか何か知りませんが、命に関わる問題も、人が人で生きられるために必要な労働の問題に関しても「銭金」の問題でしか扱われなくなった。その度合いが酷くなった。

 もちろん、何か施策をしなければならない時は、銭金がかかるものであり、そんな事は知っていましたが、その場合でも「命に関わる事、これから先の人間を育てる事…生きていくにあたって根幹的に必要な事はしなければならない」というのを前提において…という風に考えていましたが、そういう風にしなければならない人たちの事を足手まといとしか思わない人が、力を持つようになってしまったんですね。その結果が、格差社会であり、医療格差であり、生きていく事に支障をきたす各政策な訳です。

 去年末の肝炎問題みたいに、その度合いがあまりにも酷すぎた場合は、世論の沸騰によってそれを正した時もありましたが、その目が少しでもゆるくなっている時は厚労省+自公政権+財界の連合勢力の図に乗った行動が続いています。
 今回、一つ一つの事象を追ってみましたが、一つ一つ追ってたたかっていたのでは正直おっつきません。その根っこには何があるのか。先に「厚労省+自公政権+財界の連合勢力」と書かせていただきましたが、そいらが今に至る「生活者破壊してでも自分の利を食らい尽くす」行動を、今なお進めているのであれば、それに対抗するたたかいってのをしていかな、わんないですね。

 あんまりにもこういう政治が続きすぎていたもので「仕方が無い」という空気も充満していますが、その空気を一枚一枚、気付いた人から吹き払っていく。気づいてもらうために話しかけていく。簡単に出来る事ではありませんが、諦めずに続けていくことが、自分達が生きていくための第一歩だ、と私は考える次第です。

 今回は、タイトルこそ「厚労省の~」にしましたが、たくさんの市井に住む人よりも、一部の自分の取り巻き連中さえ儲かりゃいい、と思い込んでいる連中の行動。これで納得しないぞ、と思う人には是非牙をむいていただきたいし、これで仕方が無い、という人に関しても「本当にそんで自分の暮らし維持できるのか考えてみそ」って事で考えていただきたい。少なくとも。

 という事で、るる記事は書いてきました。
 文中の「生保者にジェネリック~」は、その後通達を撤回したとの話を受けていますが、気を抜けばこの類の通達は次々と回っていきます。厚生労働省を、暮らし・生活を守り活かす場所にするために、これからも納得いかないことにはキバむいて記事書いていこうと考えています。今日も拙文お読みいただきありがとうございました。


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最終更新日  2008年05月21日 21時06分22秒
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