兼業主婦の備忘録

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  今月の読書メモ（2023.5）

  今月もよく働きました。読書メモです。​とどのつまり人は食う​佐野洋子さんの食がテーマのエッセイコレクション。北京で過ごした幼少期からのお話。「おいしそう」とかではなくて、食べ物に対する執着や記憶など。参鶏湯はおいしそうだけど、朝鮮人参の表現に笑えました。​​雨柳堂夢咄　其ノ十三 （朝日コミック文庫） [ 波津彬子 ]​不思議で美しい物語。大好きなシリーズです。花双六の話が儚く美しくて。猫たちの話、狸の話。どれも楽しく読後感もよかったです。​貧困は自己責任か （フィギュール彩 2　4） [ 高沢 幸男 ]​寿町で困窮者の自立支援と向き合っている友人の著。血縁、地縁、社縁がない現在。地方に住んでいるとホームレスには出会わないし万年人手不足の業界で働いているのでピンとこないところもあるけど。ホームレスになった方の来し方。寄り添い支援の進め方。ホームレスが駅から排除される状況での本人、地域住民、行政の立場からの考えとすり合わせなど、一線で向き合ってきたからこその意見が興味深い。​きのう何食べた？（21） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​シロさんがデレてきているのがうれしい。テツさんとヨシくんカップルも好きなので会えてうれしかった。軽井沢に行きたくなりました。佳代子さんがちょっとずつふっくらしているのもリアル。​冒険の国 （新潮文庫） [ 桐野夏生 ]​処女作というだけに作者特有の毒が薄い。バブル前夜の浦安。この空気はなんとなく理解出来るけれど、尻切れトンボでもやもやしました。4年ぶりの会社のイベント開催。とっても頑張って準備したビンゴは何も当たらずでも、当たって欲しい人に当たってうれしい。久しぶりの交流の機会は膿がどっと噴出して、よかったのか悪かったのか。

  2023年05月31日

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  今月の読書メモ（2023.4）

  今月の読書メモです。新入社員9名、退職者3名の大波を越え、ようやく落ち着いてきました。​【中古】 最愛 / 真保 裕一 / 文藝春秋 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】​久しぶりに物語を。真保さんらしからぬ独りよがりならラストで読後感悪し。​烏に単は似合わない（4）【電子書籍】[ 阿部智里 ]​どんでん返しというよりは目線の変更ですね。途中までの方が面白かったな。​「神様」のいる家で育ちました～宗教2世な私たち～ [ 菊池 真理子 ]​安倍元首相事件前の発行。色々な宗教の2世が出てきます。途中で宗派からのクレームでなくなりそうになったのを文藝春秋社が引き受けたという一冊。うちの母も某宗教を信仰していて、価値観の押しつけはあったけれど宗教自体の制約はなかったので、自分は関わらないけれど母の信仰に反対はしません。5回と会わずにお見合いで結婚した両親。地方から知る人もいない首都圏に出て、人とのつながりが信仰だったのだと思う。宗教にハマっているのはどの家庭も母親だけど、今の時代はwebでつながれて女性も仕事を持って、子供も忙しいからどの宗教も持続が難しくなるのではないかな。​依存症ってなんですか？ （書籍扱いコミックス） [ 菊池真理子 ]​父親がアルコール依存症なのに気づかなかった作者。家庭という世界に入ってしまうと見えなくなってしまうこと。依存症の子。宗教2世。自死遺族。作者の背負う物を考えるとフェアな視線がすごい。​毒親サバイバル【電子書籍】[ 菊池　真理子 ]​様々な毒親が強烈すぎて、この毒親の親はどうだったんだろうと知りたくなる。​残虐記 （新潮文庫　新潮文庫） [ 桐野 夏生 ]​10歳で見知らぬ男に拉致され1年間監禁生活を送った景子。その体験を描き作家となる。事実と想像が入り交じる終盤。モヤモヤした読後感。​新・トルコで私も考えた 2023 巣立ち編 （集英社クリエイティブコミックス） [ 高橋 由佳利 ]ケナン君も就職し、旦那さんもトルコでお仕事。空の巣症候群を試行錯誤して結局は描くことになる。イスタンブル郊外に新しい空港が出来るも出口がない。変わりゆくトルコと由佳利さんの甥を大歓迎するトルコの変わらない人柄。たまにしか会えなくても熱い抱擁を交わす父子。シンプルな絵柄なのに、フルーツやスイーツがおいしそうで魅惑され、萌えるツボと由佳利さんの表情がいい。GW。数年ぶりに友人とランチに行きました。ランチから、無印良品、文房具屋さん、しまむらを見て回って、久しぶりに女子らしい、楽しい時間を過ごせました。

  2023年04月30日

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  今月の読書メモ（2023.3）

  今月の読書メモです。​母性 （新潮文庫） [ 湊 かなえ ]​娘を授かっても親になれなかった母親ルミ子とその母に愛されたい娘、清佳の物語。耽美な空気で語るルミ子の回想が清佳の目線で現実に戻る。自宅が土砂に埋もれ、娘を救うために愛する母が自殺を図る。夫の実家に同居するが姑、小姑は渡鬼並みのダメっぷり。農作業を1人でさせられ給与はなく、甥に突き飛ばされて流産。夫は浮気し家出、娘は自殺未遂（ここでの義母はかっこいい）義母は認知症となり、夫は15年ぶりに帰宅。という壮絶な半生を清佳のポジティブな語り口で締める。結局ルミ子は母として幸せになれたの？と尻切れトンボでした。最後の錯誤はいらないなあ。​​夜行バスで出かけましょう （コミックエッセイの森） [ 小川かりん ]​​​もっと！夜行バスで出かけましょう [ 小川かりん ]​長距離バスの旅。狭くてつらいイメージでしたが、利用者の立場でのリニューアルに感動！作者が長距離バスも長距離バスを利用した旅も好きなのが伝わります。​超訳百人一首　うた恋い。 [ 杉田圭 ]​図書館にて1～４巻。藤原義孝、陽成院のエピが切なかった。1000年以上昔の人の人間関係や恋愛が伝わるのってすごいです。​平安ガールフレンズ [ 酒井　順子 ]​うた恋い。を読んでから読んだので、わかりみが深かったです。確かに清少納言は今時、紫式部はじっとりしてそうですね。清少納言は子供の頃「セイショウナーゴン」と呼んでいて特撮物の怪獣のようなイメージがいまだぬぐえません(^_^;)​あさきゆめみし　新装版（1） （KC　KISS） [ 大和 和紀 ]​読んだのは手持ちの通常版です。古典月間ですね。何度読んでも源氏と薫が苦手です。職場では若者の退職が続き。入社前見学から見てきた子たちなので、退職手続きは本当に遣る瀬ない。こんな事務のおばちゃんにも会社を思っての熱弁で1時間超えなのに。どうして上司はこの子たちの話を聞かなかったんだろう。男気あって、退職理由となった子の悪口は一切言わないから「評価されないのが不満なんだと」で片付けられて、本当に悔しい。実力があって、常識も良識もある子だから、違う会社でも活躍できると思います。

  2023年03月31日

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  今月の読書メモ（2023.2）

  忙しいって、本当に心を亡くしますね。3年ぶりに行事復活の兆しに今から戦々恐々としています。​罪の声 （講談社文庫） [ 塩田 武士 ]​幼い頃の自分の声が世間を騒がせた未解決事件に使用されていた。グリコ森永事件をなぞり、新聞記者と犯罪に関わらせられた子供の物語。大事件を紐解いたら何もなかった。それを知った新聞記者阿久津の主張がよかった。関わってしまった2人の子供の違い。知らないことの不幸。作者の言葉が胸に刺さった。​君に届け 1-30巻セット （マーガレットコミックス） [ 椎名軽穂 ]​図書館で揃っていたので何度目かの読書。​Real　Clothes（1） （集英社文庫） [ 槇村さとる ]​図書館にあるので何度目かの再読。仕事に関する意識。取り組み。が今回しみた。​よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続 [ 宮部　みゆき ]​安定の「三島屋変調百物語」表題の「よって件のごとし」がよかった。ゾンビである「ひとでなし」の厄災に見舞われた村からゾンビとなった父を追って池を渡りやってきた少女。「ひとでなし」となった大切な人の首を落とすつらさ。村を捨てて、こちら側にやってきたものの･･･。語り手夫婦の愛情とこちら側は別の世界だったための悲しいラスト。「よって件のごとし」の言葉が効いています。保育園時代からのママ友と1年以上振りに飲みました1年以上振りなんて思えないほどスムーズに盛り上がり、モトは家で話をしない性格なので私は初めて聞く話ばかりでした。小学校のサッカーチームつながりの子供たちなので、中学に上がるにあたってサッカーの進路で別れ。高校進学で学校も別れ。来年は大学進学でさらに離れてしまうんですね。あっという間に育っちゃたなあ。

  2023年02月28日

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  今月の読書メモ（2022.12）

  父が亡くなったときにコロナもあってあまりお知らせしていませんでした。欠礼はがきを見た方から、お心遣いをいただいた今月。その方らしいメッセージに心が温かくなりました。​名著の話 僕とカフカのひきこもり（1） [ 伊集院　光 ]​カフカ「変身」、柳田国男「遠野物語」、神谷美恵子「生きがいについて」の対談集。名著は手が出なくて、変身だけ子供の頃に日野日出志版の漫画を読んでいました。ザムザ亡き後の妹さんの話が確かにびっくり。​あきらめません！ [ 垣谷 美雨 ]​安定の垣谷美雨。夫の地元に戻ったものの。そこは男女差別に関して30年は遅れた市。イングリッシュガーデンに憧れて購入した家には石灯籠と松の木が生え手持ちの物より劣る電子レンジとテレビを押しつけられそうになる。そんな市で市議に立候補する。義母も含め女性がみんな魅力的で、ワクワクするラストでした。​ちはやふる（50） （BE　LOVE　KC） [ 末次 由紀 ]​菫ちゃんの番外編が付くのかと特装版を買ったけれど特装版はカラーイラストと最終回のネームだった。がくん。1巻から読み返すと、ラストのクイーン戦を読み流していたことに気づく。でも、やっぱり新のかるたを「千早振る」と見ていたあたり。告白されてびっくり顔が直らなくなったあたり、新フラグと思ったんだけどねえ。​やっぱり、僕の姉ちゃん （幻冬舎文庫） [ 益田ミリ ]​「失ったものを取り戻せるなら　なにを取り戻す？」「自分が言って後悔した言葉たち」哲学のような姉弟のやり取りが深い。この年末になって洗濯機が壊れました。修理が来るのは1週間後で朝からパジャマにジャケットを羽織ってコインランドリーに通っています。息子の小学校時代のチームメイトママに会ってびっくり。お互いに凄い格好なんだけど、近況報告して朝から楽しい気持ちになりました。この1年はずっと忙しくて。ここに来て、上司の心ない言葉と無神経な言動。働かない後輩のご家族コロナリレーで長期休みと心が折れそうな年の瀬。まだコロナも収まらないから気分転換もできず、モヤモヤを休日まで引きずってました。洗濯機が壊れたおかげで気持ちがちょっと上向きました来年こそはコロナの影響が減って、好きな人と好きなことができる日常が戻りますように。

  2022年12月31日

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  今月の読書メモ（2022.11）

  もやもやすることが続いて前向きに働けなかった今月。​【中古】ネガティブに生きる。~ヒロシの自虐的幸福論／ヒロシ​「勝手に大人になると思っていた。ならないね。」ベースが常識のある方だからこその面白さだと思う。​おいおいピータン！！（4） （ワイドKC） [ 伊藤 理佐 ]​出ていたのに気がつかなかった。うんこに支配された人生の男子と頻尿の女子の話が好き。​次の角を曲がったら話そう 伊集院光とらじおと自由律俳句の本 [ 伊集院 光 ]​「割れていい皿に限って割れない」「思春期VS更年期」「息子の目に映る花火を見る」自由律俳句は本当に自由ですね。判る～！から、そういう解釈もあるのかと面白かった。これ以外に寝る前には手持ちの「きのう、何食べた？」を読んでいます。頭では理解しても、感情では受け入れられないということが立て続いた今月。こちらに救われました。“ヘーコキ” ましたね (Cover)笑える歌詞なのに、すんごいかっこいいアレンジ。「hoo！」に吹き出しましたよ。東京ゲゲゲイはマイキーさんソロになってしまいましたが、マイキーさんの声に癒やされました姪達へのクリスマスプレゼントにこちらを購入。​チャムス CHUMS正規品 ブービーノルディックニットグローブ 手袋 ミトン ニット ブービー ハンドウォーマー 防寒 CH09-1268​週末にディズニーに行くのでスーパーセールを待てず、ポイント5倍デーも待たずにポチ。2色とも売り切れになったので、買っちゃってよかったです

  2022年11月30日

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  今月の読書メモ（2022.10）

  毎月書いている気がする。「忙しすぎる･･･orz」毎週「来週になれば、楽になる」と思いながら2ヶ月。毎日、ご飯を作ってくれる旦那に感謝です。​きのう何食べた？（20） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​特装版を購入しました。いつもうろ覚えでレシピを探していたので、食材から掲載巻を探せるのはとても助かります。シロさんパパがシロさんママの暴走を止める言葉が素晴らしく泣ける。​もう別れてもいいですか （単行本） [ 垣谷 美雨 ]​ここまでの亭主関白な旦那も珍しいけれど。「この中で、ダンナに抱きしめられたいと思う人、おる？」は納得。会社のイベントが復活で、佐渡に行ってきました。イカソーメンが食べたくて、行き先アンケードに1票入れたものの、役員がご縁のあるレストランでの食事でイカソーメンにはありつけず。でも、とても素敵なレストランでした佐渡はどの観光地がよかった、という訳ではないのに、空気がきれいで気持ちのよい場所でした。フェリーとジェットフォイル利用なので、自分ではなかなか行けないだろうから、行けてよかったです実家の家族と伊香保に行きました。紅葉が見頃で河鹿橋を昼・夜・朝と3回も見にいきました

  2022年10月30日

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  今月の読書メモ（2022.9）

  色々、行事が動き出した昨今。それはうれしいんだけど、思った通り忙しい。部の後輩が病んでいて、健康の大切さをかみしめながら働きましたよ。​新装版　頭文字D（1） （KCデラックス） [ しげの 秀一 ]​アフィリは新装版ですが、読んだのはオリジナルです。群馬が舞台なので、背景を見ているのが楽しい。碓氷峠の真子ちゃんが一番好きなので、ラストにクールなお姉さんになって再登場しているのがうれしい。86対決のラストは判るけれど、文太さんとのバトルも見たかったです。18年間の連載だそうですが、物語の中では2年くらいなのかな。公道バトルとか運転する高校生、援交（とは本人は思ってないけど）など今の時代だと厳しいなと思う場面も多いけど、おもしろかったです。​やらない理由【電子書籍】[ カレー沢薫 ]​自虐だけどポジティブ。語彙が豊富で言い回しがうまくて楽しく読めます。「痩せたいが、食べるのを我慢するのは嫌」「ピンチは乗り越えたいが、頑張るのは嫌」「部屋はキレイにしたいが、片付けるのは嫌」「話は聞いてもらいたいが、あれこれ言われるのは嫌」やらない理由をぱっと見は屁理屈ながらも丁寧になぞるので納得してしまいます。​素晴らしきテクの世界／宮沢章夫【1000円以上送料無料】​こちらを読んでいる間に宮沢さんの訃報が･･･。読み返したくて探すと絶版になっている作品が多くて悲しい。高騰しているから、再版して欲しいです。高校生の採用試験から内定出し。株主総会。社員旅行。この3つを段取り、交渉、書類作成と発送、会場づくりまでやりながら通常業務もこなし。息子も修学旅行、海外から義妹親子も遊びに来てくれると、公私共に忙しい中、旦那がバイクで転んで骨折して救急搬送。手術のため入院。みんな健康で入院なんで縁がない家族なので、あたふたしました。9月でヤマは越えた･･･はず。10月はごほうび月間で楽しい日々がやってくる、はず。おっかしいなあ･･･orz

  2022年09月30日

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  今月の読書メモ（2022.8）

  今月の読書メモです。モト、夏休み中は自分でお昼を用意して食べていたので母はとても楽ちんでした。反抗期なのか思春期なのか急に素っ気なくなって淋しい母です。​あきない世傳　金と銀 13 大海篇 時代小説文庫 / 高田郁 タカダイク 【文庫】​完結。みをつくしよりも長い物語となりました。話をところどころわすれていますが1巻から読み返すのもなかなか時間がなくて。菊栄、惣次がやっぱりいい。音羽屋、結との対峙。惣次任せになってしまったのが残念。智蔵の隠し子は結局出てこなかったのかな？ラストの親子に感動。特別編があるようなので、楽しみです。​四月は君の嘘（11）＜完＞ （講談社コミックス月刊マガジン） [ 新川 直司 ]​ラストが悲しくも美しい。​タッチ（14） （コミック文庫（青年）） [ あだち 充 ]作者が群馬県出身だからか、図書館の蔵書が充実しています。達也の告白シーンは何度読んでもきれい。お母さんの「甲子園は和也に行かせたかった」が切ない。​H2〔小学館文庫〕（20） （コミック文庫（青年）） [ あだち 充 ]​こちらも図書館にて。作中のセリフが粋で読んでいてクスッとなります。タッチよりも野球の描写が丁寧です。気持ちの描写が少なくて、解釈が分かれる作品ですね。比呂と英雄。ひかりと春華の4人の恋愛模様が描かれます。チームメイトや他のチームのメンバーについても丁寧に描かれています。おそらく、お互いを想う時期があっただろう比呂とひかり。思春期のズレで重ならなかった思い。春華がいい子すぎて、もっとハッキリしたハッピーエンドが欲しかった。最近は市の図書館の本館に通っています。群馬にゆかりのあるコミックが充実していてコミックばっかり今は頭文字Dを借りています。途中まで読んでいたんだけど、ラストを読んでいないので楽しみです。順調に借りられますように。

  2022年08月31日

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  今月の読書メモ（2022.7）

  コロナ蔓延の今日この頃。3年ぶりに海外に住む義妹一家が帰国しました。チケットを取った後に感染者爆増で「不安ならホテルを取るから遠慮なく言って」と出国前にPCR検査を受けて、わが家に来る前にも抗原検査をしてくれてととても気を遣ってくれていて気の毒でしたが、久しぶりに楽しく過ごせました。木曜の夜にわが家に到着だったのでモトに「お風呂用意して義妹一家に先に入ってもらって」と頼んでいたのに旦那が先に入り。7時過ぎだったので外食することになったのですが旦那の提案は車で40分かかる食堂で。9時過ぎに帰宅。そこから旦那を除いた6人が入浴。モトは甥っ子くんを誘って一緒に入っていて、モトの方が気を使っていましたよ。3年ぶりに会ったのに旦那は一緒に出掛けるでもなく。プレゼント選びも準備も掃除もまったくやらず義妹一家は大好きだから、苦にならないけれど旦那にイライラもやもやしました。​アオハライド（13） （マーガレットコミックス） [ 咲坂伊緒 ]​初めて読む作者さん。恋愛のストーリーよりも女友達の方が魅力的でした。​220320T〒【中古】ストロボエッジ【全10巻】完結セット/咲坂伊緒【全巻セット】【あす楽対応_九州】【レターパック限定送料無料/配達指定・代引き不可】​こちらも安堂、団長、さゆちゃん、がっちゃん。脇役が魅力的です。​ムスコ物語 [ ヤマザキ マリ ]​お母さんの達観がお見事。​1ポンドの福音（4）【電子書籍】[ 高橋留美子 ]​昔、３巻まで持っていて続きがなかなか出なくて手放してました。まさか図書館で全巻会えるとは。安定のラブコメです。​吉祥天女（4）【電子書籍】[ 吉田秋生 ]​これも高校時代に読んでいて再読。BANANAのアッシュ同様、望んだわけではないのに与えられた人間の不幸。水絵と暮らすことで少女時代をやり直せるのかな。モト、色々変化の月でした。サッカー部をやめると相談されて2日後に退部してしまい。9年間の後方支援と応援の日々が突然終わってしまいました。部活推薦で入った1年に敵わず、レギュラーが取れないこと。学習面でも部活をやっていない人に勝てないこと。モトはずっと1学年上の試合に出られていたのでメインの学年になっても試合に出られないのなら続ける意味がないんだと思う。ポジション的にスタメンになれなければ出番はないので気持ちは判るんだけど。先月、保護者会後の観戦中しながら色々教えてもらえたのでモトの状況も知ることができたし、お会いしたばかりのママさんからもメッセージをもらってとてもありがたかったです。部活仲間とは引き続き仲良しなので、親子ともどもこれからも応援していきます。進学も看護師を目指していたのですが、急遽変更。苦手な理系を選択したのですが、理系のままで県外の大学を視野に入れてるみたい。理由を聞いても「かっこいいから」だって。目指す物があるならとにかく、かっこいいからでわが家の老後資金を減らすわけにはいきませんあと10年は一緒に暮らせると思っていたけれど、もしかしたら1年半後には家を出るのかもと思うと淋しいです。週末も自由時間になるから、一緒に過ごせる時間が増えると頭を切り替えましたが、心は切り替わらず。母の気持ちは追いつきません･･･。

  2022年07月31日

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  今月の読書メモ（2022.6）

  忙しいにも程がある。という1ヶ月。毎日8時～9時まで残業で旦那がご飯を作ってくれていました。感謝。控えめな読書メモです。​夫の墓には入りません （中公文庫） [ 垣谷美雨 ]​数ページ読んで再読なことに気づいたけれど面白くて一気読み。私も庇護される対象ではないからなあ。​風の谷のナウシカ（7巻セット） トルメキア戦役バージョン （アニメージュコミックスワイド版）​今さらですが、図書館に全巻揃っていたので借りました。映画の部分はほんのさわりでその後が壮大だった。​1％の努力 [ ひろゆき ]​大きな物から入れなさいという壺の話は初耳で納得でした。モトの部活の保護者会がやっと開かれて色々な話を聞けました。同級生の保護者と会ったのはなんと初めてです家にいてもゲーム三昧だろうから部活を続けたらと気軽に進めてモトも楽しくやっているので何にも気にしていなかったけれど基本的には部活推薦で入った生徒が部活重視のクラスに所属して続けるようなハードな部活だったこと。期末テスト期間ももちろん練習があって、38℃の中45分走したらしいモトの学年は諸事情で部活推薦をスカウトしていなくて人数が少ないけれど下級生がモトの学年の3倍以上入り、レベルが高いのでレギュラー争いが厳しいこと。モトはテスト期間「時間がなかった」とお弁当を残していたけれど、部活をしっかりこなして、塾の自習室で10時まで勉強していました。保護者会後、練習試合を見てたんだけど、中学時代の後輩とも仲良くやってたので、まあ余計なことは言わないで後方支援をがんばります。高校時代の友人4人で今頃ラインでグループ通話をしたり。幼なじみの親友とドライブに行ったり、元同僚とランチに行ったり。ベビーマッサージ時代のママ友と集まったりと急に交流が増えてます。仕事の忙しさを週末のごほうびで乗り越えた1ヶ月でした。こんな日々が続けられますように。

  2022年06月30日

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  今月の読書メモ（2022.5）

  慌ただしかった5月。まだ心は4月で、ふいにカレンダーを見てびっくりしています。​うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門 [ 古泉智浩 ]​​うちの子になりなよ　里子を特別養子縁組しました [ 古泉智浩 ]​入門編は赤ちゃんがやってくるところから。普通の育児日記として楽しく読める。最後の漫画が切ない。養子縁組編は特別養子縁組のことがくわしく描かれたコミックエッセイ。奥さんの気持ちがすごい。縁組み時の面談で「旦那様と添い遂げるか？」の質問に「この先どんなことがあっても裏切られて仮面夫婦になっても離婚だけはしない」審査がおりたときに「幸せすぎて明日死ぬんじゃないかと。私に何かあるだけならいいけれど、この子や家に災いが起きたらどうしようと胸がざわざわした」「どんなに努力しても不妊治療が実を結ばなかった私にとってどこかで、本気の願いは叶わない、と諦めていた」特別養子縁組が子供を望む夫婦のための制度ではなく、子供のための制度なのだということがあらためて心にしみました。​はらぺこ万歳！ おかわり 夫婦ごはん＆親子ごはん [ たかぎ なおこ ]たかぎさんは食べ物エッセイは食べるのが好きなのが伝わってくるのが大好き誕生日に家族で食事に行ったモト。誕生日は土曜日だったのに誰からもお誘いがなかったのかとかわいそうに思っていたけれど、部活のママさんから「お誕生日お祝い焼き肉」に行ったことを教えてもらいました。そう言えばプレゼントに馬のかぶり物をもらってたよかったコロナ渦で色々制限はあるけれど。高校生活はとても楽しい時間だから、しっかり楽しんでほしいです。

  2022年05月31日

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  今月の読書メモ（2022.4）

  モト、進級しました。看護師になりたいと、文系のアタマなのに理系を選択。目標を高く設定したので、昨年から塾も通っていました。でも取りたい授業が通える時間にないので近所の個人指導の塾に転塾します。​傘のさし方がわからない [ 岸田 奈美 ]​障害者だからと一括りにしてしまう対応。お母さんは秒で車に車椅子を詰め込んで乗り込める。弟さんは暗闇の中を走り抜けるアトラクションが大好きなのに乗れない。「奈美ちゃんと結婚して弟くんを支えられない」と別れを告げた彼氏。でも、良太くんの方がやさしく丁寧で奈美さんが何度も助けられている。そんなたくさんのことをおもしろおかしく描いてる良書です。​はぴはぴ　くるねこ　9 [ くるねこ　大和 ]​​はぴはぴ　くるねこ　10 [ くるねこ　大和 ]​10巻書き下ろしに涙･･･。​将棋の渡辺くん（6） （ワイドKC） [ 伊奈 めぐみ ]​毎巻、季節感あふれる表紙が好き対藤井棋士戦。防衛者の感覚とは？渡辺棋士のぬいぐるみ好きを公言したお仲間への釘の刺し方。そりゃ、刺すよね。部活はモトの学年は元々少なかったのにさらに退部してしまって、2年だけではチームが作れません。その反動なのか部活選考で1年生が25人入る予定だそうです。禁止されていた観戦も解禁になったので、盛り上がってほしいです。

  2022年04月30日

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  今月の読書メモ（2022.3）

  コロナ、本当に落ち着かないですね。先日、姪が罹患しました。家族があきれるくらい注意していて、この2年間、テイクアウトはするけれど、外食はしない。それでも外食するときは個室を利用して16時に開始。彼氏や友だちともほとんど会わない。（この2年で10回くらいしか会っていない。イベントの時にプレゼントを車で渡す程度。）ショッピングモールには基本行かない。行くときは閉店間際か開店直後のすいてる時間に行く。もちろん、お店に行くときは入退店時にアルコール消毒をする。外のトイレは極力利用しない。外では物を食べない。自宅での夕飯も家族で取り箸を添えて食べていました。それほど気をつけていても罹ってしまって、驚きました。本当に誰が罹ってもおかしくない状況ですね。【中古】忍者飛翔 コミック 1-5巻セット (MFコミックス フラッパーシリーズ)​こちらも友人から。これはまったく読んでなかったです。明日香シリーズのように気持ちを伝え合わないけれど強く結ばれていて楽しく読めました。​今夜、すべてのバーで　〈新装版〉 （講談社文庫） [ 中島 らも ]​手持ち本の再読。アフィリは新装版だけど、私のは通常版。らもさんが実際にアルコール中毒で入院した経験を元に書いているのでとてもリアルに病院内、体調、患者仲間を描いています。500円という値段に「昔は本が安かったなあ」とめくってみたら、購入日と購入店舗を書いてました。28年前の購入。大分近所の書店も減りましたが現役のお店でした。​花より男子（37） （マーガレットコミックス） [ 神尾葉子 ]​図書館でまとめ借り。途中まではリアルで揃えてました。今読むと、つくしの両親があり得ないし、つくしもところどころあり得ない。道明寺の一途さに比べるとふらふらしすぎてて。モテすぎる理由が不明。椿さんやしげるさん、桜子の方が好感持てます。​ガラスの仮面 49 （花とゆめコミックス） [ 美内すずえ ]​こちらも図書館にて。何度目かの再読。読み返すたびに亜弓さん推しになる。最終巻が出たのがもう10年前。ラストが本当に読めるのかなあ･･･。​三千円の使いかた （単行本） [ 原田 ひ香 ]​題名を見て家計や投資の本かと思って図書館に予約したら小説でした。垣谷美雨さんっぽくて読みやすい。ラストの結婚を考えてる相手に奨学金があって、という話。家庭のお金の感覚の違いというのが浮き彫りになる描写で興味深かった。「えー、そうしちゃう？」というラストにモヤモヤ。​ぼくのお父さん [ 矢部 太郎 ]​他人が見たら素敵エピソードも子供からしたら微妙だったり。芸術家なお父さん。お母さんも芸術肌ながら、家庭を持ったらそうはいかなかったんだろうな。色合いが素敵で癒やされます。​夜がどれほど暗くても [ 中山七里 ]​スキャンダルが売り物の雑誌の副編集長、志賀の息子が大学の講師をストーカーして夫妻を殺害し、自殺を図った。スキャンダルを追う立場から追われる立場へ。被害者夫婦の娘とのやり取りは見ていて救われる思いだけれど、最後のどんでん返しが性急すぎて。そのままでのラストを見たかったです。​あの頃の誰か （光文社文庫） [ 東野圭吾 ]​あとがきで作者が「わけあり物件」と語る短編集です。バブルが香る物語や秘密の原型があったり、楽しく読めました。友人のオススメで藤井風さんにハマっています。藤井 風 - "まつり" Official Video今はネットで無料で楽しめて簡単に沼にハマりますねyoutubeや作品レビューでディープな情報も簡単に飛び込んでくる。このロケ地が前橋市の臨江閣と、同じく群馬県の甘楽町、楽山園でびっくり。臨江閣は明治時代に有志の協力と募金で建てられた群馬県の迎賓館。明治天皇、大正天皇も滞在した歴史ある建築物で、手延べ硝子から見るゆらめく景色が大好きなお気に入りの場所です落ち着いたら、巡礼したいなあ。

  2022年03月31日

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  今月の読書メモ（2022.2）

  オミクロン株蔓延ですね。うちの会社でもついに感染者が出て、濃厚接触者も出ています。感染した場合、濃厚接触者になった場合。自宅待機になった場合の給料の取扱い。エッセンシャルワーカーに該当するので、その対応。3回目のワクチン接種の団体予約や抗原検査薬の購入などなど、あちらこちらに相談して整えています。保健所は多忙だと思うので、県の該当部署に問い合わせましたが、とても丁寧に教えてくださって、感謝です。​魂手形 三島屋変調百物語七之続（7） [ 宮部　みゆき ]​聞いて聞き捨て、語って語り捨ての変調百物語。村を火災の禍から守る火焰太鼓。ぬし様と嫂様の仲睦まじい様子が語られた後の悲しい宿命。美丈夫の語り手の兄が火傷を負わなかったらその宿命は自分が負うものだったかもという想い。挿絵が切ない。富治郎お気に入りの団子売りのおみよの家族の一途の念。格式ある料理屋に勤めて、女将に仕込まれた母お夏。病んだ夫のために落ちぶれた料理屋で身を売るが･･･。子供達の顔を変えるほど、自らの目玉をくりぬくほどの情愛。全てを語った後のおみよが悲しい。魂手形おちか懐妊の吉報から始まる。語り手は木賃宿の息子だった吉富。死者を彼岸に送る七之助と凄惨な亡くなり方をして成仏できない水面。体が弱った七之助に代わりに吉富が水面の無念を晴らす。爽快な流れから、突き落とされるような伏線。次巻が楽しみです。​【中古】 超少女明日香 / 和田 慎二 / 白泉社 [コミック]【宅配便出荷】​昨年、友人と紅葉を見にいったときに和田慎二さん亡くなった話題になり、「そう言えば明日香ってラストどうなったんだろうね」とつぶやいたらまさかの「持ってるよ」で、貸してもらいました(^m^*)超少女、ふたりの明日香、子守歌、雨の封印、ウエディングスター、救世主、青年誌に移って、聖痕編、式神編、学校編。一番覚えていたのはふたりの明日香。登場人物があっけなくどんどん死ぬのが今は違和感だけど、今読んでも面白い！もう亡くなって10年が経つんですね。もっと読みたかった。​​贄姫と獣の王 15 （花とゆめコミックス） [ 友藤 結 ]​生け贄として育てられたサリと半分人間であるという秘密を抱えた魔族の王。サリの生け贄としての覚悟がある意味怖い物なしで正面から向き合うのがいい。​花ざかりの君たちへ（愛蔵版）（1） （花とゆめコミックススペシャル） [ 中条比紗也 ]​図書館にて。再読。高飛び選手の佐野に憧れて、アメリカから日本の全寮制男子高校に入学した水稀。設定も無理があるし、寮生活でおおっぴらに飲酒してたり。昔読んだ時には感じなかった違和感があって、時代と年齢を感じました。​あきない世傳　金と銀（十二）　出帆篇 （時代小説文庫） [ 高田 郁 ]​みをつくしと比べるとイマイチかな？と思っていたけれど、本編と番外編を足しても巻数を超え盛り上がってきました。幸のよき理解者、菊栄さんと惣次さんが好き。惣次さんが素直に「惜しい女房を手放した」と語るのが爽快。音羽屋は懲りずに真似る、横やりを入れる程度けれど結が出てこない。これから色々関わってくるのかな？久しぶりに友人と電話しました。電話するにも日時を決めて、5分くらい話せるかな？なんて言ってたのにLINE通話で2時間の長電話でしたハマっているアーティスト、パソコンの買い換え、SNSの使い方、昔と違ってコアな情報が入ってしまう現状（youtubeのコメントとか）、今の若者を見ていて思うこと、等々。楽しかったです好きな本や音楽を言うことって「知らないなあ」とか「え、この年でまだ漫画読んでるんだ」とか思われそうで、職場の同僚やママ友さんに言う勇気が出ないんです今度はグループ通話を計画しています(^m^*)

  2022年02月28日

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  今月の読書メモ（2022.1）

  意外と読んだ本の内容を覚えていません。私にとって、読書はその時の娯楽なんだな。それでも、外出先で空いた時間に本がないと落ち着かないです。最近はどこも本や雑誌を撤去してるし​ごはんぐるり [ 西加奈子 ]​正解すぎるお店。私も正解すぎる人がちょっと苦手なので、「自分が面倒くさい人間だとは判っている」に吹き出しました。​まにまに [ 西加奈子 ]​自己紹介するときに名字で名乗るって分かります。私はクラスに同じ名前が3人いて、仮に「あきこ」だとすると他の２人が「あきちゃん」「あきこ」と呼ばれていて私は名字でした。転校生だったこともあるんだけど、なんか淋しかったなあ。息子を見ていると最近はファーストネームで呼び合っているよね。男女関係なく呼び捨てているのを見るとおばちゃんドキドキしちゃいます。​MONSTER（18） 終わりの風景 （ビッグ コミックス） [ 浦沢 直樹 ]​再読。ケンゾーがどんどんかっこよくなります。エヴァも好き。​MASTERキートン 完全版（7） （ビッグ コミックス） [ 浦沢 直樹 ]​図書館でオリジナル版一気借り。1話1話が面白い。東西冷戦とかイングランド紛争とか、もう歴史ですね。​​ファンタジウム(1)【電子書籍】[ 杉本亜未 ]​​図書館にてコミック1～9巻一気読み。途中まで読んでいてそこで終わりかと思っていたら続いてた。デスレクシア(難読症）の障害を持つ天才マジシャンの良。友人を作り、信頼できる仲間を作り、自分をいじめていた相手さえも救い、そのことで日本を離れることになるが、その誤解も解けそうなさわやかなラスト。​浦沢直樹祭りな1月。図書館には「BILLY BAT」も揃ってたんだけど、1巻で挫折。「YAWARA」が読みたいけど、なくて残念。友人に和田慎二の明日香シリーズと忍者飛翔シリーズを借りたので2月は和田慎二祭りですコロナ感染急拡大で楽しみにしていたママ友とのランチも延期。巣ごもりのお供があってうれしいですモトから私への誕生日プレゼント靴下にミックスナッツ、ドライフルーツにお気に入りのパン屋さんのカンパーニュ。母のツボを覚えていてくれるのがうれしい節分には、16歳になっても豆をまいてくれる息子です

  2022年01月31日

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  今月の読書メモ（2021.12）

  毎年、1年があっという間に過ぎていきます。まだ心は10月あたりの気分​このゴミは収集できません [ 滝沢秀一 ]ゴミ収集員の仕事に就いたお笑い芸人のエッセイ。私も育成会で廃品回収をしてから資源ゴミの分別を知りました。ビーズクッションはパッカー車に巻き込まれるときに爆発する。ペットボトルは強風で生き物のように逃げ回る。といった現場からのトリビア的なネタから「収集されない」と嘘をつく住民の話。現在のゴミ処理施設の使用可能年数は処理技術の進化によって延命しているということ。笑えて、考えるエッセイです。​マキとマミ～上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話～ [ 町田　粥 ]​​公式からも放置されている乙女ゲームにハマってる女子と女性上司。こんな風に盛り上がれたら楽しいだろうな。​キャットストリート（＃1） （集英社文庫） [ 神尾葉子 ]​図書館に揃っていたので借りてみました。天才子役だったけれどダブルキャストの子役仲間に裏切られて演技出来なくなり不登校になったケイト。フリースクール、エル・リストンに通うことでひとつひとつを乗り越えて手に入れていく。その課程がもどかしいほど丁寧で「花より男子」よりもしっとりとしていて好みです。​【中古】斉藤さん 1〜14巻全巻セット｜小田ゆうあ｜集英社（少女コミック）​こちらも図書館に揃ってたと思ったら11巻まででした。ラストが気になる。新シリーズも出てるんですね。​「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」劇場アニメ公式ガイドブック [ 2019「この世界の片隅に」製作委員会 ]​オリジナルとの違いは正確には語れないけれど。りんさん、テルちゃんのエピが追加されて、戦争物だけではない物語で周作さんがどうして水原の元にすずを行かせたのかが伝わる。リンさんの言葉。「売られた子供でもこうして生きている」「誰でも何かが足らんぐらいでこの世界に居場所はそうそう無うなりゃせんよ」この言葉はこの物語から削除してはいけないワードだと思う。右手がなくても、子供を授からなくてもすずさんの居場所はある。リンさんとのご縁。海苔を届けた時の人さらいと鬼いちゃんとのつながり。ちゃんと見比べてみたいな。​Prime Time [ 東京事変 ]​買っちゃいました(^m^*)公式からYOUTUBEにもたくさんアップされているけれど、もちろんされていないものもあって、楽しめました。新曲「原罪と福音」が収録されてなくてベストアルバム「総合」を買いたくなっています。​【楽天ブックス限定先着特典】東京事変オールタイム・ベストアルバム『総合』(2CD)(アクリルキーホルダー) [ 東京事変 ]​アクリルキーホルダーも欲しい職場では総務部員が削減されて。でも、新しいシステムが導入されたり求人も丁寧さが必要で日々仕事に追われています。締切がせまった順から仕事を片付けている感じ。コロナが収束したら、社内のイベントも加わります。予算の中で社員がよろこんでくれるイベントを考えるのが忙しいながらも楽しかったけれど、今その気持ちが持てるか自信がないです。コロナが収まって、自分で充電できるようになればまた違うかな。来年は攻めの姿勢で仕事をしたいです。

  2021年12月31日

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  今月の読書メモ（2021.11）

  コロナが落ち着いて、久しぶりに友人と会える日々。当たり前だと思っていたことがどれほど幸せなことだったのかをかみしめる日々。​代理母、はじめました （単行本） [ 垣谷 美雨 ]​近未来の日本。富士山が噴火し、人々の仕事はAIに取られ失業者があふれている。16歳で年齢詐称し父親に代理母をさせられたユキが自ら代理母業を立ち上げる。儲け主義の産婦人科医。男性優位な世の中。ジェンダー問題。垣谷さんのインパクトの強い題名からワクワク読み進められるかと思いきやちょっと違った作品でした。色々詰め込みながらも、最後はほどよいラストなのが救い。​【中古】 のはなし ／伊集院光【著】 【中古】afb​伊集院さん、ラジオも大好きです。（youtube派ですが）面白すぎて寝る前に読み出すと止まらなくなる。父親への反抗が「メリットのシャンプーで頭をごしごし洗った」というのが笑えました。のはなしに／伊集院光アフィリなし。1ネタの長さが伸びて1巻よりも読み応えがあります。奥様へのプロポーズの話が大好き。蛍を見せてプロポーズの予定が、真っ暗な山道を思い詰めて無言で歩く伊集院さんに「ここで殺されて埋められるのではないか」と思った奥様。仕切り直しのプロポーズの言葉。「俺、商売柄口が達者だから、50年くらいだったら君に『幸せだな』って勘違いさせ続ける自信があるんだ」それに対しての奥様の答え。「50年は半端なんで余裕もって100年くらいお願い」さすが伊集院さんの奥様。素敵すぎるのはなしさん／伊集院光こちらもアフィリなし。「愛だの恋だの」の話。ネタによって中心になったり、賑やかしのポジションになったり。それは普段のトークでも同じこと、に同意。スキャンダルの多い男性を「恋愛の達人」ではない。「男は浮気するのが当たり前」というトークの流れに、「俺はもしかみさんが死んだら次の日に死ぬかもしれない」と語ったことから手紙をいただいた男性。大好きな奥様を亡くされて、奥様をよろこばせるために子供をしっかり育てあげると。この男性に「恋愛の達人」の称号をあげたいにも超同意。芸人の自己破産の話。「借金も遊びもギャンブルの芸の肥やし」という世界だけれど、師匠の「肥やしのやりすぎは根っ子が腐る」という言葉の含蓄の深さ。深い話を入れても笑いを取るオチがまたいい。​世間とズレちゃうのはしょうがない [ 養老 孟司 ]​「わがままを言わない」「他人に迷惑はかけない」「苦労したら報われる」「我慢した分幸せになれる」みたいな価値観の崩壊。我慢して我慢して、ちゃんと積み上げてきた人たちのきつさ。確かに価値観がこの数年でがらりと変わりましたよね。​きのう何食べた？（19） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​映画は気になるけれど、まだちょっと怖いので我慢。表紙は映画帰りの二人かな？秋らしくて素敵。めずらしくシロさんがケンジの元カレに嫉妬。フォローするケンジの賢明さがいい。富永さん。人付き合いの広さが素敵です。​アルトゥルと行く！不思議の国・ジャパン [ アルトゥル ]​アルトゥルさん。ツイッターでファンになりました。これはコミックになっている分、きれいになりすぎてるなあ。いつものつぶやきの方がくすっと笑えます。毎年、紅葉を見にいっている友人と赤城神社に行きました。花より団子。ほうじ茶持参でお団子を買って登りました。映え、とか無縁の写真。紅葉というよりも冬景色でした。モト、文系のアタマながら、進路を見据えて来年から理系クラスを選択。苦手科目を克服したいと塾通いを始めました。テスト期間は毎日送迎。送りは旦那がやってくれて、私は11時の迎えがメイン。寝る準備を済ませて迎えに行って、いつもの時間には布団に入れるんだけど。なんだか疲れ果ててしまいました。50歳を過ぎたら疲れると動悸と歯痛が起こるようになってしまって。ダイエットの筋トレもウォーキングも休業中です

  2021年11月30日

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  今月の読書メモ（2021.10）

  夏から冬になったような気候。乾燥がひどくて、首がかゆくて掻きまくってたら、象のような皮膚に。こんなことは今までなかったんだけど、年を取ると未知のトラブルが発生するんですねえ​3月のライオン 16 （ヤングアニマルコミックス） [ 羽海野 チカ ]​零くんとひなちゃんの恋愛が順調に進んでいく様子。宗谷名人の自宅。ご家族、同居人のエピソードもよかった。将棋要素が少なめだけど、物語が好きなのでOKです。二階堂くんの零くんへの思いと自分を振り返っての気持ち。三日月堂の話はちょっと都合よすぎるけど、物語だしね。あかりさんの恋愛も早く読みたいです。​ハチミツとクローバー（10） （Queen’s comics） [ 羽海野チカ ]​羽海野さんつながりで図書館で借りて一気読み。はぐちゃんの強さ。もし、あのケガがなければどんな人生だったんだろう。森田と共に切磋琢磨しながら創り続ける人生もあったよね。ライオンにもちょっとハチクロメンバーが出てくるんだけど創っているはぐちゃんにほっとする。​うちの父が運転をやめません [ 垣谷　美雨 ]​相変わらず、見過ごせないお題。新刊かと思ったら再読でしたが面白くて2時間ほどで読み切りました。車を取り上げるということ。ずっと過ごしてきたふるさとを離れること。リアルの買い物という楽しみを奪うこと。（これはコロナの自粛中唯一の外出で自分も痛いほど判ります）ある方法での結論が出て、じんわりとあたたかくなる読後感です。​百姓貴族（7） （ウィングス・コミックス・デラックス） [ 荒川弘 ]​コロナの影響。観光客が気軽に畑に入ることの影響。牛をやめたらハエとクモがいなくなり、スズメも鶴も来なくなった。結果、畑の害虫が増えた。犬がいなくなったらキツネが近寄ってくる。    妹さんのスマホに産卵、孵化、羽化が行われていたこと。どれも考えさせられるネタなのに、笑えます。予約していたものの届かなかったこちら。​詩歌川百景（2） （flowers コミックス） [ 吉田 秋生 ]​すんごく楽しみにしていたのに直前に2月への発売延期。もう刷り上がっているくらいだったんじゃ？と思うのに4ヶ月の延期って、びっくりしました。先生になにかあったのか、内容がなにかダメだったのか。気になる～～。モトの中学卒業後、ずーっと集まれなかったママ達と集まりました。保育園から、なんなら分娩室・新生児室からのお付き合い。小学校からはサッカーのチームメイトとして、親子共々、色々な想いを共有した仲間です。高校生になって、別の学校に進学して、それぞれに頑張っている様子、会わない間に色々変化があったご家族の様子に驚きました。来月にはモトのベビーマッサージから一緒に遊んでいたママ達とランチします。こちらは子供たちがそれぞれスポーツや習い事を初めて、中学に進学したら部活があってと、もう何年も会えないでいたメンバー。SNSでつながっていたママさんが声を掛けてくれて、LINEで連絡がつながりました。10年前ならそのまま切れてしまっていたかもしれないご縁。時代に感謝モトは部活が復活。彼氏と会うのを自粛していた姪もデート復活。週末の買い物、テイクアウト外食のつましい日々で、モトも姪も他に楽しみもなく、一緒についてきてました。高校生男子になった息子と過ごせた、ちょっと幸せな日々でした。それでも。この小康状態が続いて、何なら波が来ないで収束に向かってほしいと切に願います。

  2021年10月31日

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  今月の読書メモ（2021.8）

  うちの会社はカレンダー通りの営業。開店休業状態のお盆の会社はそれはそれで好き溜まった雑用を片付けようと思っていたけれどダラダラ作業してしまってまったく片付きませんでした​この世界の片隅に（上） （アクションコミックス） [ こうの史代 ]​図書館に「この世界の（さらにいくつもの）片隅に」のDVDが入っていて、早速、予約しました。そんなことで原作再読。本当は映画館で見たかったくらいに大好きな作品。一度公開延期になっていて、公開されていたのを知りませんでした。（さらにいくつもの）はリンさんのエピソードも入ってるそうなので楽しみです。​この世界の（さらにいくつもの）片隅に [ のん ]​すずさんが子供が出来ずに悩んでいる時にりんさんがかけた言葉。「誰でも何かが足らんぐらいでこの世界に居場所はそうそう無うなりゃせんよ」この言葉はこの物語のキーワードだと思っているので、省略されたのが残念だったんです。今度は入っているといいなあ。​ローカル線で温泉ひとりたび【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​たかぎさんの旅エッセイ。スタートが群馬県の水沼温泉なのに行ったことがないので行ってみたくなりました。旅の交通費、宿泊費、食事代などのまとめが出ていて、旅行に行きたくなります。​あきない世傳　金と銀（十一）　風待ち篇 （時代小説文庫） [ 高田 郁 ]湯上がりに着るだけのものだった湯帷子を​浴衣に。「一時の流行にしないために」幸が考えたこととは。同業者の組合。心を尽くせば相手も尽くしてくれる。菊栄様と惣次がよいキャラクターで、これからの展開が楽しみです。​ま、いっか。 （集英社文庫） [ 浅田次郎 ]​いまだに私のナンバーワンエッセイは勇気凜々シリーズです。それに比べると落ち着いた印象ですが、するすると読めました。​消えたママ友 [ 野原　広子 ]ネットの連載を見て続きが気になり図書館で借りました。ママ友の関係ではなくて、家族の関係が病んでました。子供が影響を受けているのは読後感もやもやです。​​離婚してもいいですか？　翔子の場合 [ 野原　広子 ]​こちらも気になり図書館で借りました。出産を機に専業主婦になった翔子とモラハラ気質の夫の話。私もニコニコしながら溜める性格なので判る部分はあります。「消えたママ友」同様、子供がしわ寄せを受けるラストがしんどいです。​もうあかんわ日記【電子書籍】[ 岸田奈美 ]​父は他界、母は車椅子ユーザーながらコロナ禍に入院。ダウン症の弟に認知症の祖母と2匹の飼い犬。そう聞いただけでも「大変そう」と思うのに本人入院中の入院費の振込が本人じゃないと出来ない仕組みとかベランダに住み着く鳩とか。日々のタスクが地味に負担になって。語り口調が楽しく、家族が大好きなのが伝わるから楽しく読めます。家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった [ 岸田 奈美 ]​もうあかんわ日記がよかったのでこちらも借りました。「パパなんか死んでしまえ」と言った夜に急逝したお父さん。後悔もあるけれど大好きで尊敬しているのが伝わって、ダウン症で知的障害のある弟さんへの敬意。お母さんへ「死んでもいいよ」と伝える愛情。余命宣告された癌患者のカメラマン幡野さんの「サポートって相手に押しつけるものじゃなくて、相手を手伝うこと」という言葉に自省しました。文章が楽しくテンポがよいのに泣かされます。​はぴはぴ　くるねこ　8 [ くるねこ　大和 ]​くるさんのインスタで胡てつくんが雲上事業部に転勤と知り再読。胡てつくんは胡ぼんくんの次に好きな子だったので、悲しい。読み返しても、本当にいい子で泣けます。会社の若者としゃべる機会がありました。彼らも遠く忙しい現場に配属になっているのに、不満は大変な現場を持ってしまった上司の負担や正しく評価されない同僚のこと。社長に話したいから早く話が出来る場が欲しいと話していました。昨年以降に入社した社員はまったく社内の人と話をする機会を持てません。うちの会社は技術部署は現場に直行直帰なので、部が違うと話をする機会がなくて。通常なら、新入社員歓迎会で温泉宿泊、協力業者も参加しての飲み会、表彰会、ゴルフコンペと社員旅行、各部での季節の飲み会と行事を取り入れています。本当にコロナ、落ち着いて欲しいです。

  2021年08月31日

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  今月の読書メモ（2021.7）

  今月も相変わらず、バタバタな毎日です。図書館で借りては読めずにそのまま返したり。最近は旦那の方が帰りが早いので夕飯作りは旦那の仕事になっています。夕飯の心配がなくなった分、キリがつくまでやってしまいます(^_^;)​山女日記 （幻冬舎文庫） [ 湊かなえ ]​山登りが舞台の連作短編集。気持ちの描写が「ああ判るなあ」と感じます。見た目バブルな婚活女性の話が好きでした。湊かなえさんらしくなく、さわやかな読後感。わたしの源氏物語 （集英社文庫） [ 瀬戸内寂聴 ]私にとっての源氏物語は「あさきゆめみし」です。それよりも丁寧に時系列が語られていて、改めて源氏の節操のなさに腹立たしくなります。私は花散里の君が好きなのですが、作者には不評。​​トリガール！ [ 中村航 ]​図書館の福袋「映画化された原作本」にてお借りしました。「鳥人間コンテスト」に挑む大学生の物語。ちょっと、ジュニア小説のような文体でこそばゆかったりしましたが、楽しく読めました。モト、部活がオフの日は高校の友達とはあまり遊びません。部活の同級生は市外から来ている子も多いそうで。夏休みに「みんなで海に行く！」と計画して楽しみにしていました。私も青春18きっぷを調べたり、乗換案内で見てみたりしてましたが、昨今の感染拡大で「みなかみ（県北部の観光地）でBBQする」になり、さらなる急拡大で「市内のプールに行く」に変更になりました感染防止の急先鋒の姪姉ちゃん。彼氏とはいまだに合わない日々を送っています。「3年付き合っているけど、ここ1年半は3回しか会ってない」と。クリスマスプレゼントをコンビニの駐車場で交換して、お互いの誕生日に会ったのみという徹底ぶりです。一時は群馬も感染者数0となり、お互い同居している祖父母のワクチン接種も終了したので、お盆休みからは会えるとよろこんでいたのに若い人たちの大切な時間が早く思いのままに過ごせるようになりますように。

  2021年07月31日

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  今月の読書メモ（2021.6）

  今月は本もあんまり読めませんでした​さまよう刃 （角川文庫） [ 東野　圭吾 ]​残忍な描写があるから好みは分かれる作品ですね。私はするする読み進めましたが「え？」となりました。殺人犯を生かすために遺族を殺める。2段のどんでん返しが、いらないなあと感じました。​高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで【電子書籍】[ もつお ]​神様からの命令で強迫性障害と摂食障害で苦しむ作者。私も戸締まりや火の元は不安で何度も確認してしまうので判るなあというところと「神様からの命令」を医師にも家族にも言えず、友達のことも信頼できない様子が苦しい。東京事変のアルバムが発売されました。​音楽 [ 東京事変 ]​2年の歳月をかけた10年ぶりのオリジナルアルバム。それを記念してか、毎週末YOUTUBEに「花金ナイト」がアップされていました。最初のLIVEは全員で。その後、刃田さん、わっち、浮雲、師匠と番組が作られて、毎週末、ビールを冷やして待ち構えていました。わっちの「トレーニンgood！」は筋トレ動画かと思いきや女子会のようなわっちの愛らしさといじらしさに惚れましたアルバムは市井の人をねぎらい元気づけるような歌詞が多くて。YOUTUBEの「緑酒」のMVは和が美しくて何度も見てしまいました。さ。がんばろう

  2021年06月30日

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  今月の読書メモ（2021.5）

  地味～～に忙しい今日この頃。毎日、10時間から12時間労働。家に帰っても座って読書なんて間もなくて、寝る前に軽い本を読む程度。そんな訳でコミック中心の今月の読書メモです。たかぎなおこ祭り継続中。​150cmライフ。【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​​150cm Life 2 150cmライフ 2【電子書籍】[ 高木直子 たかぎなおこ ]​​150cm Life 3 150cmライフ 3【電子書籍】[ 高木直子 たかぎなおこ ]​たかぎなおこさんデビュー作。私は高身長がコンプレックスなので、読まず嫌いしてました(^_^;)表紙のみんなの身長やあとがきのスタッフの方の身長もあって楽しい。新幹線で座っているのに空席だと思われて気まずい、が駐車場の軽自動車のアレだね、と納得しました。3巻のオランダ旅行記。平均身長が世界一高い国での150センチライフ。ポテトとハイネケンがおいしそうでうっとりでした。​ひとり暮らしな日々。 [ たかぎなおこ ]​​ひとりぐらしも9年め【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​​​ひとりぐらしも何年め？【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​1Kから2Kの部屋へ。スーパー大好きな様子、1人暮らしでもおいしいご飯を作っている様子。自由気ままだったり不安になったり。飾らない、きれいにまとめないリアルさが好きです。​ひとりたび1年生【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​​ひとりたび2年生【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​1年生では恐々旅しているのが2年生では旅のスタンスが固まってきていて安心して読めます。中山道歩いて超えたり、伊豆の断食道場に泊まったり。沖縄の八重山にウィークリーマンションに2週間滞在とおそらく編集部と相談して行き先を考えているんだろうなと感じるバラエティさがコロナでこもっている身には楽しい。​そして、バトンは渡された【電子書籍】[ 瀬尾まいこ ]​ライトノベルのような読みやすい文章。血のつながらない親に引き渡されてきた優子。親たちはみんな優しくて。サイバラさんの「子供を生まずに授かった」の言葉を思い出した。実際はこんなにすんなりうまくいくことはないのだろうけれど、梨花さん、森宮さんの暖かさと彼らなりの誠実さがよかった。​きのう何食べた？（18） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​シロさんのケンジへの思いが深かった。佳代子さんご夫妻との関係が好きです。佳代子さんも年を取っていて、シロさんも言い寄られなくなっていて。着々とした加齢の描き方が絶妙です。​女の園の星 1 （FEEL　コミックス） [ 和山やま ]​​女の園の星　2 （FCswing） [ 和山やま ]​レビューがよかったので、衝動買い。布袋のリアルさに吹き出しました。星先生の酔い方が楽しい。完全に酔っ払いつつもグラスの底にハンカチを当ててるあたり星先生らしくて楽しかったです。​モトのお弁当作りはついついお箸を入れ忘れがち。セリアで買ったお弁当カップ入れに注意書きを貼りました。毎日見てるのに毎日「そうだった！」とあわあわしながら入れています(^_^;)お弁当の保冷バッグって、洗濯不可が多いけれどみなさんどうしてるんだろう。私の詰め方が悪いのか、モトのしまい方が悪いのかすぐにベタベタになっていて、ダメになったらなった時、と開き直って洗っています。​​

  2021年05月31日

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  今月の読書メモ（2021.4）

  仕事で壁に当たり、精神的にしんどかった今月。GWで月末月初の仕事も前倒しでもう数字を見るのもつらかったです。そんな毎日の癒やしがこちら。​【楽天ブックス限定先着特典】2O2O.7.24閏vision特番ニュースフラッシュ(初回生産限定仕様)(ステッカー[A6サイズ]) [ 東京事変 ]​東京事変。解散後からのファンです。再結成は本当にうれしい！椎名林檎は好きでしたが、群青日和がそれほど好みではなくて。でも、YOUTUBEで能動的3分間を聞いて気になりだして、空が鳴っているでもうメロメロ。公式の太っ腹さでやられました。このライブのセトリが本当に好みで、上記2曲にスーパースターがたまらん。林檎さん、浮雲、わっちには以前からやられてましたが、このライブは刃田さん優勝。もうね、かっこよすぎ～で、YOUTUBEを見漁って、めばえのドラムセットを楽しそうに組み立てて本格的に鳴らす姿にまたやられ。亡き愛猫、雲井さん伴奏の喧嘩上等に見とれ。​だって買っちゃった　-マンガ家の尽きない物欲ー [ 吉田戦車 ]​物欲エッセイ。奥様の伊藤さんも好きなので読んでいて楽しい(^m^*)​おかあさんライフ。 [ たかぎ　なおこ ]​42歳でママに。お母さんに来てもらって本当に助かった、ってそうだよな～。ご主人とお義母さんと協力しあっての育児。むーちゃんがかわいい！向き合い抱っこのお尻が好きに同意​マラソン1年生 [ たかぎ　なおこ ]​​マラソン2年生【電子書籍】[ たかぎ なおこ ]​​海外マラソンRunRun旅【電子書籍】[ たかぎ　なおこ ]​​まんぷくローカルマラソン旅【電子書籍】[ たかぎ なおこ ]​おかあさんライフからの流れでたかぎなおこ祭り。さらりと書いているけれどランニングを始めて1年でフルマラソンってすごい！マラソンを通じてたくさんの人とつながって。大会での地元の人との出会いやふれあいが旅行記を読んでいるようでこのコロナ禍でさらに楽しめました。​愛しのローカルごはん旅【電子書籍】[ たかぎ なおこ ]​​愛しのローカルごはん旅 もう一杯！【電子書籍】[ たかぎ なおこ ]​日本各地のB級グルメを紹介。説明が丁寧で食べっぷりがよくてイラストもおいしそう。担当さん、ご家族、RUNシリーズのかとうさんと旅の相方とのやり取りも楽しい。温泉も紹介されていて、グルメも旅も楽しめました。​つかれたときに読む海外旅日記【電子書籍】[ 五箇野人 ]​ネットで見て、本で読みたくてオクで購入。強面の方々のあったかいエピソード満載。作者のコメントがまた秀逸で吹き出します。​我らが隣人の犯罪 （文春文庫） [ 宮部みゆき ]​図書館で何度も借りては読めずに返却していました。4回目でやっと読破。さらりと読めて読後感のよい短編集。もっと早く読めばよかった。「この子誰の子」がラストにじんときて一番好きです。​平凡 [ 角田光代 ]​短編集。誰でもチラリと考えたことがあるだろう私の「もう一つの人生」があったかも、がテーマ。「月が笑う」過去の許した自分の気持ちをなぞって、不貞の妻を許せる。「どこかべつのところで」窓を開けてしまったことで愛猫を逃してしまった庭子。息子におにぎりを持たせたことで息子がバスで事故に合ってしまった依田愛。取り返しのつかない瞬間を抱えた2人の女性。その後悔を思うと胸が締め付けられます。モトが自分の部屋を持ったので、私の寝室も移動しました。リビング続きの部屋なので・ソファになる・壁につけられる（背面が倒れるタイプではないもの）・できればスノコで探して条件ぴったりのこちらを購入しました。​＼ポイント10倍★4/29・30限定★／ 木製ソファベッド 専用ポケットコイルマットレス付き ショートシングル 伸長式ソファベッド 3人掛けソファ 肘掛け すのこベッド 北欧 ナチュラル/ダークブラウン | ソファーベッド マットレスセット リビング​早速、モトが大好きなスルメ持参で転がってました

  2021年04月30日

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  今月の読書メモ（2021.3）

  モト、中学校卒業しました。群馬県の高校入試は面接・内申書(評定成績)・学力テストで取る前期試験と内申書と学力テストで取る後期試験で半分ずつ採ります。モトは「部活をやる」と言ったのがよかったのか前期試験で合格できました。塾が色んな中学校から受講生が集まっていて、どうしても密になっていたから１ヶ月早く進路が決まってほっとしたけれど、もう、それからはまったく勉強しなくてねえ​赤ちゃんをわが子として育てる方を求む【電子書籍】[ 石井光太 ]​現在は実子として戸籍に記載される特別養子縁組制度が成立している。そのきっかけを作った菊田医師の物語です。石巻で女手ひとつで遊郭を経営する母に育てられた菊田医師。違法な中絶で姉のように過ごしていた遊女を亡くす。石巻に帰り、産婦人科を営むが主な収入は中絶。中絶であっても7ヶ月ともなると産声をあげて生まれてきてしまう。それを産婦人科医が手にかけていた実情に耐えられず生まれてくる命を母の戸籍を通さず子供に恵まれない夫婦に渡す。違法であるが、病院の看護師みんなが同意し協力する。新聞取材に自ら語り、日母会から除名処分、家宅捜索、国会招致と大きな騒動になる中、取り持った親子の個人情報を必死に守る姿。望まぬ妊娠をした女性と生まれてきた命と命を望む夫婦。多くの人が救われる制度なのに組織や慣例に阻まれる様子。菊田医師の姿に感動しました。​本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式【電子書籍】[ 石井光太 ]​なんとなくで捉えていた貧困と犯罪のつながりを具体的に説明されていて、とても判りやすかった。海外では貧困層は特定の地域にまとまって住んでいて（いわゆるスラム街）その中での互助やシステムがあるが日本はそうではない。だから「相対的貧困」となってしまう。「地域支援」の力を力説されています。​育てられない母親たち （祥伝社新書） [ 石井 光太 ]​子供を愛せなくなった理由、事由がたくさん載せられています。母も虐待された子供だったり、精神疾患を持っていたり、暴力団構成員の家庭であったり。「妊娠している間は周囲から手厚く守られる」のがうれしくて妊娠依存症になるものの育てる気はない母親。乳児院と家庭の違いが「ああ確かに」と納得した。家庭では食事を作る課程があるが施設では食事が用意されて出てくるので、いい匂いがしたら、すぐに食べられる。そのため我慢ができない。施設では病気になった職員は休むため、病人がいるとどうしていいか判らない。特別養子縁組。生まれてくる子供が障害者でも受け入れるという夫婦の言葉が切ない。​43回の殺意ー川崎中1男子生徒殺害事件の深層ー（新潮文庫）【電子書籍】[ 石井光太 ]​川崎市で起きた上村遼太くんの事件。当時はネットで犯人画像、犯人とおぼしき画像がどんどんアップされて河川敷には花が供えられてと連日ニュースになっていました。お父さんが取材に協力されていますが、とても冷静でフェアなお人柄です。ご夫婦の関係を見ると母親にかなり非があるように思いますが、元妻を責めるような言葉はありません。自身も川崎出身で「誤解があるかもしれないけれど『運が悪かった』」と。43回も切りつけられて、最期は全裸で泳ぐことを強要されて亡くなったことに不運な流れが明かされる。主犯の少年Aは酒癖が悪い物の家庭環境は良好であった。遼太くんと仲がよかったBは母親は外国人で日本語を理解せず、コミュニケーションに問題があった。その後は再婚して海外に渡ってしまった。Aにカッターを渡したC。ADHDで反社会性人格が見られる。2025年には3人とも出所している可能性が高い。加害少年達とのつながりが切れないように民事裁判を起こす父親。同作者の「本当の貧困の話をしよう」を読んでからだったので、貧困が社会に及ぼす影響が納得できました。​大奥 19 （ヤングアニマルコミックス） [ よしなが ふみ ]​ついに完結。ラストが早く見たくて一気に読んだ後、1巻前から読み直し。翌日からの週末2日間で、1巻からじっくり読みました。和宮の言葉と家定の最期の様子に涙。ちりばめられた伏線がひろわれて、さわやかなラストに感動。男女逆転の大奥。ＳＦなんて言葉がそぐわない、壮大かつ人の心の機微を描いた物語でした。後生に残る名作です。​​【中古】 3−THREE−（フラワーC版）(14) フラワーC／惣領冬実(著者) 【中古】afb​電子コミックのお試しで読んで、懐かしくなって惣領冬実まとめ買い。歌手を目指す理乃と母が再婚した家族になじめず音楽にのめり込む圭。特別な声が欲しいと自力で努力したら、突然手に入れられる。お嬢様でいい子な理乃が圭と結ばれたら急に露出した衣装で卑猥な歌詞を歌う。時代もあるだろうけど、惹かれ合った2人なのに何年も連絡を取らなかったり。14歳の設定にしては大人過ぎたり、ご都合主義っぽかったりで「え？なんだったの？？？」という感じで終わってしまった。親目線になってしまっているから？自分が汚れた大人になってしまったからなんだろうなあ。NYの描写にワールドトレードセンターが描かれていて時代を感じました。​【中古】 ボーイフレンド（フラワーC）(10) フラワーC／惣領冬実(著者) 【中古】afb​これも学生時代に読んで大好きだった作品。衝突するつもりなんてないのに、周囲といがみ合ってしまう柾。2年遅れの年上で、誰にもやさしい可奈子。柾がクラスメイトの面前で可奈子を抱き上げて保健室に連れて行く場面。手術の日の試合の柾。可奈子が姉への後悔を柾に話すシーン。柾の言葉がかっこよくてやさしくて、やっぱり感動しました。​【中古】 ピンクなきみにブルーなぼく(1) フラワーC／惣領冬実(著者) 【中古】afb​女子校に通うなずなと隣の農業高校に通う一伍のラブコメ。私には初の惣領冬実だったのだけど、大好きで友達にも散々、布教したなあ。所々のコマまで覚えていて懐かしかった。今読んでも笑えました。​【中古】 彼女がカフェにいる(1) フラワーC／惣領冬実(著者) 【中古】afb​これは初読み。3世代同居の家庭で育ったみちると、お隣のキャリアウーマンな母の家庭で育った亮平、修介兄弟。幼なじみ同士の恋愛物語。穏やかな作品です。この作者のお母さんは和服姿で、ウィキで見ると作者は能楽師の家庭で育ったと知り、納得。みちるのおじいちゃん、好きだなあ。​りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編【電子書籍】[ 西原理恵子 ]​友人より。板谷くんのホラが泣けた。女性の病気についての記載が西原さんらしい。​新理系の人々 いのちを救え！ 防災プロジェクト 最前線【電子書籍】[ よしたに ]​これも友人より。私は根っから文系なので、よしたにさんの物の見方が新鮮。>説明に必要なのは知識　説得に必要なのは自信>反論を吟味する時は怒っている時>思考実験としては面白い　本音:現実を見ろ>あんまり詳しくないんだけど聞いていいですか？　本音:ようこそ戦場へ>理解しました　本音:納得はしてませんなるほどなあ。東京の地下調整池、福島のロボットテストフィールド、航空救難団。どれも興味深かったです。今までは自分の部屋がなかったモト。私と一緒に寝ていましたが、高校入学を機に部屋を作ります。ちょこちょこ準備はしているけれど、まあ進まない。本当に自分の部屋を持つことにこだわりがないみたいです(ﾟдﾟﾉ;)ﾉ

  2021年03月31日

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  今月の読書メモ（2021.2）

  ​モト、無事に第一志望の高校に合格しました自分の時とは受験も様変わりしていて、仕組みも理解できず何がともあれ、コロナにかからずに受験が無事終わったことに安心しました。​はぴはぴ　くるねこ　7 [ くるねこ　大和 ]​​はぴはぴ　くるねこ　8 [ くるねこ　大和 ]​喜多條先生ネタ。「安くてつまらない物には自信があります」に吹き出しました。ひみつさん･･･。過去にくるねこ家を卒業したコたちの訃報もあり。雲上事業部ネタもあり、このシリーズの長さを実感する。オレちゃんやしまぞうといった新入りもいじらしくかわいらしくて。​あきない世傳　金と銀（十）　合流篇 （時代小説文庫） [ 高田郁 ]​やっと安心して読める巻。賢輔の図案を力を合わせて実現する様子。それを広める方法、揃える方法。人の力で大きな流れを創り出す様子が気持ちよく読める。菊栄さんの育ちのよいお嬢さんながら人の恩を忘れない様子に惚れる。賢輔と幸がどうにかなるならまた結のことが絡んでくるんだろうなあ･･･｡​今日の人生2　世界がどんなに変わっても [ 益田 ミリ ]​日々の些細なこと。「嫌いな人と許せない人は同じじゃない」に納得。​椿山課長の七日間 （朝日文庫） [ 浅田次郎 ]​デパートのセール準備の最中に過労死した椿山課長。思い残すことがあり、あの世の役場から初七日を期限に仮の姿でこの世に戻るが－割り切った関係と思っていた知子と父との関係が泣けた。一途でやさしい女性が報われないのは読んでいて淋しいです。​阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし （幻冬舎文庫） [ 阿佐ヶ谷姉妹 ]​6畳1間で同居する2人。「阿佐ヶ谷の姉妹のような芸人」で阿佐ヶ谷姉妹なんだそう。てっきり、叶姉妹のような姉妹設定のコンビなのかと思ってました(^-^;)長女気質のエリコさんとマイペースなミホさんが本当に姉妹のようです。ご近所付き合いが見ていてほのぼのします。2人の相手に対する点数。97点に対してミホさんの53点に吹き出しました。1編ずつ小説を書いているのですが、これがまたよかったです。​先生のお庭番 （徳間文庫） [ 朝井まかて ]​シーボルトの薬草園を作ることを任された熊吉が主人公。お滝さんはそれまでの健気な大和撫子のイメージを覆す、サバサバしていて、時々ちゃっかりした親しみやすい女性。薬草園の管理者だと思ったら0から作る仕事に呆然とする熊吉。アジアのばたびあまで植物の種子を送ることに成功し、船で6ヶ月のオランダに送ることに心血を注ぐ。ほとんどが枯れてしまったことで植物に済まなく思う様子。日本の自然の美しさ、植物の色どりを誉め称える先生。でも、虫の声を耐えられない雑音、自然は支配するものと捉える先生とのズレを感じ始め、そしてシーボルト事件。シーボルトもお滝さんも判りやすい善人ではないけれど、お互いを認め合っていく様子がよくてするすると読めました。楽天ブックスでこちらを購入。​ウィリアム・モリスの世界100枚レターブック （［バラエティ］） [ ウィリアム・モリス ]​​かまわぬ100枚レターブック [ かまわぬ ]​ウィリアムモリスを自分用に、かまわぬを友人の誕生日プレゼントにします。ウイリアムモリスは表紙が銀が使われていて繊細でとても美しいです人気の「いちご泥棒」は色違い、縮尺違いで入っています。かまわぬは全部違う柄！紙が4種類あって、ミモザにうっとり友人の好みにドンピシャなので早く渡したいです(*^_^*)勤続30年でお祝金をいただいたのでお財布を新調しました。モトのお財布を探していて見つけたPaul Smith。若いコのブランドだけど、うさぎに一目惚れでしたモトのお財布はブランドムックのBEAMSのお財布。「新しいのが欲しい！」と言っているんだけど、高校生男子のお財布ってどんな？取りあえず、入学してから周りを見て決めなよ、と言い聞かせたのでした。制服は注文したものの、靴下は？下着は？靴は？と判らないことだらけ。今は体育着を下着にしています。モトの行く学校が近いから、生徒をガン見したいけど「中年女性が男子高校生を見つめる事案発生」で安心メール回っちゃうしねえ☆ママ友たちとも会えないから情報交換もできなくてねえ。卒業式で、やっと会えるので立ち話でもいいから話がしたいです。​

  2021年02月28日

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  今月の読書メモ（2021.1）

  モトの受験スタートです。併願校の試験は無事合格。来月は本命の前期試験。ここでダメなら3月の後期試験というスケジュールです。もちろん、前期で合格して欲しいと思っていますが、追い込み時期の塾の密っぷりを見ていると心底、1日でも早く合格して欲しいです。​バクマン。（20） （ジャンプコミックス） [ 小畑健 ]​友人から借りました。読書力が落ちていて、馴染みのない本はなかなか読み進めないこの頃。少年漫画なんて久しぶりで取っつけなかったけれど年末年始のステイホームで読み始めたら･･･。おもしろい！ストーリー担当のシュージンと作画担当のサイコー。サイコーと両思いの亜豆は声優を目指して、サイコーとシュージンの作品でヒロインを演じることを夢にして、叶ったら結婚。それまでは合わないという純愛ぶり。漫画家と原作者、編集者が関係者目線でリアルに描かれる。それぞれのキャラクターがよいです。編集者の服部さんが素敵。天才型ライバルのエイジもすっごくよい。恋愛がまっすぐに結婚に行くのもすがすがしい。夢が叶ったサイコーの表情が泣ける。若いっていいなあと思える作品です。​僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から [ 川名 壮志 ]​佐世保小6同級生殺害事件の被害者の父の部下で「謝るなら、いつでもおいで」を執筆した作者。僕は9歳年上の兄。ぼくは3歳年上の兄。母親が乳癌で6年の闘病を経て亡くなる。父親は新聞記者で単身赴任。母方の祖母「ママ」が泊まり世話をしていた。そんな状況から逃げ出すことで自分を守った明るく破天荒な長男は母に近い存在として話を聞いていれば防げたかもと自分を責めて、目指していたカウンセラーを目指せなくなり大学も通えなくなる。男は涙を見せないと自分の気持ちに蓋をした次男。加害者とのトラブルの詳細を聞いていて、加害者とも遊んだことがあり。自分が何かできたのではないかと自分を責める。「謝るなら、いつでもおいで」は次男の言葉。父は学校から「怜美さんがケガをしました」と呼び出されて、教室に倒れたままの娘と対面し「既に亡くなっています」と告げられる。壊れそうな状態でもマスコミから家族を守るために記者会見を開く。次男は友人と過ごすことで通学できていたが「佐世保を離れたい」父について行った先で通学できなくなり、単位制の高校に転校する。「父に自分のせいだと思われたくない」と通学できなくなったことも相談しなかった優しい次男。妹に対してどれほどの後悔を持っただろう。家庭を持ち、娘を授かった長男。祖母である「ママ」娘を病で失い、孫娘を奪われ、脳梗塞で倒れるが「ひ孫の顔を見たい」とリハビリを頑張る。怜美さんにつながる人達が穏やかな日々を過ごせますように。​火車 （新潮文庫　新潮文庫） [ 宮部 みゆき ]​カード破産がテーマ、と聞いて読みたくなりました。平成初期の物語。休職中の本間が銀行員の甥から行方不明になった婚約者の捜索を頼まれる。自ら姿を消した婚約者は自己破産をしていた。カード破産するまでの流れではなくて、カード破産によって人生を狂わされた2人の女性の物語。父親の借金で嫁ぎ先に借金取りが押しかけ、相続放棄をするために「お父さん、お願いだから死んでいて」と願う妻に浅ましさを感じ離れていった夫。育った環境が違うというのはこういうことなんだと理解した。本間の息子、智がかわいがっていた犬を同級生に殺される。今でいう「キレる」の説明がとても納得した。2人の女性の気持ちが語られることはなく、ラストもすとんと切られるので行間を読む、読書好きの方の物語だと感じました。私は三島屋シリーズの方が断然好きです。借金と隣り合わせに育った人間の内面なら西原さんの方が温かいし、借金についてのあれこれは浅田次郎のエッセイの方が面白い。なんて思いながらも引き込まれて1日で読んでしまいました(^-^;)​ウツ婚!! 死にたい私が生き延びるための婚活 [ 石田月美 ]​様々な精神疾患を抱え、実家に引きこもる体重90kgのニートだった著者が精神科医のすすめではじめた婚活。語り口が面白くて、リズムがあって、疾走感もあって。注釈にある多数の引用が作者の知識、教養の多さに納得する。自分を卑下せず、言い訳せず、できることを努力する。結婚相手を「婚活相手」としか見られないけれど「義実家には惚れた」と「この人に育てられた人なら大丈夫」の言葉に「よかったねえ」と思う。後半はHOWTO編。入浴方法、通院方法。アドバイスがリアルで病んでいる時にはこんなこともしんどくなるんだと驚く。モトには自分の部屋がありません。居間に姪のお下がりの勉強机を置いていますが、物置と化しています。併願校の試験の前日は東京で非常事態宣言が発令された日。なのに「マックに行って勉強する」というので止めたら「だって、家では勉強できないじゃん」と言い返されたのでこちらを購入しました。モトと30分ほどで組み立てられました​パソコンデスク 2口コンセント 収納付き ラック位置調整可能 幅120 奥行64.5 高さ108.5MRPE-1260 デスク テーブル 机 ワークデスク パソコンラック 学習机 書斎デスク PCデスク 勉強机 オフィスデスク アジャスター付き山善 YAMAZEN【送料無料】​こちらも購入予定でカゴに入れています​LEDデスクライトQi充電シリーズ 縦置きタイプ 調光・調色 LDL-QLDL　全2色 LEDデスクライト 照明ライト でんき LED 机 手元 読書 LEDライト USB 照明 デスクライト 縦置き 充電 Qi充電 ですくらいと 調色 アイリスオーヤマ​急いで買ったのにまったく使う様子がなくて「使わないの？」と聞いたら「高校生になったら使う！」だって。それならポイントとかなんやら考えて買ったのに

  2021年02月01日

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  今月の読書メモ（2020.12）

  コロナに始まりコロナに終わる2020年。去年の今頃はこんな世界になるとは思ってもいなかった。県内を出ることもなく外食も行かず、日帰り温泉も我慢。粛々と過ごしています。​表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬【電子書籍】[ 若林正恭 ]​若林さんのエッセイは社会人大学人見知り学部卒業見込み、ナナメの夕暮れとどちらも楽しく読んだので、話題のこちらも期待していました。社会主義国キューバ。クラッシックカーが走り広告のない国の旅行記。若林さんは知らないことを知らないと言えるのが好き。40の手習いで家庭教師をつけて勉強する。「先生、知ることは動揺を鎮めるね」「若林さん、学ぶことの意味はほとんどそれです」売れる前も売れた後も旧友と馴染めない様子。ハイスペック、勝ち組といった言葉の違和感。そして亡き父親への想い。私も息子に「世界一の味方」と伝わっていて欲しい。​ふつうがえらい （新潮文庫） [ 佐野洋子 ]​50歳を過ぎてめちゃくちゃ愛し合う人と出会い暮らしている。すごいなあ。クリスマスは実家の家族と集まりました。gotoイートを使って、中華のテイクアウトとピザとサーティワンのケーキを用意。智が姪たちからクリスマスプレゼントにエアマックスをいただきました。私からはシュパットをプレゼントしました。​マーナ　MARNA コンパクトバッグM Shupatto（シュパット） S411ST 斜ストライプ​姉と姪たちに。シュパットはM、L、ドロップ型を持っているけどMが一番使いやすい楽天ビックさん、お安くてカラーも豊富でいいんだけどプリントで値段が違うの何で？智は受験の追い込み。塾の送迎時に見えた夜の飛行機雲。iPhoneだとこれが限界ですが、不思議できれいな光景でした。

  2020年12月31日

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  今月の読書メモ（2020.10）

  今月の読書メモです。前橋市にクラスター発生で、買い物に行くのも怖いこの頃。コストコの更新が今月なんだけど、私が行けるのは週末のみ。土日に行くのは怖いので今年は更新をやめてしまいました。行けるようになれば、またすぐ更新できるしね。​詩歌川百景（1） （flowers コミックス） [ 吉田 秋生 ]​海街のすずの一時、弟だった和樹の物語。和樹はすずの父が働いていた温泉旅館「あずまや」で湯守として働いている。母陽子が縁を切ることを条件に和樹と生まれたばかりの守は伯父夫婦に引き取られ、母についていった智樹は荒れた生活を送り施設に入っている。温泉旅館の大女将の孫、妙。海街3姉妹の母と妙の母が似ている。大人が頼りないと子供は大人にならざるを得ない。海街でも繰り返し描かれてたテーマ。余韻が半端なくて、到着するなり3回も読み返してしまった。​半ダース介護 6人のおジジとおババお世話日記 [ 井上 きみどり ]​半ダースどころか7人の介護をした主婦ハルコさんの物語。自分の両親、夫の両親と育ての両親と祖母、となぜか夫実母の彼氏。壮絶過ぎるんだけど、夫の義母が甘えすぎ。不安障害と言いながらフレンチトーストを作った形跡があったり、やらせればできるのはハルコさんも判っていたはず。実母を弟が見てくれることになるも「料理なんてつくれない」「裸なんて見せられない」とそれを許し弟の分まで食事を届けるあたり、私は笑えなかった。そもそも夫が半分くらいまで出てこないのもおかしい。やれる人に押しつけて、その人が潰れてしまう（ハルコさん乳がんと帯状疱疹を発症してやっと介護認定を取ります）そんな物語はどう明るく描いても、楽しく読めないです。​わたしを支えるもの すーちゃんの人生 / 益田ミリ マスダミリ 【本】​土田くん･･･。そんなヤツになっちゃうとは。すーちゃんの父の逝去。それで戻れたすーちゃんがよかった。佐和子さんの「ロープの上を歩いている」がすごくよくわかる。​はぴはぴ　くるねこ　6 [ くるねこ　大和 ]​本編に続いて、はぴはぴも揃えちゃいました。2巻でトメちゃ、4巻で阿仁ぃ、5巻でぽっちゃん。古株愚連隊が雲上事業部に転勤で涙なしには読めません。ぽっちゃんは賢い老女らしいアッパレな最期。胡てつ、しまぞ、オレちゃんの性格が（みんないいこ）かわいすぎて、ニマニマしちゃいます。私は胡坊押し。ずっと元気でいてくれますように。​大好きな町に用がある （Switch　library） [ 角田光代 ]​日本に外国人旅行者が増えて、何かお手伝いしたいと思う気持ち。「わからないことがあれば私に訊いて。できれば私に判ることを訊いて。できれば私の聞き取れる速さの英語で聞いて。」台湾を「すごく仲良くなりたいクラスメイト」表現が秀逸でうんうんとうなづきながら読みました。​禁煙小説 （双葉文庫） [ 垣谷美雨 ]​喫煙歴20年の佐和子。社内の喫煙者は減るばかりで肩身が狭く、禁煙に取り組むが－。喫煙所で情報交流。でも部内での肩身の狭さ。うちの会社と同じ！と読み進めました。うちの会社にもきっちり1時間ごとに一服に行く上司がいて、10分×8回。1日で1時間以上遊んでんじゃん！と苦々しく思っていたけど、ニコチン中毒者の様子が細かく描かれて、こうなんだと理解はした。物語としては、ちょっと先が読める部分があったけど、やっぱりおもしろかったです。毎年、11月は姉親子とディズニーに行き、会津に行っていました。友人とも「季節を楽しむ」を合い言葉にドライブしていました。今年はもちろん中止。なんかね。地味～～にストレスが溜まっています。今までって、忙しくても週末に出掛けたり友人と会ったりして発散していたのに、それができない。心のドブさらい（土木用語では浚渫といいます）ができずにストレスがしんしんと溜まっている感じです。モトは受験生。塾通いの毎日です。受験生になると塾ってお高い～～さらに周りはインフルエンザの予防で「R-1を飲ませる」そうで。自粛生活でも、なんだか出費が減らないです。

  2020年10月31日

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  今月の読書メモ（2020.9）

  母が無事退院しました。さすがに階段は上らないけれど、簡単な料理をしたりしています。78歳の母。入院時に看護師さんに「この年齢だと8割の人がせん妄が出る」と言われ。腰痛で安静。コロナの影響で面会どころか洗濯物のやり取りでも家族と会えず。どうなることかと思ったけれど、大部屋ながら他の患者さんがいなかったので、今まで使いこなせなかったLINEをしたり、電話もしたりと思ったよりも様子を見ながら過ごすことができました。​毎日がおひとりさま。 ゆるゆる独身三十路ライフ （幻冬舎文庫） [ フカザワナオコ ]たかぎなおこさんに似ているけれど、食にこだわりがない分、読んでいても物足りない。ご両親の描き方も伊藤理佐さんの真似っぽく思えてしまっていまひとつでした。​母娘台湾ふたり旅 [ フカザワナオコ ]​親孝行の台湾旅。お母さんのやりたいことをはっきり伝える様子がいい。​​ハワイ最高レッツゴー！ （コミックエッセイの森） [ フカザワナオコ ]​新婚旅行のハワイ旅行記。ご主人は初海外だけど、やりたいことに挑戦して楽しんでいるのがいい。イスラム建築のシャングリラ邸は私も行ってみたいです。写真を入れて欲しいな。​小さいコトが気になります [ 益田　ミリ ]​キーホルダーはその物よりも友人とお揃い、などの意味があるものを付けてたなあ。DCブランド時代。予算3万円で上下2点しか買えなかったけど、あの時代を知っているから、質がよく見える服というのがなんとなく判ると思います。​一切なりゆき　樹木希林のことば【電子書籍】[ 樹木希林 ]​最初の章がいきなり深かった。>年をとってパワーがなくなる。病気になる。>言葉で言うといやらしいけど、これは神の賜物、贈り物だと思います。>終わりが見えてくるという安心感があります。すとんと腑に落ちて気持ちがよかった。娘さんの情の深さ。人柄のよさを謙遜することなく評価している。家族写真と也哉子さんの喪主代理挨拶がいい。​おいおいピータン！！（1）【電子書籍】[ 伊藤理佐 ]​物語の中でも3年が経過。黒わたなべ（旧姓）、陽子さんは女っぷりをさらに上げて、まゆさんはおめでた。続きが楽しみです(^m^*))​あきない世傳　金と銀（九）　淵泉篇 （時代小説文庫） [ 高田郁 ]​どうもみをつくしと比べてしまうけれど、もう9巻ですね。妹結のうらぎり。形彫師の機転を伝える幸のやさしさがもどかしい。結がそれに気づくことでの大団円になるのか。惣次がやっぱりよいキャラクターですね。​私たちはどうかしている（1） （BE　LOVE　KC） [ 安藤 なつみ ]​ドラマの主題歌が東京事変なので見ていました。表紙と題名からエロ系かな？と避けていましたが（私だけ？）面白い！原作が気になって、レンタル。12巻まで読みました。火事のシーンが切ない。犯人はドラマと同じになるのかな？最新刊がずっと借りられていて読めないのですが早く読みたいです。​ナナメの夕暮れ [ 若林 正恭 ]​マイナス思考で他人の目を気にしすぎる、人見知りな作者。若い頃の尖りがなくなり、1人旅に出たり、ゴルフを始めたり、その心情の変化が面白い。>若者は社会のゲストで、おっさんはホストだ。に納得。きちんと導けるホストになりたいです。最近ハマったのが生のプルーン。姉の職場の方が長野県に買いにいくそうで私もお願いしました。プラムよりも酸味が少なく甘くて、皮ごといけて、種も外れやすい。姉はお通じの方にかなり効果があるらしく、それもあって食べているそう。県内でももう少し早い季節にはプルーン狩りをやっている果樹園もあるようなので来年はぜひ行ってみたいです

  2020年09月30日

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  今月の読書メモ（2020.8）

  姉から電話があり「ばーちゃんが腰が痛くて『救急車呼んで』って言うから病院に連れて行く」と。腰痛に強い、市内の病院2件に電話したら1件が受け入れてくれて、レントゲンを撮ったら「腰椎すべり症」でした。ってか、母には行きつけの整形外科があって、ずーっと通っていたのに、レントゲンを取ったことがなかったんだって。通院してはおしゃべりして電気かけて帰ってきていたらしい。動くのが好きな性格なので、痛み止めの座薬を入れて趣味の畑仕事していたそうorz2週間で退院させられるようで病棟を変えれば1ヶ月延長できるそうなんですが、認知症の父のお世話がもう限界。父は自宅に居れば、1人で居られてトイレも入浴も自分で出来ます。でも、服薬が出来ないし、エアコンを止めてしまうので3食見ていないとです。姉と姪たちと協力して分担していますが、しんどいです。母は痛みもあるようで、退院しても家事は出来ないけれど、父に服薬の声がけとエアコン管理をしてもらえるだけで助かります。姉が貴重な平日休みに介護用ベッドのレンタルや昼食の宅配弁当の手配をしてくれました。母はのんきに「退院する日はお寿司買って、みんなでお祝いしよう」なんて言っていて姉妹で沈黙してしまったことでした。​きのう何食べた？（17） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​シロさんのご両親は自宅を売却して施設にお引っ越し。小日向さんカップルのシロさんの「人のよさは知ってる」という台詞にこの友人関係も年期が入ってきたなあと感じる。佳代子さんの旦那さんが今まではイラッとすることも多かったけれど、こんな人たらしなところが友人の多さだなあと感心する。佳代子さんを通じてシロさんの愛情を知るのもいいです。広告ページで大奥が2月に最終刊と知り、楽しみであり淋しくもあり。​くるねこ　20 [ くるねこ　大和 ]​ふいに読みたくなって、大人買い。本編1～20巻とはぴはぴ1～2巻。やっぱりよいけど、ボリュームがあるので本棚が一気に埋まりました。仲良しなのに家族と暮らせないくるさんが乙女さんとご縁があってしかもトメちゃんさえもメロメロで穏やかに暮らしている様子がうれしい。​オトナ女子の謎不調、ホントに更年期? [ まき りえこ ]​大好きなブロガーさんの著。この方は本当に医者に恵まれない。けれど、医師の気持ちになってフェアに分析する。この時期におりぇくんの病気、クロとらさんの骨肉腫とくれば鬱にもなるって。​その後の慶喜 大正まで生きた将軍 （ちくま文庫） [ 家近 良樹 ]​よしながさんの大奥ではえらく評価が悪いので気になってしまった。77年という長い人生で32歳からの余生。新しい物好きで多趣味であったとしてもやるせないものだったろう。勝海舟、和宮への複雑な想い。汚名返上後の皇室との交流。渋沢との親交。娘が嫁ぐ時、出戻った時など子孫への細やかな指示書など、情を感じられてよかったです。​赤い指 （講談社文庫） [ 東野 圭吾 ]​図書館で何気なく取った本だけど引き込まれました。どんでん返しのラストがまた良くて。ポイントを貯めてこたつを購入しました。​ヴィンテージ風 こたつテーブル 長方形 120×80cm おしゃれ 送料無料 センターテーブル ローテーブル リビングテーブル コーヒーテーブル コタツテーブル 家具調こたつ リビングこたつ 一人暮らし 一人用​というのも。旦那がゲームに白熱するとテーブルを叩くらしく。先代こたつの天板の裏表、天板だけ買い換えてもまた割ってくれまして。最初の1回目こそ、パテで補修してくれたものの、謝りもしないし直しもしない天板だけでも1万円は超えるし、木目シートを貼って補修もしたけどシートも5千円するし。やっぱり夏場は天板が固定できるものが欲しくて、透明シートと合わせて購入しました。買って2週間。居間に置いて1週間で割られましたショップさんに天板だけ購入できるか問い合わせ中。購入できたら、旦那にも負担させよう。

  2020年08月31日

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  今月の読書メモ（2020.7）

  職場で初の退職代行業者を利用しての退職者が出ました。前日までは普通に出勤して、会話も出来ていたのでで、みんなびっくり。朝、出勤すると会社の備品がデスクの上に揃えられていて、代行業者から会社に退職意思を伝える電話が入りました。手前味噌かもしれませんが、その職場は年代のバランスもよく、みんな、穏やかでやさしい人ばかりです。退職時の返却物一覧表を持参して、荷物チェックに行くと職長が「『職長の心』も一覧に追加してください」と。若手社員には優先して休日を取らせているし、先月出た賞与も会社としてはかなり頑張って出しました。「やさしくしてもダメ、休日を与えてもダメ、お金でもダメ」ってどうしたらいいんだよ、とみんなで頭を抱えているところです･･･。代行業者は弁護士の領域には関われないようで「退職意思の伝達」だけなのかな。その後の手続きを細かに説明したメールを送りましたが「本人に提出させます」の一言で終了。本人からは連絡もなく。未成年に「会社に行かずに退職できる」と言って報酬を得ているんだから、きっちりと手続きまで終了させてほしいです​50代からやりたいこと、やめたこと【電子書籍】[ 金子由紀子 ]​35歳から70歳を「おばさん」と定義。その長い時間をどう楽しむか。更年期についてもリアルに語られていて、するすると読めました。​健康以下、介護未満　親のトリセツ [ カータン ]​人気ブロガー、カータンさんの著。うちも姉妹２人で私が妹。両親は「健康以下、介護未満」うんうんと読みました。​べらぼうくん [ 万城目 学 ]​万城目さんの大学入試から小説家になるまでのエッセイ。静岡では１年中、蚊が出るに衝撃。親の反対を原動力にするつもりが反対されず、「大人として扱ってくれた」と理解するのがじんとくる。モトの部活は大会こそなくなった物の、先生方や市のご厚意で交流戦が設定され、最後の試合で3年生全員が出場しての大量得点でリーグ優勝。賞状とトロフィーも用意されて、最高の締めくくりとなりました。昨年度までの顧問は子供に任せて考えさせるタイプの先生で、ゆるく、楽しくやっていました。今年度からはきっちり基礎から戦略まで指導してくれる顧問となり、「もっと教えたいことがたくさんあった」とおっしゃっていました。小学校のチームも自由なタイプの監督だったので、きちんと指導を受けたチームが見たかったという心残りがあります。高校でもやって欲しいけれど、本人はその気は薄いみたい。コロナの影響で受験も無事受けられるか心配で。受験の時期に罹患してしまったら受験出来なくなるだろうし、時期がずれても後遺症も長引く場合もあるそうだし。少しでも早く進路が決まって欲しい。前期の部活推薦で受験して受かって欲しいなあ、と考えてしまいます。本当に早く収束してー！

  2020年07月31日

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  今月の読書メモ（2020.6）

  もう今年も半分。早いですね。​【中古】オレの宇宙はまだまだ遠い / 益田ミリ​益田さんは日頃感じるモヤモヤを受け止めて言語化してくれます。すーちゃんシリーズの土田くんの物語。益田さんも登場します。本が好きでお店をよりよくしようと努力する様子。かわいがってくれた伯父さんとの別れ。形見の時計を「兄にやってださい」と譲り自分は最期に読んでいた本をいただく。私も親戚の人は姉をかわいがる人、私の方をかわいがる人、というのが判るのですが、それは性格の相性というか、姉と私もそれぞれの親戚が接しやすい。でも、それが一方通行だったら？と思うと土田くん兄の思いが切ない。いただいた本を密封して取っておく土田くん。私なら繰り返して読むなあ。​3時のおやつ （ポプラ文庫　日本文学　248） [ 平松　洋子 ]​30人の作者によるおやつエッセイ集。同世代の方が多くて、駄菓子やバタークリームのケーキ等々なつかしい。​大奥 18 （ヤングアニマルコミックス）家茂と和宮。別れの巻。泣かされました･･･。和宮が衝撃から、悲しみを受け入れて、共にいるとまで昇華させる様子が丁寧に描かれていて、悲しいながら穏やかな読後感。次巻で終了とのことで、早く読みたいけれど終わって欲しくない。​​黒武御神火御殿　三島屋変調百物語六之続 [ 宮部みゆき ]​聞き手がおちかから従兄の富次郎に代わり初めての巻。安定の面白さでするする読めました。でも。オチ？というか、人の心の機微に触れることなくするするとただ不思議な事象で終わってしまうのが残念。姪たちにかわいがられて、休校中も遊んでもらって、ごちそうになったり、おこづかいまでもらっていたモト。姪たちの誕生日プレゼントに「牛タン」をプレゼントしました。モト、1ヶ月のおこづかいほどのお値段でしたが奮発しました。「かたい信用やわらかい肉」が素敵なコピー受験生だし、そろそろ自分の部屋を持たせようと思いましたが、2階は暑くていられないからいらないんだって。もっと熱い、2階のロフトをモトコーナーにしてますがすんごい散らかりよう。1部屋こんなんされたら、母はブチギレます

  2020年06月30日

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  今月の読書メモ（2020.5）

  月1回の会議の議事録を作っていますが、1ヶ月前との緊迫感の違いに驚きます。​ヴィオラ母さん　ヤマザキマリを育てた破天荒母・リョウコ【電子書籍】[ ヤマザキマリ ]​ヤマザキマリさんのエッセイを読んでいて、お母様が音楽家で早くからイタリアに1人で放り出されたと知り、奔放ながら恵まれた家庭だったんだろうなと想像していたけれど、お嬢様育ちで、ご主人を早くに亡くし、北海道のオーケストラに就職。山姥のように描かれていますが、並外れた行動力と生命力。自分の好きなことを全うすること。北海道の自然と恵みを楽しむこと。再婚後、離婚した義母とのエピがじんときます。​ルミとマヤとその周辺（3）【電子書籍】[ ヤマザキマリ ]​ヴィオラ母さんで気になって思わず買っちゃった。私が買ったのは新装版全2巻です。昭和ってこうだったなと懐かしい。ヤマザキさんの描く大人がリアルでしぶくて惚れる。公団に土地を買い上げられた牛1頭の農家のエピが切ない。リョウコさんが美しくて、こちらが本当なんじゃと思ったら、「ヴィオラ母さん」がリアルとのこと。どちらも素敵です。手持ちの本の再読。​ヨコハマ物語（1） （講談社漫画文庫） [ 大和和紀 ]​何度読んだろう。大好きな物語。サムライカアサン　アフィリなし。何度読んでも、心があったかくなります。​【中古】 杏＆影 6冊目の結婚日記 6 / 前原 滋子 / 講談社 [コミック]【宅配便出荷】​前原滋子さんが小学校の頃から大好きで読んでいました。近所のお姉さんが好きだった影響かな？時代が違うなあと感じるけれど杏のプラス思考が気持ちいい。Stayhomeは庭いじり。10坪ほどの砂利敷きの庭の砂利をどけて防草シートを入れて砂利も200キロほど足しました。家の裏の通路にも防草シートを敷き。玄関アプローチの一部を水で固まる砂で固めて。10mちょいのレッドロビンの生け垣を刈り込み、根元に映えまくっていた篠竹を刈りました。モトはちょっと手伝ってくれたけど、旦那はまったく手伝わない旦那の趣味の車やらバイクやらパーツやらでやりにくさマシマシなんだけど？ご飯は作ってくれるけど、フツー逆じゃね？でも、気がついたら的に更年期の四十肩が収まっています。これだけ動けるようになったのはうれしい。力仕事の後は、温泉に行ってマッサージを受けて一杯飲みたいところだけど、もう少し、我慢です。

  2020年05月31日

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  今月の読書メモ（2020.4）

  今月の読書メモです。緊急事態宣言を受けて、図書館も閉鎖。家にあるコミックを再読しています。職場の部署が引っ越しで、ヒジョーに忙しく落ち着かず。休日出勤も多く、残業ももちろん多く。慌ただしい毎日で図書館から借りている本も読み切れません(T-T)​晴れの日散歩 [ 角田光代 ]​角田光代さんのエッセイはいつも「わかる！」と言いたくなります。今回は「緊張あくび」私も貧血持ちでもないのに成人式の振り袖を着た時にあくびが出まくり、その後、立っていられないほど気持ち悪くなりでした。「私だけじゃないんだ」とうれしい。過去、旅先で写真を撮りまくる日本人観光客が嘲笑されていたが今やSNSの普及で世界中の人が写真を撮りまくっていること。猫もの2個と3個の間の溝。4個5個になると恐怖となるに笑い。​いきたくないのに出かけていく (SWITCH LIBRARY) / 角田光代 カクタミツヨ 【本】​若い頃バックパッカーとして世界中を旅した角田さん。「恒例化の謎」年を取ると友人と集まるのにも名前を付けないと続かない。スペインのマラソン大会での電車のトラブルで「魂で通じる」。紅葉を見たいとトレラン。「紅葉を見るのなら紅葉を見にいけばいいのであって、山を走らなくてもよかったじゃないかと、だれか私に教えてやれよ。つらすぎて自分に逆ギレである。」「なぜ自分が、紅葉を見たいと思ったときに山を二つも越えねばならぬ大人になったのだろう、とは考えないようにした。」に吹き出しました。自宅コミックはサムライカアサン/板野　皆きのう、何食べた？/よしながふみ自分でコミックを購入するのは友人にも読んで欲しいということもありますが、やはり、あの大きさでページをめくって読みたいというのが大きいです。会社でも書類を段ボールに詰めて新フロアに移動したり、処分したり。力仕事が勢いづいて、自宅でも草むしりにいそしんでいます。時節柄と忙しさで体調だけは崩さないようにと、食事に気遣っているので、出掛けない割にはお金が貯まらないこの頃です。

  2020年04月30日

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  今月の読書メモ（2020.3）

  ​志村けんさん。私はドリフ世代で、ひょうきん族派が台頭してきても全員集合を見ていました。「リーダーといえば？」「長さん」の世代。息子は嵐の大野君、旦那はコント赤信号の渡辺さんだそう。子供から大人まで知識がなくても単純に笑える。人を傷つけない笑い。ハンサムで真顔はかっこいいのにバカ殿やとぼけた役の表情が豊かで愉快で。コントにおいては赤ちゃんから小学生男児、おばあちゃん、おじいちゃんまで違和感なく演じるエンターティナーでした。こんな突然に失ってしまったことに言葉がありません･･･｡​ガラスの仮面（49） めぐりあう魂 3 （花とゆめコミックス） [ 美内すずえ ]​自宅で過ごす用に図書館で一気借り。49巻が出てからもう7年。最終話が読めるんだろうか･･･。​ステキな奥さん　うぷぷっ（3）【電子書籍】[ 伊藤理佐 ]​蛇を見たら住所と氏名と欲しい金額を言うって初耳。​カルト宗教信じてました。【電子書籍】[ たもさん ]​図書館にて。エホバの証人信者の母を持った娘さん。ご結婚も信者の方とされていて、でもご夫婦でやめています。服装、恋愛、就職、部活、結婚、妊娠になに一つ自由がなかった。「100円で楽園に行けちゃったよ」にトホホながらよかったと思える。高校時代から「やめなよ」と言い続けていた友人は貴重ですね。​親の介護をしないとダメですか？ [ 吉田 潮 ]​タイトルとはうらはらなお人柄の作者です。介護はプロに頼む、を基本に施設から「帰りたい」と繰り返す父に心を揺らす母に大変さを身にしみてもらうために、あえて手を出さない。それでもジョーク好きな父を愛して、姉へのコンプレックスものぞかせながら小気味よい文章で介護の実態を綴る。うちも姉が情に厚いので両親が要介護状態になったら、意見が対立しそうだけど、プロにお願いすることと、愛情は反比例ではないと改めて感じました。モト、休校のためAmazonプライムに入ってみました。いやー。時間があるなら、おすすめですね。私は時間がないうえにせっかちなので、ゆっくり見ていられなくて、すっ飛ばしながら見ています。集中できないから、見やすい原作を読んだものが中心です。​ペコロスの母に会いに行く【動画配信】​原作は大分前に読んでいます。赤木春恵さん。さすがです。表情さえもなくなっていく様子が自分の親と重なってつらいです。父もよかれと思って、連れ出しても本人はかえってしんどそうだったりして、自己満足なのか？と悩んでしまうこの頃です。​毎日かあさん [ 小泉今日子 ]​サイバラさんがキョンキョン？と思ったけどぴったり！鴨ちゃんもしっくり合ってました。むぎちゃんファイブ、世界中の女がやっていることが描かれていて満足。鴨ちゃんが亡くなるシーンには泣けました。​【オリコン加盟店】Blu-ray■映画 君に届け BD【君に届け】11/3/11発売【楽ギフ_包装選択】​こちらも原作を何回読んでいるか判らないくらい好きな作品。爽子がイメージに合っているんだけど真面目な子というよりもおどおどしてる子なのが惜しい。風早が爽子をクラスに溶け込ませるというよりも、熱烈アタック過ぎて。恋愛が際立ってしまっているのが残念。​【中古】 ツレがうつになりまして。　スタンダード・エディション ／宮崎あおい,堺雅人,吹越満,佐々部清（監督）,細川貂々（原作）,加羽沢美濃（音楽） 【中古】afb​伴侶がうつになる。細々と漫画を書いていた貂々さんがツレさんのために仕事を頑張り、ツレさんを気遣い。ツレさんの頑張り。こだわりの強さや真面目さといったベースもあるんだろうけど不況を経て、たくさんの職場が人員を削って多能工化しているなか他人事ではないよなと思う。​昼顔【動画配信】​ドラマは見ていないのですが。上戸彩さんあっての作品ですね。不倫モノは基本的に苦手で、この物語も奥さんの側から見たらまったく違う物語が出来るのに。佐和が愛らしくて、応援してくなる。指輪は佐和の手に帰って欲しかったなあ。さて。3月。毎年、ヒジョーに忙しいのですが、今年は補助金申請という初業務も入り、求人にネットを導入したり、就業規則の改正をしたり、新入社員研修も変更したりと毎日残業でも追いつかず、休日も出勤。いろんなイベントを先送りしているからなんとか回せています。町内会の班長も当番で回ってきて、もうストレス溜まりまくりです。普段なら忙しくても、ストレス発散出来るのですが、自粛でそれもかなわず。モトにも手が回らず、ゲーム三昧の日々。やる子はちゃんとやって、きっと差がついてるんだろうなあともどかしい。部活も中体連の大会中止が発表され、春の修学旅行も秋に延期になりました。中学校生活の集大成の1年が家にこもって終わってしまうかもしれない。それでもなんでも、逃げ切れればそれでいい。どうか1日も早く、収束しますように。​

  2020年03月31日

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  今月の読書メモ（2020.2）

  突然の休校措置。前橋は3月4日から休校となります。モトはもう中学生なので心配ないですが、小学校低学年以下の子供さんのいるおうちは大変ですよね･･･。我が家はその時代、両親に頼んでいましたが、基礎疾患で重篤な症状となると言われては親に頼むのも悩みますよね。​もしもし、運命の人ですか。【電子書籍】[ 穂村　弘 ]​再読。やっぱり面白い(^m^*)恋人の過去にやきもちを焼く「さかのぼり嫉妬」は判るけれど>何が、「ぴょん」だ。>本当に俺の事が好きなら、新しい動物で来い。に吹き出す。>過去のガールフレンド全てが「姉」私は妹のいる「兄」だ。>時間を守り、誰かの煙草の灰を気にし、貸した革ジャンを破られても>眼中に入れない。確かに時間を守らず、気分屋で体調崩すとすぐにキャンセルし、お財布も持たずにご飯を食べに行く、女友達がひどく魅力的だったなあ。私は穂村さんよりの小心者だから、うなづきつつ、さらに穂村さんの妄想と語彙力に惹かれます。山田全自動でござる [ 山田全自動 ]​浮世絵でのあるあるネタ。くすりと笑えます。赤ちゃん同士の会話が成立してる、が好き。作者の本名が「山田孝之」さんで俳優本人と間違えられるので全自動は俳人のお名前にちなんで、このお名前なのだそうというエピも好き。​まなの本棚【電子書籍】[ 芦田愛菜 ]​中学生とは思えない本のチョイス。作品紹介はちょっと文章が丁寧きれいすぎて伝わる力が弱いかな。山中教授との対談が面白かった。星新一だと思っていた話のオリジナルが気になります。​雷桜【電子書籍】[ 宇江佐　真理 ]​初節句の夜にさらわれ、山の中で育てられた庄屋の愛娘、遊。2人の兄の長男、助太朗は家を継ぎ、次男の助次郎は侍として取り立てられる。助次郎が使える斉道は心の病をかかえるが助次郎の語る遊の話に聞き入る。斉道と遊。2人が出会い、惹かれ合うが－･･･。遊の来し方が苦しすぎる。対立する2つの藩の諍いに巻き込まれさらわれ。育ての親は殺害され。斉道とは身分の違いから何も告げずに静かな暮らしを選ぶ。奉公人の吾作がいいです。​破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 （幻冬舎文庫） [ 田中修治 ]​前橋はJINZのお膝元なのでオンデーズという眼鏡屋さんは初耳でした。田中さんはよい方向に育ちがいいんだなと感じる、人への敬意と期待があって、気持ちよく読み進められます。経理の奥野さんが有能すぎてかっこいい。​銀の匙 Silver Spoon（15） （少年サンデーコミックス） [ 荒川 弘 ]​最終巻。改めて1巻から読み直しました。作者都合もあるのでしょうが、ちょっと駆け足かな。勇吾父にまったくひるまない常盤家が好き。ラストの駒場の挑戦がぐっとくる。​あきない世傳　金と銀（八）　瀑布篇 （時代小説文庫） [ 高田郁 ]​この作品はどうも幸を際立たせるために他のキャラクターを落とす印象。この巻では惣次が出てきて、彼らしさを取り戻していてほっとしたのもつかの間、結の裏切り。結のキャラクターもずーっと軽く描かれているなあと思っていたらこうか～。小紋の新柄、幕府の上納金の納め方は面白かったです。​皇帝ペンギン ただいま [ リュック・ジャケ ]​図書館でジャケットにやられて借りました。父ペンギンの足下で小首をかしげてのぞいてる雛･･･。“世界でもっとも過酷な子育てをする鳥”と言われる皇帝ペンギン。40歳のベテラン雄ペンギンの子育てを追っていきます。天敵と風を避けるために内陸で子供を育てる。卵の受け渡しからして20分以内の制限。ジャケットと題名のかわいらしさからは想像のつかないハードな内容。母が旅立ち、父とも離れ。海を見たことも魚を捕ったこともない雛たち。雛の群れが海を目指すシーンはひたすら応援したくなります。​​​【中古】 ライフ・イズ・ビューティフル ／ロベルト・ベニーニ（脚本、主演）,ニコレッタ・ブラスキ 【中古】afb​名作ながら、初めて見ました。前半のコミカルなラブストーリーにちりばめられていく迫害。収容所では危険を冒しながら息子と妻の心を守る父親。ゲームだと信じる息子のためにおどけた歩みで連行されるシーンに泣けました。前半のご都合主義にも思えるリズムのよさが嘘のゲームが現実になるラストではとびきりの救いとなる。ジョズエの言葉でのラストで余韻が残ります。本当に連絡が急だったので、モトの部活の3年生への寄せ書きが間に合わず。部活も中止なので、急遽、まだ書いていない下級生に公民館集合で来てもらいましたが、公民館も「早めに切り上げてください」とのこと。（だよね）来られなかった子の分はメッセージを封筒に入れて別に渡すことになりました。3年生の公立高校の後期試験はこれから。先輩方が悔いなく、落ち着いて受験できますように。

  2020年02月29日

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  今月の読書メモ（2019.12）

  忙しさがずっと続いてついに年末。読んだ本も記憶が途切れ途切れです​3月のライオン 15 （ヤングアニマルコミックス） [ 羽海野チカ ]​友達に借りて読んでいますが、続きが気になって電子で購入。ついに気持ちが通じ合った零くんとひなちゃん。ももちゃんの言葉で妹を、かつて父と対戦した田中棋士に父のぬくもりを感じる。自分の力で失った物を手に入れていく。林田先生の言葉がたまらない。最終話はあかりさんの伏線？​希望という名のアナログ日記【電子書籍】[ 角田光代 ]​角田さんのエッセイはいつも「わかる～！私も！」と話したくなる。忌野清志郎が気になって、ググって涙しました。洋子さんのイラストがまたたまらん。​きのう何食べた？（16） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​ケンジのご家族が素敵。こうやってかわいがられて大切に育てられたんだろうなあ。だからこそのケンジのやさしさなんだなあ。​ちはやふる（43） （BE　LOVE　KC） [ 末次 由紀 ]​ちょっと足踏みかなあ。詩暢とこころちゃんのやりとりはよかった。ライオン、きのう何食べた？と同時期に読んで、この2作がよかったから、余計にグダグダが気になってしまった。昔悩んだ時に心ないことを言った人が同様の状況になり。「私の時にはこう言ったくせに」と黒い心が止まらない。そんな当時を思い返してみて、救ってくれた友人のことを思い出しました。突然お邪魔したのに時間を割いて話を聞いてくれた恩師。ただただ話を聞いて、気持ちに寄り添ってくれた親友。おかげで乗り越えられたのに、10年以上経ってグチグチ言ってる訳にはいかないよね。10年以上経っても救われる。人の気持ちはすごいなあと思った年末でした。

  2019年12月31日

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  今月の読書メモ（2019.11）

  今月の読書メモです。9月からずーっと忙しさの波が引かず。残業の毎日。やっと落ち着いてきて、今月はごほうび月間と決めて楽しみました​かくかくしかじか（5） [ 東村アキコ ]​作者の自伝漫画。若さ故の残酷さ。これを描くのは魂すり減っただろうなあ･･･。おそらく先生は作者が気にするほど作者の逃げがショックではなかったと思う。ただ描くことだけに執着した芸術家だったと思う。今ちゃんが聞いた先生の最期の言葉はやっぱり泣けます。読み終わって5巻の表紙を見直すとぐっときます。​日本が売られる （幻冬舎新書） [ 堤未果 ]​こんなことが進んでいたとは。水道、教育の民営化。世界の商業主義には日本が当たり前に持っている良心なんてない。知ることの大切さが判る本。​なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造 （PHP新書） [ 中野 円佳 ]​雇用の安定と引き換えに課された長時間労働。雇用の調整に使われるパートタイマー。両親に頼れた幸運があるのに私も子供の保育園時代の記憶がないほど、忙しく、罪悪感があった。地方だから夫の転勤に悩む女性のリアルが知れたのもよかった。「女性が輝く」なんて白々しい言葉はいらない。「働いて子供を育てる」世界中の女性がやっていること（byサイバラさん）を粛々とやりたいだけだ。​銀の匙 Silver Spoon（14） （少年サンデーコミックス） [ 荒川 弘 ]​ずっと気になっていた作品。最終回までの予定が出たのでオクで大人買いしました。農業高校ネタも農家の事情も興味深く買ってよかったです。​百姓貴族（6） （ウイングスコミックス） [ 荒川弘 ]​図書カードがあったから実店舗で購入。ネットでは23日発売だったのに地元の本屋では25日だったり26日だったりマチマチ。乳牛をやめた荒川農園。それで救われたことがよかったと思えたり続けている農家の苦労を思うとよかったと思うことに罪悪感があったり。三連休には福島に行きました。去年は一般道で行きましたが、今年は行きのみ高速を使いました。高速に乗るまでの道路が渋滞で1時間ほどの短縮でした。喜多方市に直行してラーメンのお昼。子供の頃おばあちゃんが出前をとってくれたラーメン屋さんは人気店になってしまい、1時間待ちでした(^_^;)風情ある駄菓子屋さんは冬場は醤油工場になります。会津若松市を観光して、東山温泉に宿泊。帰りは一般道を利用して大内宿に寄りました。紅葉の見頃で混雑する日光は日光宇都宮道路を使って回避しました。翌週は姉の会社の社員旅行で姉親子と私とモトとで10年ぶりのディズニーシー。タワーオブテラーは私とモトは初挑戦。「もう、乗らなくていいや」と強がっていたけれど怖くて涙ぐんでたモトを見逃しませんでしたタウン誌の懸賞でご飯屋さんのクーポン券が当たり、ちょっと贅沢なランチ幼なじみとの恒例の紅葉狩りモトの部活の予定が判らなくてギリギリのお誘いになってしまい。でも、やっぱり一緒に見たくてダメ元でしたが、予定が合いました他にも出張のついでに元同僚とランチができたり、小学校時代のサッカーチームの同期のママ友会をしたりと楽しい予定は盛りだくさんでも疲れないですね( •̀∀•́ )bモトにもお礼のプレゼント隠し撮りなので画像が悪いですがハンモック。最近、ツムツムブームのモト。　　​【送料無料】TOYMOCK　レインボーカラー　MOZ-4-03　　　ハンモック　トイモック　くつろぎ　ゆったり ベッド 昼寝 うたた寝 RAINBOW 組立式 自立式 スタンド付き　自立スタンド 折りたたみ式 フォールディング 仮眠 持ち運び ケース付き　メッシュ​早くても7時過ぎになっているこの頃。洗濯物を入れてくれたり、お風呂を洗ってくれたり。とても助かったのですが「え？俺何かした？」と不思議がっていました。充電完了。年末に向けての繁忙期と自宅の掃除を頑張ります

  2019年11月30日

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  今月の読書メモ（2019.8）

  やっとエアコンいらずで眠れるようになりました(^_^)庭の雑草の生育速度も落ちてきました。​しあわせしりとり [ 益田ミリ ]​しあわせなモノでのしりとり。子供の頃の思い出。亡きお父様の話。ああ、わかるなあが多くて、するする読めました。​俺物語!! 13 （マーガレットコミックス） [ アルコ ]​図書館に揃っていたのでまとめ読み。再読ですが、よくて2度読みました。猛男と大和の恋愛。スナとの友情。家族の想い。たまたま隣で親同士が仲良しだったからの友達がものすごく大切な友情だったこと。砂の一発がかっこいい！この13巻の表紙。モノトーンだと思ったらゴマでした(笑)​あきない世傳　金と銀（七）　碧流篇 （時代小説文庫） [ 高田郁 ]​6巻までの立ち直れないほどの不幸続きでちょっとげんなりしてましたが、やっと幸の本領発揮。妹の結も活躍してくれそうなので、これからに期待です。​多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 [ Jam ]​かわいい４コマと解説。表題は「本当にそうだよな」と納得。私も嫌な人の嫌な部分を考えて明確化させて自分が嫌うことを心の中で正当化させてしまいがち。心の中からしっかり追い出します。「ワガママな人に振り回される」の4コマ。今まで何でも許してくれた人が突然許してくれなくなる時。>君にとっては突然かもしれないけど>ずっとずっと言えなかったことを今やっと言えただけなんだやってしまったこと、されてしまったこと。どちらもあって心が痛みました。​大奥 17 （ヤングアニマルコミックス） [ よしながふみ ]​家茂と和宮の絆が強まる巻。家茂の今後を思うと表紙が切ない。和宮の母親への気持ちがつらい。だからこそ家茂への気持ちにつながるのだろう。帝の妹としての誇りがあれど徳川の人間として生きる。それだけの覚悟につながるエピが綴られています。​逃げるは恥だが役に立つ（10） （KC　KISS） [ 海野 つなみ ]​終わったかに思えた9巻でしたが、続きが出ました。風見さんと百合ちゃんは別れたけれど続きがありそう。結婚をシステムに例えた既刊から妊娠から育児への構築が進みそうで楽しみです。仕事が初めての事やら、数十年前の事やらでめまぐるしい。「片付いた！」と思うとまた戻ってきたりでねえ。早く通常業務に戻りたいです

  2019年09月04日

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  今月の読書メモ（2019.7）

  夏の中体連。県大会進出が決まり、気合いを入れた今月。市の大会でも優勝旗があり、市の結団式や県総体開会式があったり。勝ち進むごとに相手チームの涙を見ました。夏の大会は部活動の集大成なんだと改めて感じました。ちはやふる（42） （BE　LOVE　KC） [ 末次 由紀 ]​クイーン戦前夜。かなちゃん母子が素敵です。パパのうっかり。昔のバレンタインデーエピでも「ありえない」と思ったので、いらないなあ･･･。笑えないです。お姉ちゃんのいいところを見せたかったのかもしれないけれど、ギャク要素なんて不要なところまで来てるから。​マラソン1年生 [ たかぎ　なおこ ]​​マラソン2年生 （メディアファクトリーのコミックエッセイ） [ たかぎなおこ ]​​海外マラソンRunRun旅 （メディアファクトリーのコミックエッセイ） [ たかぎなおこ ]​楽天ブックスでアフィリがなかったのですが、「まんぷくローカルマラソン旅」とセットで図書館で借りました。私は長距離が苦手で、マラソンする人を見ると「なんで？」と思いますがおつかれビールとかとってもおいしそう(^m^*)沿道で応援している犬に「1キロでいいから代わりに走って！」に笑えました。​うちの子が結婚しないので （新潮文庫） [ 垣谷 美雨 ]​時代だなあと思うテーマでいつもぐいぐい読ませる。これは親婚活がテーマ。婚活で男性が年下の女性を望むことが多いが、本人の年齢差があるということは親の年齢差もあるということ。悪気もなく「息子のお世話をしてもらうために」結婚させる親。自分も価値観の過渡期に生きてきた自覚はあるけれど、親世代の価値観、その中で育った当人の価値観の違いが興味深かった。ラストは穏やかなハッピーエンドでよし。​ヒポクラテスの誓い （祥伝社文庫） [ 中山七里 ]​法医学の権威、光崎教授と光崎教授に心酔するキャシー准教授の元に単位取得のためやってきた研修医の真琴。上野正彦さんの法医学本は大好きですが、手順や状況の描写、警察と死体監察医の関係がリアルに描かれます。短編ですらすら読めて好みです。腰椎分離症は1月から3月まで硬性コルセットをして部活も体育も禁止の安静。その後、腰椎のヒビ2カ所のうち、1カ所はくっついたので復活。夏休みにまたCTを撮りましょうという流れでした。市の大会で気合いが入りすぎたのか、腰痛が復活してしまい。自転車も乗れないほどで「また腰椎分離症復活したかも」としまっていたコルセットを出してきて、装着していました。「この大会は乗り切る。8月の大会は諦める」と言っていて、医者でも「まあ、今さらそんなに変わらないから大会が終わったら」と言われて、母はハラハラしながら大会を見ていました。大会終了後、CTを撮りに行くと腰椎分離症はほぼ完治。これなら早く撮って、心置きなく応援したかったよ･･･orz突き指もしていたのでレントゲンを撮り、そちらも心配なさそうでした。レントゲンを撮ったので骨端線を見てもらうとまだ、身長は伸びそうとのこと。成長痛、腰椎分離症が出ないようにストレッチやらせます。

  2019年07月31日

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  今月の読書メモ（2019.6）

  今月の読書メモです。社員旅行がバス旅行だったので、車中用に文庫本をチョイス。​みずうみの妻たち　上 （角川文庫） [ 林　真理子 ]​​みずうみの妻たち　下 （角川文庫） [ 林　真理子 ]​林さんはエッセイしか読んだことがなくて、初の物語。みずうみのある地方の老舗和菓子店に嫁いだ朝子。旦那は東京店にかまけて多忙。と思いきや不倫が発覚。自分もフランス料理店を始めようと東京の建築家に依頼。その建築家大和田と恋愛。奥様会の仲間、元CAの奥様も大和田の友人と不倫。宿泊したホテルで髪をセットしてもらうが落ち着かない。ピンクのスーツにスカーフ。自動車電話。随分、バブリーなお話だなあと思ったらやっぱり30年ほど前の作品。物語は時代のズレを感じまくりでのめりこめなかったけれど、老舗のシェフの人を見る目のあたりは好き。​ナミヤ雑貨店の奇蹟 （角川文庫） [ 東野　圭吾 ]​読みやすいけれど、盛り上がりに欠けるなあと読み始めたら、布石がどんどんつながり、よいラストに。​この先には、何がある？ [ 群ようこ ]​作者の半生記。兼業作家から専業作家へ。鷺沢萌さんとのエピソード。もたいまさこさん、サイバラさん、中瀬ゆかりさんとの関わり。母親ネタはサイバラさんの著書で知っていたけれど、やられっぱなしなのが、ちょっと読後感悪し。​カツオが磯野家を片づける日 後悔しない「親の家」片づけ入門 （SB新書） [ 渡部亜矢 ]​サザエ夫婦もマイホームを持ち、ローン返済のためコンビニでパート。カツオは独身で地方へ赴任。ワカメはキャリアウーマンとして仕事と子育てに飛び回っている。波平が廊下で物につまづき庭に転げ落ちて急死。フネが取り残された磯野家はゴミ屋敷になっていた。うちの両親も姉夫婦と同居。それなのに姉夫婦の居住スペースの1部屋を物で占拠している。姉がさんざん苦情を入れているけれど「お母さんが死んだら思い出話しながら片付けて」なんて悠長なことを言っています。自分も体力が低下していく年齢。溜めない生活を意識します。社内のイベントで来月図書カードをいただける予定です。欲しかったDVD買っちゃうんだ(^m^*)​(生)林檎博'18 - 不惑の余裕 - [ 椎名林檎 ]​

  2019年06月30日

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  今月の読書メモ（2019.5）

  令和になって1ヶ月。書類では場所によってルールが違ってたりしてややこしい。けれど、和暦の方がしっくりくるんですよね。​姑の遺品整理は、迷惑です【電子書籍】[ 垣谷美雨 ]​相変わらず女性のツボをついてくるなあ。ご都合主義な部分もあるけれど、イライラから、あたたかくなるラストで読後感がよいです。​夢幻花 [ 東野圭吾 ]​章ごとに登場人物が入れ替わり、気になってぐいぐい読み進んでしまう。才能を持った者。負の遺産を背負ってしまった者。その覚悟を決めたラストがすがすがしい。​かもめ食堂 （幻冬舎文庫） [ 群ようこ ]​エッセイも好きだし、映像化されたのも見たのに、原作は読んでいませんでした。たんたんと、でもあったかい作品で好きです。「きのう、何食べた？」原作を持っていますが、ドラマにもハマっています。ヨシさんテツさんのカップルに「似てる！」とくすっとしましたが、静かな演技力に涙。金曜日に録画して土曜日に家事をしながら見るのが至福。大好きな椎名林檎さんもアルバムを出していて、買おうか悩み中です。テレビ出演が多くて

  2019年05月31日

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  今月の読書メモ（2019.4）

  新年度の総務部はイベント屋。社内、社外の歓迎会やらゴルフコンペ、旅行のセッティング。年度初めの庶務、通常業務ももちろんある。今年はさらに10連休対応で業務もぎうぎうで。​ようこそ、わが家へ （小学館文庫） [ 池井戸 潤 ]​なぜか東野圭吾だと思って読んでて「池井戸潤さんっぽいなあ」と思ったらそうだったorz電車での割り込みを注意したところから、後をつけられて嫌がらせをされる。どこででも誰にでもありそうな恐怖と勤務先の営業部長による不正が同時進行する。銀行で成果を上げられず、出向先で総務部長として働く主人公倉田。家族の団結、凄腕の経理のシングルマザー。>愚直で不器用だが、至極真っ当な人生を歩んできたとの自負だけはある。>そのどこが悪い。不正を明らかにしながらも、銀行の窓際業務に戻される。スカッとするラストではないけれど、しみじみするよい結末です。​仕事にしばられない生き方 （小学館新書） [ ヤマザキ マリ ]​テルマエ・ロマエ作者のエッセイ。母子家庭で育ち、早くからひとりで海外に出た作者。テルマエ・ロマエの映画化で「もうかってるんでしょ」と言われるから「いただいたのは100万円」と言ったことで受けたバッシング。原作者なのに在住のローマでの上映会も教えてもらえない。売れたことで依頼が来まくるものの契約書もなく詰め込まれる仕事。>「自分はこういう人間です」なんてわかるわけがない。>わかっているつもりでいるなら、それはたぶん「これまでの自分」>いろんな経験をするたびに、上書きされて更新されていく。>好きな仕事よりも、自分に合っている仕事うんうんとうなづいたことでした。​痛い靴のはき方 （幻冬舎文庫） [ 益田ミリ ]​エッセイ本。表題は比喩ではなくて、そのままでした。小学生の頃に始めて手に入れた香水。人は必ずわかり合えるわけではない。うすくてあっという間に読めてしまうけれど、満足。​ぶらぶらミュージアム （散歩の達人POCKET） [ 大田垣晴子 ]​大田垣さん、ショートヘアになりました。大好きな江戸東京たてもの園から始まり、行ってみたいミュージアムがたくさん！三鷹天命反転住宅、箱根ラリック美術館に行ってみたいです。10連休は友達とたくさん会えました。なかなか都合が合わず延び延びになっていた会も10日もあるとどこかしら奇跡の1日があって。出掛けたのは最終日に佐野のアウトレットに行っただけでしたが、通常の土日よりもすいていて、とっても快適でした。家庭訪問を前に家の中も片付けられて、充実した連休でした

  2019年05月06日

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  今月の読書メモ（2019.3）

  12月に判ったモトの腰椎分離症。硬性コルセットを着用して3ヶ月。CTスキャンで経過を確認しました。腰椎を上から見るとおばあちゃんの手提げバッグの手提げ部分を肉付けしたような形で、その手提げ部分の両方にヒビが入っていたんですが、片方はくっついたとのこと。ヒビが離れて、ずれていってしまうともう治ることはないそうですが、ずれる心配がなくなったことで運動の許可がでました。久しぶりに部活に復帰した夜に「サッカー楽しかった」とぽつり。「早くやりたい」なんて事は一切言わなかったけれど、やっぱりずっとやりたかったんだろうね。でもまだ片方がヒビ。かーちゃんはまだまだ心配です​一度だけ [ 益田ミリ ]​2人暮らしの離婚した姉弥生と独身の妹ひな子。（姉キャラで弥生さんというと渡鬼が出てくる私）裕福な叔母が妹を誘いブラジル旅行に立つ。旅先で一緒になった和菓子屋夫婦の息子を狙ったり、派遣先の男性に葉書を送るひな子。旅先から戻れば、旅先ならではのハイテンションに愕然とする。>なんだか、くたびれたのだった。>人をあてにする生き方に、ではなく自分をあてにできないような生き方に。この一節、好きです。​ちはやふる（41） （BE　LOVE　KC） [ 末次 由紀 ]​詩暢とのクイーン戦準備の巻。お姉ちゃん、やっぱりイラっとする。​かなり気になる日本語 （SB新書） [ 厚切りジェイソン ]​日本語への愛情が感じられて好きです。「お疲れさま」「よろしくお願いします」など訳せない言葉。抱負を言葉にする日本人と想いを秘めるアメリカ人。アメリカ英語と英国英語の単語の違いなどもおもしろかったです。風にそよぐ墓標　父と息子の日航機墜落事故［門田隆将］自分が中学生の夏休み中の事故でした。群馬に住んでいるので、通院していた歯科が検死のため休みになったり、自衛隊に就職した友人から先輩から聞いた話を聞いたり、日赤の看護師でヘリに乗った方の話を聞いたり。これは「なぜ君は絶望と闘えたのか」の作者の事故後25年時の著。女性の声は聞くが、男性は語らない。作者も日航機事故を子供の目線から親へと変わって考えるようになり、遺族にとっても息子から親になった年月。憔悴の母に変わり、父を「連れて帰る」と出掛けた13歳の少年。父を亡くし通っていた私立中学に退学届を出した少年。遺族でありながら検死に協力した歯科医の兄弟。ANAのチケットを持ちながら取引先の好意でチケットを変更した、早く帰るためにこの便に乗ってしまった、父親。JALの「（社長のお詫び訪問に)質問はしないでください」や「JALでよかった。Ｔ航空ならこんな賠償金は出ない」の心ない言葉。不起訴となった事故。大切な家族を亡くしたことでがらりと変わってしまう遺族の人生。人生の節目節目で父に聞きたかったこと、話したかったことがあるだろう。想いを丁寧に綴った良書です。​きのう何食べた？（15） （モーニング　KC） [ よしなが ふみ ]​ドラマ化を記念してか、春らしい素敵な装丁(^m^*)表紙のシロさんとケンジもだけど、佳代子さん夫婦も年を取っていて。ご両親の終活やら、本当に身につまされます。定番のクリスマス料理がリニューアルして、それもおいしそう。悟朗くんの一言。シロさんにも親戚のように付き合えるお友達ができたんですね。​虚ろな十字架 [ 東野圭吾 ]​娘を殺されて、共に生きられなくなった妻と離婚した中原。今度はその妻、小夜子が殺害される。遺族にとっての加害者にとっての「死刑」とは？殺人を起こした人間が数十年で更正出来るのか？反省をしてみせていても、犯人にとっての死刑は「償い」ではなく「運命」になってしまう。再犯率の高さに「死刑にすれば、その人間はもう殺人を起こさない」フリーライターの妻の行動を追ううちにたどり着いたもうひとつの犯罪。引き込まれて、一気読みでした。社長の息子さんが次期社長として他業種から入社。斜陽産業の業界に社長として入られる覚悟を思うと感謝しかありません。ヒアリングを通して、なつかしい人の思い出。初心。色々と思い出しました。私は口ベタで気が利かなくて、大人にかわいがられる性格ではなかったのですが、入社したら、直属の上司、担当役員、社長夫人にとてもよくしていただいて。この会社の「下を育てる」気風のおかげでやってこられました。この春で入社から30年。会社の気風を継いで、受け取ったバトンを次の世代に渡したいです。

  2019年03月30日

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  今月の読書メモ（2019.2）

  会社が新体制になるにあたり、自分の業務を書き出しました。毎月の業務の中で唯一、イベントのない2月。確かに自分のペースで仕事が出来て、ストレスの少ない1ヶ月でした。​あきない世傳　金と銀（六）　本流篇 [ 高田郁 ]​いきなり智蔵さんの葬儀から始まる6巻。三兄弟に嫁ぎ、2人に先立たれ。義母にも死なれ。流産し。みをつくしの艱難辛苦は素直にハラハラして応援出来たけれど、幸の不幸は物語に対して、すっと引いてしまう不幸。それでいて、ご都合主義な部分が見えてしまう。みをつくしと比べてしまうのは難だけど、又次の死をあれだけ丁寧に後まで描いたのに。5巻までぞんざいな扱いだった智蔵さんを6巻では意識して心の拠り所にしているように思える。広告戦略、お竹さんへの想いは引き込まれたし、智蔵の忘れ形見がこれから物語に入ってくるのか。これからを楽しみにします。​バッタを倒しにアフリカへ [ 前野ウルド浩太郎 ]​ウルドは現地で授かった名前。現地の公用語であるフランス語をまったく勉強しないまま、モーリタニア入りする。農業被害をおこすサバクトビバッタだけれど、研究はほとんど成されていない。現地で雇った運転手ティジャニとコミュニケーションを取り、信頼を寄せていく様子。苦労は笑いを交えて描いているんだけど、実際の2年の滞在は壮絶だったろうと想像する。研究者という狭き門を目指す様子が、興味深い。モトの運動中止もあと１ヶ月。ストレスが溜まるようで、何度も言い合いになりました。大抵のネタは塾通い。自分で通いたいと言ったのに「試験前だけ行きたい」「疲れるからやめたい」などなど。塾に通い始めて最初の試験で一気に順位アップしたから、直前に頑張ればいいと考えているらしく、普段は家でも勉強しないし、塾通いもしぶしぶダラダラです。無事に骨がくっついてますように。もー、さっさと部活に復活してほしいです。

  2019年02月28日

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  今月の読書メモ（2019.1）

  お正月から、父の入院のつきそい。モトのインフルとさらに私にうつって6日間外出出来ず。読書がはかどった1ヶ月でした(^_^;)​花だよりみをつくし料理帖特別巻 （みをつくし料理帖） [ 高田郁 ]​昨年、番外編が出て、本編も読み直したいなあと思っていながらなかなか10巻は手が出ないでいました。改めて番外編を読んで。頭のよい野江が気付かないわけがない訳で。それを知って、又次のことを知って。それでもなお、幸せを掴む姿に涙が出ました。新年から、よい物語を読めました。​僕の初恋をキミに捧ぐ 完全版 （フラワーコミックス〔スペシャル〕） [ 青木 琴美 ]​図書館にて。アフィリは完全版ですが読んだのはオリジナルです。お互いを思う姿。親への想い。私はすっかりハッピーエンドだと思っていたのですが、ネットを見るとぼかしたラストに賛否両論で。完全版のラストに作者のラストへの想いがあり、ほっとしました。​おいピータン！！（17） （ワイドKC） [ 伊藤 理佐 ]​インフル本。読んでいると食べたい物がたくさん出てきてつらかったです。社会人としても「ナイス！」と思うネタが多くて好きです。​透明なゆりかご（7） （KC　KISS） [ 沖田 ×華 ]​インフル本。特別養子の話が好き。​3月のライオン（1） （ヤングアニマルコミックス） [ 羽海野チカ ]​友人が最新巻を貸してくれて。図書館に揃っていたので、全巻読み。14巻ラストシーンの階段は何度も出てきていたんですね。大切なものを自分の力で手に入れた零くんに心があたたかくなる。​長いお別れ （文春文庫） [ 中島 京子 ]​中学の学校長を勤め上げ、図書館長も歴任した昇平。毎年恒例の同窓会にたどり着けなくなり、認知症が判明する。妻が自宅介護を望み、3姉妹もフォローするが･･･。排泄の大切さと大変さ。急に進む症状。「うちに帰る」がどこだったのか。長いお別れは認知症を表す言葉の一つ「ロンググッバイ」から。少しずつ、記憶をなくしていく様子が言い得てますね。父のつきそいをしたばかりなので身につまされました。家族のバタバタと同時進行で、自宅もガタがきていて不自由な日々です。数ヶ月前から漏水で様子を見ていたのですが、外壁際が濡れてきたので、なんとなく特定出来そう。さらに洗濯機のパンに水が溜まり、水道にも水滴が付着しています。さらにさらに洗面所の給水パイプがゆるんでいるらしく、たまたまパイプの受け皿に溜まっていたようで満水でした。修理をお願いしたくても、モトがインフルだったり私にうつってたりで依頼するわけにもいかず。休んだ分、休暇をいただくのも早退するのも気が引けてねえ。土曜日は休日出勤だし、日曜は対応してもらうのも申し訳なくて。水って大事！と身に染みている今日この頃です

  2019年01月31日

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  今月の読書メモ(2018.12）

  年末調整が変更点があり、色々確認しいしいの忙しかった12月。説明して、記載注意事項を配っても、住所も家族の生年月日も入れてくれない書類に脱力･･･orz​人魚の眠る家 （幻冬舎文庫） [ 東野圭吾 ]​図書館にて。離婚前提で別居をしている和昌と薫子の娘、瑞穂。プールの事故で脳死状態となる。臓器移植を前提としない限り脳死とは判定されない。けれど、提供を決めた夜に瑞穂の手がかすかに動く。和昌が社長をつとめる社の技術で自発呼吸をして、筋肉も鍛えられ、表情も作り、今にも起きてきそうな娘。そこまでいくのは狂気だけれど、あたたかい我が子の心臓を止められない母親の気持ちは物凄く理解出来る。瑞穂の最期があっさりだったけれど、エピローグが美しくて余韻が残ります。​カルト村で生まれました。 [ 高田かや ]​明言していないけれど、ヤマギシ会で生まれた作者。親から離されて別の村で世話係に指導されて生活する。朝から掃除や農作業に励み、部活は禁止。所有は認められず、祖母から送られた服や文房具もその時に必要な子供に渡されてしまう。朝食はなく、給食と夕食のみの生活。その夕食さえも世話係の気分で罰として抜かされる。お供え物はいただくけれど、交通事故現場のお供えは手を出さない。けれど、数週間後に雨に濡れ散らかったコアラのマーチを食べてしまう。子供達みんなが「世話係さんを殺したいと思ったことがある」って尋常じゃないから。特別ミーティングとして、親戚の結婚式に親子で参加するが、「村人として生活する」と朝ご飯も断らされる。のに、親は「用意されたから」と食べていて納得がいかない。作者は批判するでもなく「よい物（食品）を食べさせてもらった」とフェアな目線で語っている。ほのぼのとした絵柄と丁寧な文字。やさしくおっとりとしたご主人のキャラクターで救われます。​さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで [ 高田 かや ]​​中等部から高等部へ。初等部では男女一緒に過ごしていたのが男女別の生活になるんだけど、女子が男子のお世話をする。洗濯掃除はまだしも、ヘチマたわしについた体毛を取ることまで。些細なことから2週間の指導が入り、学校にも行けなくなり。自分の願い「両親と一緒に暮らしたかった」気持ちに気付いて村を出る。両親も村の意向で一般（社会）に出る。なんだか、村も村に染まった両親もちょっと納得出来ない。​お金さま、いらっしゃい！ [ 高田 かや ]​お金を持つことがなかったカルト村時代。朝から働いても1円にもならなかったのに13万の給与をもらい戸惑う。母親は村を出ても「共有」の意識は抜けずに知り合いに携帯電話を貸せやら、大切にしすぎてまだ袖を通していないコートを妹に貸せと言ってくる。15歳上のご主人ふさおさんとご両親と弟さん2人と同居。父親が病気になった際に「かやに借りたら？」と母に言い、それを何とも思わずに「いいですよ400万ですか？」と聞いてあっさり200万円を貸してしまう。弟さんたち、派遣だったり転職したてだけどふさおさんが建てた家に住んで3万5千円の生活費を入れているだけの生活なのに。おそらくは年上だろうに。おかしいんじゃね？農業貴族の荒川さんに通じるものがあるけれど、荒川さんはブラックさを分かっていてネタにしていたけれど、まったく疑問にも思わず受け入れているかやさんが心配になる。応為坦坦録［山本 昌代］葛飾北斎の娘、応為。仙人になるには？と素っ頓狂な出だしから、春画の依頼に突拍子のない行動に出る。北斎の最期。その後の応為。どこかで描いていた、と思いたい。​北斎娘応為栄女集 [ 葛飾応為 ]​「江戸のレンブラント」とも評される応為。「吉原格子先之図」「夜桜美人図」に惹かれました。これが江戸時代の作品？浮世絵？と驚くほど、闇と明かりが繊細で、吉原なのに妖しさより美しさに圧倒される。提灯にさりげなく自分の名を入れる遊び心。表紙の「三曲合奏図」も遊女、芸者、町娘と実際には同席することのない3人の構図。他の絵描きの同様の構図が何点か収録されているんだけど、他の作品はみんな顔を見せているのに対して、応為の作品は後ろ姿を中央に持ってきている。その首筋や後れ毛がまた美しくて。​眩 （新潮文庫） [ 朝井 まかて ]​こちらも応為本。他の応為よりも女性らしい葛藤が描かれています。善次郎への想い。ろくでなしの甥。善次郎の「なんでお前ぇは、勝負しようとしねえ」の言葉から、代表作への取り組みの様子が描かれる。離縁、母をおくり、父北斎を介護ののち看取る。この時代の女性が腕ひとつで生きて行くこと。粋でそれでいて悩みながら進んでいく応為に惹かれます。​マリー・アントワネットの日記　Rose（新潮文庫）【電子書籍】[ 吉川トリコ ]​​マリー・アントワネットの日記　Bleu（新潮文庫）【電子書籍】[ 吉川トリコ ]​某掲示板の「笑いを堪えられない程面白い本」トピで紹介されていて図書館で借りました。どれどれ、と読み始めると笑うよりも切ない。若者言葉、ネットスラング、絵文字で描かれた日記なんだけど、14歳で「SEIRYAKU☆結婚」させられたトワネットちゃん。お付きの人も身につける物もオーストリアに置いてこさせられ、食事も初夜さえも衆人環視で、頼みの綱の夫は塩対応。フェルゼンとの関係、革命が始まってからの夫への想い。国王と運命を共にする決意。マリアテレジアの娘としての行動力と誇り。ルイ16世の王としての気品。軽やかな最期。2冊をするすると読めました。​海街diary 9 行ってくる （flowers コミックス） [ 吉田 秋生 ]​ついに最終巻。ラストを見たい気持ちといつまでも読んでいたい気持ちが交錯する。修学旅行以来、友達と旅行に行くこともなかった幸。今さらながら、長女としての背負った物の重さと責任感を感じる。次女、佳乃の1巻からの変貌。三女、チカの繊細さ。すずと風太はもう言葉なんていらないつながりだったんだなあ。直球を交わす告白シーンがたまらんです。私もすずのように「へこむことはあってもへこたれない」ヤツになりたい。最終話はすずの旅立ちだけではなく、チカちゃんの出立、福田さんが二之宮さんをヒマラヤに「連れて行ってあげられなかったことではなくはぐらかしてしまったこと」を後悔し、この場所に戻ってくると旅立つシーンにじんわり心が熱くなる。エピローグは一時期だけすずの弟になった和樹の物語。すず父の13回忌だから12年後。和樹も母に去られ、弟の智樹に去られ。それでも、すず父も働いていたあづまやで頑張っている。女友達の妙さんがとても印象深いキャラなので、続編があるかな？と期待。​四十歳、未婚出産【電子書籍】[ 垣谷美雨 ]​旅行会社勤務の優子が出張先で28歳のイケメン後輩と関係を持つ。相手は彼女もいて、結婚は考えられない。でも、子供を持つ最後のチャンスで･･･。田舎の親戚の昭和な価値観。マタハラ上司に責められ退職の危機に。同様な価値観で離婚を経験した兄の再婚相手。専業主婦の姉。田舎暮らしの母。かつての不倫相手の上司、同級生。ラストはバタバタと味方が増えていき、大団円。出来すぎと思うけれど、やっぱりおもしろい。3月のライオン 14 （ヤングアニマルコミックス） [ 羽海野チカ ]​将棋成分薄めの巻。アマゾンレビューは辛口ですね。私は3姉妹ネタもうれしいのでOKです。あかりさんとひなちゃんが和菓子屋さんの将来を考えていく。島田棋士と林田先生の仲良くなる様子。ひなちゃんの想い。と楽しく読みました。ハチクロメンバーが職団戦で登場。はぐちゃんが作品を作っている姿が出てきて感動。モトが腰痛で接骨院に通っていたんだけど、どうも回復しなくて。「腰椎分離症かも」と言われて、整形外科にかかりました。レントゲンとMRIとCTスキャンを撮ってもらった結果、残念ながら、見立てどおりでした。スポーツをしている10代に多い疲労骨折なんだそう。モトはまだヒビの状態で見つかったのでくっつくようですが、3ヶ月コルセットで固定。部活はもちろん、体育も見学。楽しみにしていたスキー教室も参加できません。モトは診断から帰って来るなり「牛乳飲もう」と前向きです。気休めかもしれませんが、カルシウムとタンパク質を取らせて、体重を増やさないように健康的なご飯で応援します。私はドライアイが進んで、メガネな生活。室内では度が弱めの、運転時は強めな物を使い分けています。これはこれで便利だけど、夏場はまとめ髪にするのでコンタクトに戻りたいなあ。今年もやっぱりモトのサッカー中心の一年でした。あれこれ悩んで選択したけれど、思った以上に楽しかった。早くあの毎日に戻れるように後方支援頑張ります

  2018年12月31日

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  今月の読書メモ（2018.11）

  今年も年末調整の時期がやってきました。今年は変更点が多いので、さらに忙しくなりそうです変更点や注意点を一覧にして、記載例コピーと配布しています。今年は本人の年収も記載項目。12月に年収が確定するのに12月に年末調整を行うこと自体、無理がありますよね～～。​リセット【電子書籍】[ 垣谷美雨 ]​47歳の3人の女性が高校生に戻ってやり直したら。平凡な2人の子持ちの専業主婦、知子は女優になる。独身のままキャリアを積んだ薫は知子の夫と家庭を築き、高校を妊娠中退後、紆余曲折の人生を歩んでいた晴美は医者の妻として子供を育てる。生き直して60年近い人生を送ることになる3人。それでも、バラ色の人生とは行かず･･･。作者のベースとなる女性の生きにくさを描きつつもタイムスリップして、本来の自分より若い母親を見る目線が高校時代の自分にも分からなかった親の苦労を振り返れました。if: サヨナラが言えない理由　[ 垣谷美雨 ]アフィリが見つかりませんでしたが、垣谷さん。患者の気持ちが分からない女医、ルミ子。ある日、拾った聴診器を患者にあてると患者の心の声が聞こえて･･･。患者は人生の後悔したところまで戻り、やり直す。全てを語り、見終えた患者は安らかに旅立つことができる。やり直すことで見えてくる、親しい人の姿。ラストもきれいにまとめられています。​ダーリンは72歳【電子書籍】[ 西原理恵子 ]​高須先生が大西議員と蓮舫議員を訴えるあたりです。サイバラさんが幸せそうで何よりです。​ちはやふる（40） （BE　LOVE　KC） [ 末次 由紀 ]​新と太一の勝負が決まり。千早の勝負も描き込まれないまま終わり。かるたについては物足りない感。かなちゃんのやりたいこととやるべきことを考えて進路に悩む様子がよかった。百日紅〜Miss HOKUSAI〜 [ 杏 ]​DVD。福島行きに借りていきました。杉浦さんの原作のお栄のエピをまとめるとこうなってしまうのかな？江戸の風景。両国橋の賑わい、空の広さ、水の美しさは見とれたけれど、お栄の妹、盲目のお猶の原作にないエピが多くて。原作にあるカマキリを説明するシーンが一番印象的だった。突風にお猶の異変を察した、お栄が走るシーン。原作でも心に残るシーンなのにBGMが大仰すぎて合わない。椎名林檎さんが好きなのでエンディングはうれしい。原作よりもかわいらしくなってしまっているお栄が、思ったよりも違和感なく、杏さんの声も合ってました。​百日紅（上） （ちくま文庫） [ 杉浦日向子 ]​​百日紅（下） （ちくま文庫） [ 杉浦日向子 ]DVDが呼び水となって、原作も。「一日江戸人」「百日紅」「百物語」が私の三大杉浦日向子書。葛飾北斎の娘、お栄こと葛飾応為。見事な地獄絵を描き、見事すぎて物の怪を引き寄せてしまい、北斎が始末をつける話が一番好き。葛飾応為をつらつらと調べて、作品の美しさに見とれてしまいました。北斎の代筆もつとめていため、10作品程度しか残っていないそう。色々気になって、図書館に関連図書を予約しました。今年は紅葉が遅くて、通勤路の銀杏は今が見頃。朝日を浴びて、まぶしいです

  2018年11月30日

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  今月の読書メモ（2018.10）

  モトの部活に入れ込んでいた今月。堪能させてもらいました今月の読書メモです。​あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 [ 宮部　みゆき ]​不幸な出来事により、叔父である三島屋に預けられ、黒白の間で百物語を聞くことでお互いに癒やされていく。塩断ちから不吉な物を呼び込んでしまった「開けずの間」人の業を考えさせられて、恐ろしかった。「金目の猫」があんじゅうを彷彿とさせて好きでした。おちかが人生の新たな一歩を踏み出せたことがうれしい。​殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 （新潮文庫） [ 清水潔 ]​群馬では今でも至る所に横山ゆかりちゃんのポスターが貼ってあります。幼女4人が足利で殺害され、隣接する群馬県太田市でゆかりちゃんが行方不明となる。菅谷さんがDNA鑑定と自供で逮捕され17年収監され、時効が成立。ずさんなDNA鑑定。犯人の可能性が高い男を突き止めるも警察は動かない。DNA検査の信憑性が疑われることで死刑執行済みの事件が浮かび上がることを恐れる警察。捜査はもうしないと断言しながら最後に身につけていたシャツを遺族に返さない警察。菅谷さんは自白させられても、裁判になれば身の潔白がすぐに証明されると司法を信頼していた。警察の報道を真に受けて菅谷さんを犯人に仕立て上げたマスコミ。人間、間違えはある。それに気付いた時点で修正する国であってほしい。​フラワー・オブ・ライフ（4） （Wings　comics） [ よしながふみ ]​図書館本。再読。白血病で1年と1ヶ月遅れて入学した春太郎。ぽっちゃり素直でよい子の翔太とオタクの真島、ぱっと見オネエな担任、滋、キャラが立った家族の物語。自己紹介で病気をカミングアウトした春太郎に滋が諭した言葉が深い。フラワーオブライフ。花の盛り。学校生活でのあるある、高校生のクリスマス会とその食欲。いたたまれなくなるような気恥ずかしさと懐かしさ。西洋骨董洋菓子店に似たラスト。​大奥 16 （ヤングアニマルコミックス） [ よしながふみ ]​15巻のラストから続いてる表紙の和宮の不適な笑み。でも、和宮が入れ替わった理由、来し方が悲しくて、江戸に来るまでの国民の歓迎や家茂のやさしさに触れて変わって行く和宮のとまどう表情がかわいらしい。この2人のまま切ない別れになるのかな？天璋院と和宮の仲違いもうまく描かれていてさすが。次巻まで1年だそうで待ち遠しい！​将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ （文庫） [ 羽生善治 ]​将棋はまったく判らない物の3月のライオン、将棋の渡辺くん、聖の青春と棋士物は大好きです。小中学生向けの講演をまとめた物なので丁寧に語られています。1問1答がよかった。モト、塾に通い始めました。入学してすぐのテストから平均に届かなくてね～。本人も中の上くらいだと思っていたみたいでショックを受けてました。夏休みに何カ所か体験に行った物の違いが判らなくて悩んでいる間も定期テストの順位は下がるばかりで。今はみんな塾に行ってるんですね。モトが家にいてゲームをしている時間に必然的に効率よく勉強しているんだもん。そりゃ、差が付くばかりだよ。塾の勉強は楽しくて、勉強自体理解出来てきてると言っているので次回のテストに期待します

  2018年10月31日

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