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番茶ギーター解説

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Aug 26, 2012
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カテゴリ:著作公開
捨ててこそ青春だ

8章  映画「猟奇的な彼女」

韓国映画がおもしろいとおもったのは「猟奇的な彼女」をみたときだった。もう10年ほど前の話である。当時ニュース・ステーションで久米宏が、とにかくこの映画は面白いからぜひみてもらいたいといった。しかも映画で主演を演じた女優のチョン・ジヒョンをゲストによんでインタビューまでしてみせた。チョン・ジヒョンの美しさに魅かれてみたいという衝動にかられた。大阪で映画館を探したがどこで上映しているのかわからない。なんとか調べた。そしてロフトの地下の映画館にみにいった。ロビーでまっていると、前の回がおわり観客が出てきた。わすれもしないが泣きながら出てくる女性が何人かいた。これは泣く映画なのか。どんな内容かも要領を得ずとにかくみた。シン・スンフンのテーマ曲も抜群によかった。
一度みてもらいたい。ほんとうによく出来た映画である。それで私がいいたいのは、恋愛は多数派への迎合をふみ止まらせてくれる重要なファクターであるということである。だから社会に出る前に恋愛は必須である。この映画の主人公はひどい女である。男と別れ、それをわすれるために酒を飲む。飲んで地下鉄の車内でゲロをはく。そしてすぐに男をなぐる。自分に服従を強いてそれに歯向かうことをゆるさない。男と付き合うのは元カレをわすれるためである。こんな女とは付きあうなという代表選手のようなものである。多くの男は避けるであろう。もう少しかわいらしい女性と付き合いたいとおもうのが大方の意見であろう。

しかし恋愛とは不思議なもので、なんであんなのがいいんだという人と付きあう者が多い。それは理屈ではない、心中にトキメキを感じたからである。トキメいてしまえばどうしようもない。多くの男性が支持する女性を自分が気にいるとは限らない。それが恋愛の面白いところである。女性の場合も同様である。あなたはなぜあんな男がいいのよという話はよくきく。自分の心から湧き上がる感情というものには個人差がある。いたって自然である。それを感受することはとても大切である。人の意見に左右されるものではない。対人関係には、中立、主従、友人、親子、恋愛がある。社会に出れば忠誠を誓う僕の関係が多い。会社に対する忠誠である。上下関係、従属関係である。体育会系の人間はそれを経験しているので企業受けがいい。体育会系でこの関係を体験していない者は恋愛で経験するしかない。アルバイト先でのこれは希薄である。いやならすぐにやめてしまえるからである。中立関係とは友人ではないがただ挨拶くらいはかわす。そんな人たちが周りにはいる。顔見知りとでもいう関係の人である。師弟関係は主従の関係である。恋愛関係のすばらしい点は他のすべての関係がそのなかに含まれているということである。自分でみつけてみてもらいたい。経験してもらいたい。恋愛関係のなかには、親子、友人、僕の関係があることを。また他人を家族にかえられるのは恋愛関係だけである。

君は衝動のスイッチがはいるか。異性をみたとき、トキメいてどうしようもなくなったことはあるか。あの子はいいなとはおもうが付きあうとなると少し面倒くさい。そういうおもいがあるならそれは危険である。また恋愛することで自分が傷つきたくない、そういう不安があるなら人間失格である。健全に成長していないとおもうべきだ。社会に出てから苦労する。きっと対人関係で苦労するはずである。日本では新卒で就職した者の三分の一が三年以内に会社をやめる。自分にあった仕事ではなかったとの理由が一番だそうだが、対人関係に行き詰まりそうおもっただけである。人間になる練習をしないと社会への滅私奉公はできない。ひいては神の言葉もきけない。

Hey Jude,
恐れることはない。
まず行動することだ。
そして彼女を手に入れるんだ。
彼女を君の一部のように受け入れるんだ。
たちまちすべてがうまくいくよ。
【Hey Jude Beatles】


僕の恋人はプレゼントなんかくれない。
そこらの田舎娘とはちがうんだ。
ぼくにくれるものはただひとつ。
いつまでも消えない愛。
僕の恋人はプレゼントなんかくれない。
【She’s A Woman Beatles】


悲しいことに異性を意識するときは個別的感情を重視し少数派になれるのに、会社を選ぶときは多数派になってしまう。残念なことである。心がトキメく仕事がみつかったらすべてを捨てていけばいい。



「無理なく入ってくるもので満足し、二元相対性を超越して他をうらやむことなく、成功にも失敗にも心を動かさぬ者は、どんな仕事をしても束縛されない」【バガヴァッド・ギーター第4章22節】

「きゅうりを逆に食べても自分の趣味」【韓国のことわざ】

「無理やり冬を生きてた そんな気持ちがした 何かをひとつの色に 閉じ込めていた めぐる季節の音が聞こえる そいつにのれば ステキなことだろう」
【山辺に向かいて 岡林信康】


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Last updated  Sep 1, 2012 09:04:01 AM
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第二の矢@ Re[8]:ナーラダ・バクティ・スートラ(78)(07/22) ブログ読者さんへ 正だ、誤だ、、あまりに…
第二の矢@ Re:ナーラダ・バクティ・スートラ (1)(02/06) 自身の人生を振り返れば、罪と恥に塗れて…
通りすがりの読者@ Re[1]:ナーラダ・バクティ・スートラ(78)(07/22) バガヴァッド・ギーター』第3章15 【…
ジョーンズ@ Re:『捨ててこそ青春だ』 第6章 新村(シンチョン)の隠れ家サウナ(08/25) あきらめるほうがつづけるより難しいのは…
なにここ?@ Re:ナーラダ・バクティ・スートラ(78)(07/22) なにここ・・・壮絶、コワッ!!

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