DVD_マリーアントワネット
またもやフランスに一歩近づく作戦実行。やっぱり、ソフィア・コッポラの「マリーアントワネット」は押さえんといかんよね。と言うより、私はフランス・ブルボン家が秘かに好きだったりする。何故?そんな無粋なクレスチオンはノンノンッ好きに理由はないの賛否両論あったこの映画、私はとても好き。どうよ、この色彩!私の好きなマカロンカラー。でもってマカロンは、有名店「ラデュレ」のもの。靴は、セレブ御用達「マノロ・ブラニク」のもの。出てくる小物やドレスがどれも可愛くて、お姫様好きだった子供の頃を思い出して感性を磨かせてもらいました。私は、映像が綺麗又はおしゃれであれば、ストーリーが多少つまらなくても気にならない人間なんですが、この映画はマリーの日々の生活が綺麗に描かれていて実に楽しかったの。貧しい民衆の雄叫びや憎悪、そんなものは歴史書で勉強すればよろしい。私が思うにマリーアントワネットの最大の悲劇は、ルイ17世が悲惨な死を遂げたことではないでしょうか。劣悪な環境タンプル塔に閉じ込められ・・・虐待、放置の果てに・・・、この先は胸が苦しくなり進むことができません。マリーに王妃としての自覚、知恵と勇気があれば、歴史的にどうこうではなく、我が子が死ぬこともなかったのかもしれません。因果応報ですな。合掌。