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ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2021年02月06日
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カテゴリ:国内旅行365

こんにちは。

 

本日は、「​​​​​おもしろ歴史ウォーキング 首都圏編​​​​​​」からのネタです。

 


 先日からツイッターで「首都圏編」の再放送をしていて、まだ、ツイッターやブログで紹介していない章があることを発見しました。

 

それは、第5章の『 大山詣でで栄えた大山街道・橋本宿の歴史文化に触れる旅 神奈川県相模原市 』 

 

諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。

 

すべての記事は、​​​​こちら​​​ですよ。

 

是非、本書もご覧いただければ幸いです。

 

ちなみに記事は、少し前に訪れたときのもの。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。  

 

1.大山詣で栄えた橋本宿

 

今回、歩くのは、神奈川県相模原市橋本駅周辺。以前、JR横浜線に乗ったとき、それぞれの駅周辺のウォーキングマップをもらったことがあります。

 

昔、この方面で仕事をしたとき、ほとんどの駅で降りた記憶がありますが、橋本駅周辺は行ったことがなかったと思い出しました。マップをよく見ると、江戸時代、大山道の橋本宿として賑わったところらしい。

 

大山道とは、当時、関東の各地から、相模国の大山阿夫利神社への参詣者が通った古道の総称だとか。そういえば、東京から静岡県の沼津を結ぶ国道246号線も大山道のひとつなのでした。

 

ちなみに、大山は雨乞いに霊験のある山として知られ、昔から農民たちの山岳信仰の対象とされてきたらしい。大山にある大山阿夫利神社は、日照りや飢饉が続くと、多くの農民達が参詣に訪れたそうな。江戸時代には関東地方各地で「大山講」が組織され、多くの庶民が訪れたのですね。

 

アップダウンもあまりなさそうだし、距離も7キロほどなので、二日前に捻挫して足を引きづっていても歩けるのではないかと思いました。

 

…ということで、ゴールデンウィークの終盤、橋本駅にやってきました。観光地ではないのに、意外と混んでいます。皆、同じ方向へ歩いていくので、私も行ってみることにします。


 

いつもは、早足で歩くのに、今日はみんなに追い越されるのが新鮮な感覚でしたね。ゆっくり歩くのも、景色がじっくり見られていいかも。

 

2.正義の味方にも出会えるアリオ橋本

 

神奈川県立相原高校のグラウンドに沿って歩いていくと、巨大なショッピングセンターが…。



ここは、アリオ橋本。セブン&アイ・ホールディングスグループのセブン&アイ・クリエイトリンクが運営する複合商業施設。



平成22年、工場の跡地に作られたのですな。イトーヨーカドー・アリオ橋本店と、136の専門店で構成されているそうで、その大きさに驚きました。

 

一階の広場では、お約束のイベントが…。子供が多いなと思っていたら、やっぱり仮面ライダーショーですか。 



 現在では考えられないほどの密ですな。こんな何気ない日常が懐かしい。



 今の仮面ライダーはわからないですが、1号と2号、V3まではリアルで見ていたので懐かしく拝見しました。変身ポーズは今でも再現できまする。


 これは、仮面ライダーエグゼイドというのですか。昔とキャラクターデザインが随分変わったような。家に帰って調べてみようと思うのでした。

 

3.大山道の道標だった橋本の棒杭

 

アリオ橋本を出て、市立旭中学と橋本小学校を右手に歩き、橋本五差路で右折、国道16号線から住宅地に入っていくと、民家に挟まれた小道に石碑のようなものかありました。



 これが橋本の棒杭。棒杭というと、古の建築物の遺構に思えるですが、これは一種の道標ですな。この形から、この地域は「ボウグイ」と呼ばれ親しまれていたのですね。



 解説板には、かつて、大山道の追分に立てられていたものが、区画整理によりこちらに移され、地域の人々が守ってきたとありました。それによれば、道標の高さは151センチメートル、幅35センチメートル。安政2年に建てられたのだとか。

 

よく見ると、正面に「右大山みち」、右側に「北八王子道」、左側に「南あつぎ道」と彫られています。

 

4.大山街道をゆく

 

そのすぐ近くには、大山街道があります。



 ネーミング的には、ここがかつての大山道ですかね。今は雰囲気が一変していると思いますが、歩いていくと、橋本駅の近くに大山道の標柱・供養塚がありました。



さらに線路を超えて歩いていくと、大通りの横に何やらモニュメントが…。


 

よく見ると、俵万智の歌碑ですか。ウォーキングをしていると、松尾芭蕉などの句碑を見かけることが少なくありませぬ。現代の歌碑は、さすがにハイカラですな。

 

そういえば、俵万智はこの近くの高校の先生をしていたのを思い出しました。…というのも、以下の作品を覚えていたからです。

 

『万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて神奈川県立橋本高校』 

 

この歌があるのは、社会現象にもなったベストセラー「サラダ記念日」。学校の先生がいきなり有名人になったのだから、当時の高校生は驚いたかもしれませぬ。橋本高校を探したのですが、ちょっと駅から離れているみたいでした。でも、若い頃の俵万智はきっとこの辺を歩き回っていたのでしょうね。

 

5.橋本の歴史を伝える橋本神明大神宮と香福寺

 

引き続き大山街道を行くと、左手に橋本の鎮守・神明大神宮がありました。



 格式ある参道と広い境内に由緒を感じましたが、詳しい創建年代はわからないらしい。江戸時代の大火で、古い記録が全て焼失してしまったそうです。伝承では、永禄12年創建というから戦国時代でしょうか。


 

さらに街道を進むと、右手に香福寺が現れました。



 鎌倉にある建長寺の末寺というから禅宗のお寺ですな。山門は鐘楼とともに19世紀作られたもので、市内の寺院でも最も古い建築物らしい。



 

(以下、「​​​おもしろ歴史ウォーキング 首都圏編​​」に続く)

 

このあと、香福寺にお参りし、落ち着いた庭と高野槙の巨木を満喫しました

 

ウォーキングの後半では、長屋門や両国橋という魅力的なネーミングの橋など、街道歩きの楽しさを味わえるスポットも満載です。

 

首都圏の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、​​こちら​​をご覧いただければ幸いです。

 

「​​​​​おもしろ歴史ウォーキング 首都圏編​​​​​」



(参考)

目次より

第1章 戦国時代の雰囲気を今に伝える名城・西方城を攻める 栃木県栃木市
1.栃木県栃木市に北関東屈指の山城がある
2.ヤブの要塞となっている二条城
3.案内板、下草刈りなどおもてなし精神あふれる名城・西方城
4.築城者の苦心が感じられる防御システムを堪能できる
5.野生のミニイノシシに御用心

 

第2章 海浜幕張のバラエティ豊かな公園とさくら広場で圧巻のお花見 千葉市美浜区
1.国際業務都市のシンボル・幕張海浜公園
2.日本庭園の神髄を理解できる見浜園
3.ダイナミックな景観が楽しめる幕張の浜
4.千葉ロッテマリーンズの本拠地の球場がある
5.テーマパークとしても楽しめるイオンモール幕張新都心
6.安藤忠雄氏プロデュースのさくら広場の絶景

 

第3章 富士の絶景と石垣、復元された城門が見事な甲府城 山梨県甲府市
1.甲府の町のシンボル・信玄公像
2.江戸時代は、のちの将軍や有力者が城主だった甲府城
3.本丸の天守台からは富士山の絶景が望める
4.見事な石垣と復元された城門の美しいコラボが見られる
5.捻挫の痛みも忘れる稲荷曲輪の絶景
6.鉄道によって、城内が分断された甲府城
7.復元された甲府城北側の出入り口・山手御門

 

第4章 武田信玄の本拠地・躑躅ヶ崎館と武田一族ゆかりの歴史スポットを巡る 山梨県甲府市
1.豪壮な門と静かな美しい庭園がある長禅寺
2.甲府市内を一望できる見晴らし台
3.武田信玄に追放された父・信虎のお墓がある
4.武田信玄の死を隠していた3年間、葬られていたというお墓がある
5.武田信玄の正室・三条夫人のお墓がある円光寺
6.柳沢吉保の菩提寺・永慶寺跡にできた護国神社
7.郷土の英雄・信玄を祀る武田神社
8.普通の戦国の城を凌駕する屋形・躑躅ヶ崎館
9.戦国時代の面影を取り戻す復元作業に期待

 

第5章 大山詣でで栄えた大山街道・橋本宿の歴史文化に触れる旅 神奈川県相模原市
1.江戸時代、大山詣で栄えた橋本宿
2.正義の味方にも出会えるアリオ橋本
3.大山道の道標だった橋本の棒杭
4.大山街道とサラダ記念日の深い関係
5.橋本の歴史を伝える橋本神明大神宮と香福寺
6.戦国時代から続く古刹・瑞光寺
7.二つの国の境を流れる川沿いの遊歩道

 

第6章 神社仏閣、考古学ファン必見のスポットが点在する緑の散歩道 埼玉県東松山市
1.古墳も城跡も楽しめる東松山市ふるさと自然のみち
2.梅雨の時期にはアジサイも見られる柏崎緑地
3.シイの古木に歴史を感じる萬松寺
4.住宅街の中で存在感のあるおくま山古墳
5.重要文化財の仏像がある等覚院と三千人の門弟の学問所があった了善寺
6.考古ファンにはたまらない埋蔵文化財センター
7.ノーベル賞受賞者の出身校と古刹と神社

 

第7章 歴史好きならイメージを膨らませたくなる巨大古墳と個性的な城跡めぐり 埼玉県東松山市
1.無量寿寺は、かつては鎌倉武士の館だった
2.鎌倉時代と戦国時代の館の姿をイメージさせる土塁が残る
3.武士の館との関連が興味深い将軍塚古墳
4.戦国時代の館の面影が残る高済寺・旧高坂館
5.戦国時代の城塞クラスの巨大な空堀に驚く
6.不釣り合いなほどの巨大な土塁と空堀の謎

 

第8章 様変わりした大宮駅前とノスタルジックな魅力満載の鉄道博物館を歩く 埼玉県さいたま市

 

1.様変わりした大宮駅西口
2.かつての城館で、幕末の有名人のお墓がある普門院
3.鉄道ファンでなくても楽しめる鉄道博物館
4.パークゾーンでは、ミニ列車やミニ運転列車に乗車できる
5.ノスタルジックな気分に浸れるヒストリーゾーン
6.ラウンジやパノラマデッキから、モノホンの車両が走っているところが見られる

 

第9章 弥生時代のムラ、戦国の城跡、歴史博物館の3点セットと里山の自然が満喫できる歴史ファン必見のウォーキングコース 横浜市都筑区

 

1.古いけれど新しい町・港北ニュータウン
2.横浜・川崎の歴史ウォーキングで知っておきたい杉山神社
3.芝生広場からの眺めが素晴らしい中川八幡山公園
4.駅から5分で里山歩きを堪能できる都筑中央公園
5.駅前の一等地に奇跡的に残る茅ケ崎城址
6.「戦国の城」入門者に最適な城跡・茅ケ崎城
7.江戸時代の豪農の暮らしを体感できる都筑民家園
8.弥生時代の集落と墓地のコラボが貴重な大塚・歳勝土遺跡
9.城のルーツとも言われる環濠集落
10
.弥生時代のムラの風景がイメージできる
11
3万年にわたる横浜の歴史を把握できる横浜市歴史博物館






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最終更新日  2021年02月06日 12時44分15秒
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