井原線ふるさとじゃ～ナル

■徒然亭閑話09 Vol.011■
　(日々事々)

　まちおこしのやり方にはいくつかの方法がある。

　年度ごとに予算を要求し粛々と執行してゆく

　・官主導のイベントや箱モノまちおこしと

　予算はなくそのイベント毎に収支を行い利益を追求する

　・民主導のイベントやシステムのまちおこしだ。

　前者は、前年度に概算要求して行うまちおこしには新規性と新鮮さがない。

　毎年の筋書き通りのまちおこしが予算どおりに執行されてゆく。

　これでは、より工夫することを誰も良しとしない。

　第何回という回数を伝統と履き違えて効果的なイベントも効果の薄いイベントも同じように執行されてゆく。

　後者は儲かるか？儲からないか？でまちおこしの継続が判断される。

　主催者とグループの意志ではじまり、工夫され、自立してゆく。

　まちおこしの方向性は、予算削減の流れの中では官から民へと主体が移らざるを得ない。

　一番いいのは、予算ゼロ円企画が毎週回り続けて、年間イベントの中で社会性の高いものを予算付けしてことだ。

　これをまちおこしカレンダーの週・月・年の戦略に沿ってトータルシステムを構築し、毎年工夫発展させてゆくことだ。
　
　(徒然亭閑々子 09.1.26)

ＪＯＩＮ『♪井原線と備中♪晴れの窓』
井原線沿線物産館『井原線まちおこし横丁』