井原線ふるさとじゃ～ナル

　汚染水対策の地中の壁 機能せず

　福島第１原発の汚染水の地下水流出に歯止めがかからない。
　そりゃ～そうでしょ。こんな対処療法的な対策をばかりやってれば止まるものも止まらない。
　地下水にセシウムが溶け出して海に流れ出ているから発電所と海の間に地中の壁を作って止めようとする。壁ができれば地下水位が上がることは容易に予測できる。
　このままでは汚染水製造所になってしまう。

　根本的な対処を施すべきだ。

　現在の“地中の壁”は地下水脈の川下の地上の川で言えば河口堰を造ってしまったようなものだ。堰き止めたものは貯まる一方だ。
　根本対処するなら原発の川上に“地中の壁”を造らなければならない。そして汚染される前の地下水を汲み上げれば利用も出来るし海に流すことも問題はない。原発建屋周辺への地下水流入は減る。

　今のままでは放射能汚染を止めることも漁業補償の期限も際限がない。