結婚はタイミング?昨日の日記の続きです。日本での、今現在の結婚に対する価値観では、 長い間独身でいると、親戚や周りの人からは、 私には、何も(恋愛沙汰が)ないのだと思われているようでした。 『何もないどころか、もう嫌というほど色々ありましたよお。』 と内心思いつつも、私はいつも笑ってごまかしていました。 ですので、一部の人や家族や親戚の叔母などには、 私には、ずーーーーっと彼氏がいないのだと思われており、 「誰か、いい人いないの?」 と口癖のように言われていた気がします。 欧米だと、恋人、パートナーがいると言うと、 そこで納得してくれる場合が多いでしょうが、 日本だと、下手に彼氏がいると言おうものなら、 「で、結婚はいつなの?」 「まだ、結婚しないの?」 と突っ込まれるわけです。 これが面倒で、あまり人に話さなかったかのかも。 友人には話していましたが、それでも、やっぱり、 「それで、結婚は?」 とすぐに聞かれるし、私も聞いていたかも。 同じようなことで、彼氏がいない女性が考えているのが、 『彼氏さえできれば = 即、結婚もできる。』 ということだと思うのです。 もちろん、双方に結婚の準備ができており、 出会ってすぐに結婚話がすすみ、 とんとん拍子に結婚する人もいます。 男女共に30代の初婚で、日本の結婚相談所で出会った 私の知人は、出会って3ヵ月後に籍を入れて、 一緒に住み始めました。 そういう例も、少なくはないのだと思います。 でも、妙齢で彼氏ができたからといって、 また、その彼とのお付き合いがとても 上手くいっているからといって、 誰でも、すぐに結婚話がすすむわけでは、 決してないのですよね。 結婚の価値観は、人それぞれだから、 男性、女性問わず、 ある程度の年齢になっても、 結婚したくない人、 結婚の前にやるべきことがある人、 結婚に意味を見出さない人は、 結構いると思います。 それは個人の自由だから、 「何故結婚しないの?」とか、「結婚はいいものよ。」 などと言ったところで、気持ちは簡単に変わらないと思います。 『結婚』という枠にとらわれず、『恋人同士』、 はたまた、『同棲』という形をとるにせよ、 双方が納得していれば、パートナーの形は、 別にどれだっていいのだと思います。 そして、ブランも、私と出会った当初は、 全く結婚を考えていない男性でした。 もう二度と結婚することはないだろうとまで 思っていたのだそうです。 そういう人は絶対に変わらないからやめたほうがいいと、 他人に言われたこともあります。 でも、私はどこかで、 『別に構わない、彼といられるのなら。』と納得し、 同時に 『いつかは変わるかもしれない。』、 と期待していたのかもしれません。 そして、そんなブランも、私と付き合って3年目には、 結婚を考えるようにまで変わったのです。 さらには、あんなに頑ななコミットメントフォビアだと 思っていた人が、非常に家庭的な夫になったので、 人はその時の人生のステージ、状況によって、 結婚に対する価値観や考えが変わるのだと思います。 さて、私と出会った頃のブランには夢がありました。 フリーページには書かなかったのですが、 ブランはアメリカに帰国後に、自分一人なら もう一生働かなくてもいい経済状態にし、 早期リタイアしたのです。 かねてからの夢であった、スペイン語留学、南米長期旅行、 東南アジアの長期旅行を実現させるためです。 本来、学生時代や20代の若い頃にするべきことを、 若い頃は貧しくてとてもそういう余裕がなく、 大人になって、もう働かなくてもいい状態になって、 はじめて実現させたのです。 彼の人生のステージは、まさに、20代前半から半ばに かけての私の状態でした。 その後、彼が今の仕事に就いたのは、自分のやりたかったことを 十分に満喫した、1年半後でした。 そうして、実際に、私に一緒に住もうと言ってきたのは、 まさに、今の仕事を得た直後でした。 彼は、最初は同棲という形を取るにせよ、 私の生活費は全額負担するつもりだったらしく、 経済的な基盤が出来次第一緒に住もうと考えていたようです。 今思えば、青春真っ盛りだったブランに、 いくら結婚を迫っても、無駄だったのだなと分かります。 それこそ、一度目の結婚をする前のブランか、 今の仕事を得た直後のブランに、私が出会っていたら、 とんとん拍子に結婚していたかもしれませんが。 同じように、 ・年齢的に、準備ができた、 ・転勤が決まった、 ・大きなプロジェクトを成し遂げた、 ・何かの大きな試験に合格した、 ・お給料のいい会社に転職した、 ・かねてからの夢を実現した、 そういうタイミングで、結婚を決意する 男性が多いのではないでしょうか。 愛情や情熱はもちろん大事ですが、よく言われるように 結婚は、つくづくタイミングなのだと思います。 そして、彼にまだ準備ができていない時は、 彼の人生のステージを見極めて、 自分達のお付き合いを見直して、 暖かく見守って、待つに値する男性かどうか、 判断することが大切なのだろうな、と思います。 ジャンル別一覧
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