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2008.12.16
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カテゴリ:コミック
『スラムダンク』や『リアル』で、有名な漫画家、
井上雄彦先生の作品、『バガボンド』について語ります。
今回の感想は、『バガボンド 28 (28) (モーニングKC)バガボンド 第28巻 井上雄彦 モーニングKCコミックス 宮本武蔵 おつう』になります。
漫画の感想になっているので、多少コミックスのネタバレがあります。
そんなに深く、語っている訳ではありませんが、念の為。(^^ゞ



バガボンド 28 (28) (モーニングKC)バガボンド 第28巻 井上雄彦 モーニングKCコミックス 宮本武蔵 おつう

前回バガボンドの感想を書いたのが、今年の3月なので…もう半年振りくらいですね。
この漫画は宮本武蔵の生きた、戦国時代が舞台になっているけど、
日本刀を用いているところなんかは、銀魂と似ているかも。武蔵っぽい人も、出てますし。
時代的には、「バカボンド<銀魂<るろうに剣心」って、ところかな。(笑)
戦国、江戸、明治だから。(^^ゞ

第27巻までの吉岡一門との斬り合いからは、凄まじいものを感じました。
一種の恐怖感と言うか…この平和な時代に生まれて来れたことが、
本当に、有難く思いましたから。
剣一筋に生きている武蔵にとって、おつうちゃんはどんな存在なのだろう?
いつ斬られるか、いつ襲われるか分からない自分の近くに、おつうちゃんを置いていけない。
だから一緒に居ることさえ、叶わない。
今回は悲惨な斬り合いの末、又八くんのお陰で、何とか生き延びることが出来て、
おつうちゃんも、武蔵の元へ駆けつけて、一生懸命看病できた。武しゃんの側に居られた。
女性だから、ずっと遠くから見ているしかなかった。だけど今は、武蔵の側に居られる。
ずっと今まで我慢してきた、おつうちゃんの願いが叶って、本当に良かったです!
浮気性の又八なんて、アウトオブ眼中ですよ~。(笑)

吉岡一門・植田良平に斬られた傷が切っ掛けとなり、
歩く事すらまま、ならなくなってしまった、武蔵。
今まで剣だけに生きて来た人が、剣を棄てなければならない選択を迫られた瞬間。
武蔵は、どんな気持ちだったのだろう。
それを側で聞いていた、おつうちゃんは、どんな気持ちになったのだろう。
このまま、おつうちゃんと二人で、幸せに暮らす…なんて、無理なんだろうなぁ。
あれだけのことを、してしまったのだから。。。
斬られた、吉岡一門・70数名の思いが、浮かばれない。

ついに、お役人達に捕まってしまった、宮本武蔵。
これから彼の運命は、どうなってしまうのか!?

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最終更新日  2008.12.16 19:13:48
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