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カテゴリ:番外編 【オバケ物語】
ルナ「ふうん。じゃあ、私も調べるから!」 ルナはそう言いました。 でもチャーリーはちょうど切りがよい頃だと思ったので、そろそろルナの家から帰ろうと思いました。そうしないと帰るタイミングを逃し続け、いつまで経っても帰れそうにありません。 チャーリー「でも、そろそろ帰ろうと思うんだけど……」 すると、ルナは、 ルナ「え~~~~?!まだ帰らなくてもいいじゃないの?!」 チャーリーが「帰る」と言ったことを、ルナは本当に驚いているようでした。 チャーリー「いや、でも……、悪いし。」 ルナ「悪くないわよ! 明日も学校休みでしょう?」 確かに明日は祝日でした。連休です。ゆっくりできます。 ルナ「今日も泊まっていっていいのよ。」 チャーリー「いや、それは……、」 ルナ「別にいいじゃない! ところでさっそく調べましょうよ!」 チャーリー「え?あの……、」 ルナはノートパソコンをテーブルに置きます。 ルナ「じゃあ、私、食器を片付けてくるからちょっと待っててね。 あっ、飲み物何がいい?1階にいったついでに持ってくるから。」 チャーリー「いや、そのう……、」 ルナ「コーラ?コーラで良い?」 チャーリー「あっ、まあ……、そのう……、」 すっかりルナのペースです。ルナは階段を下りて行きました。 一人部屋に残されたチャーリー。 チャーリー「さて……、どうしようか?」 あの”夢”で見た事は確かに先生から聞いた話とはつじつまが合います。 それでチャーリーは事実を、つまりそれはもう”歴史”のことになるとは思いますが、それをインドアネットで調べようと思いました。 これらはどれももうかなり古いお話のようです。 さっそくインドアネットで調べますと、 『地獄谷鉄道人身事故事件』 みたいな物がありました。 その項目でググって調べますと、なんと!あの夢で見た事と同じような事が書かれていました。 *************************************************************************** 『地獄谷鉄道人身事故事件』 ○○○○年○月○日、地獄谷鉄道で人身事故が起こりました。”南雲みい”さん15歳が列車にひかれました。 列車は○○市に招かれた政府の調査団を乗せるため、その日一日だけ運行を行った”特別列車”でした。 その地獄谷鉄道は赤字のため、すでに○○○○年○月○日に廃線になっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.08 01:28:45
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