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カテゴリ:南極ストーリー
そしてリチャード巡査長が拡声器で崖の下から呼びかけます。 リチャード巡査長「えーーー、 そこのペンギンさん! ペンギンは空を飛べません!ただちにそこからおりて来てください!」 スカイマン「やかましいーーー! 私は歴史を変えようとしているんだ!つべこべ言わずにそこで黙って見ておれ!」 リチャード巡査長「そこの氷の上から飛びおりるとみんなの迷惑になります! 危険ですからただちにそこからおりて来てください!」 スカイマン「うるさいぞ! 私はこれからペンギンの世界を変えて見せるんだー!行くぞーー! あああ!足が?」 リチャード巡査長「そこにいると足を滑らせて大変危険です! ただちにそこから離れてください!」 スカイマン「あああ、足が? あ? あ?」 ツルッ! スカイマン「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」 巡査「あーーーー!落ちた!」 ヒューーーーーーー! ドサッ! なんとスカイマンは崖の下にある積もった雪の上に落ちました。 リチャード巡査長と巡査がそこへかけよります。 リチャード巡査長「大丈夫ですか?」 スカイマン「…私、死んだ?」 巡査「いいえ、死んでません。雪がクッションになりました。」 スカイマン「はあ~~~。」 リチャード巡査長「もうしわけありませんが、ちょっと署の方までご同行願えますか? それとも救急車をお呼びしましょうか?」 スカイマン「いや、救急車はいい。 もうちょっとここに寝かせておいて。」 指令センター「こちら指令センター。 ポリス36号車、ただいま都心で事件発生。 氷で冷凍されていたと思われるマンモスが蘇り、都心の街で暴れています。 ただちに現場に急行せよ。」 リチャード巡査長「こちら南極ポリス36号車、了解。ただちに現場に向かいます。」 ウ~~~、ファン!ファン!ファン!ファン! 巡査「今日は大いそがしですね。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.24 00:06:15
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