【南極ストーリー】 南極のチョコレート vol.284
見るも無惨に雪だるまが完全に破壊されました。それはもうバラバラになった雪の塊にすぎません。チャラ男「あああああああああ~~!!」みさと「このように雪だるまが完全に破壊されますと……、その年は愛が”まったく受け止められない”と言う言い伝えがあります。」チャラ男「そんなあ!あんまりだよ~~~~!おいおいおいおいおいおい!」チャラ男は泣き出しました。その様子がカメラに映っています。するとチャラ男は急に我に返り、チャラ男「あっ、編集さん、ここカットね!」と言いました。そこでVTRが切り替わり、また野外ロケ現場に戻りました。そこでのチャラ男はいつものテンションです。チャラ男「んとね!あれ、小さすぎたのね、だからあの雪だるまじゃ、愛を受け止め切れなかったんだよ。同時に5匹だよ!5匹の女の子から愛のボールを投げつけられたんじゃ、さすがのボクもまいちゃうよぉ~~~~!」みさと「 ( ̄□ ̄;) ……………………。」チャラ男「でもやっぱりボクの愛は大きい。ということで!今年なんですが!!」ここでカメラが切り替わりました。そこにはなんと巨大な垂れ幕がクレーン車で吊されていました。それは先ほどの特設の野外ロケ現場のすぐ隣でした。ですからそのカメラのフレーム内にチャラ男が走り込んで来ました。でも、コケて、顔面から雪の中につっこみました。ズボッ!チャラ男「う?うん?なんだよ~~、もう~~~~!南極中の女の子が見てるっていうのさ~~~~!」チャラ男はブツクサいいながら立ちあがり、付いた雪を払います。そしてあらためてカメラに向かって、チャラ男「さあ!これが今年のボクの雪だるまだよん!」そう言いますと、その垂れ幕が一気に降ろされました。すると……、高さ10メートルに達するかという巨大な雪だるまがそこに現れました。雪だるまと言うよりもすでにこれは氷像です。そしてそれはチャラ男をかたどった物でした。レンズ部分にスリットが横に入った水色のメガネ、チャラ男のトレードマークがちゃんと再現されていました。それはこの番組の美術スタッフが特別に作った物のようです。超巨大なメガネです。それに本体の雪だるまも長くて先が少し曲がったくちばしや、逆立った髪の毛が氷で再現されていました。それはチャラ男そっくりでした。リチャード「10メートル級?!なんとまたデカい物を………」