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BLUE ROSE

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2004.2~


テスト


Aug 10, 2006
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カテゴリ:試写会で観た映画
ウディ・アレン監督がホームタウンであるニューヨークから離れ、
初めてロンドンを舞台に描いたロマンス&サスペンス・ストーリー。
イギリスの上流社会に成り上がった野心家の青年が、
愛憎と欲望の渦に巻き込まれ、“人生の運”に翻弄されていく姿が描かれています。

  “愛に負けるか。 欲に勝つか。
      それでも人生は、運が決める―――”

原題はそのまま、“MATCH POINT”。
2005年にイギリス・アメリカ・ルクセンブルグで制作された作品です。

≪ストーリー≫
イギリスの首都ロンドン。
アイルランド人のクリスは、元テニス・プレイヤーだった。
イギリスの上流階級に憧れる野心家のクリスは、その足がかりとして、
会員制の高級テニスクラブでコーチの仕事を始めることにした。
クリスはコーチしたお金持ちのヒューイット家のトムと親しくなった。
ある日、トムに誘われてオペラを観に行き、トムの妹クロエに気に入られる。
クロエとの交際も進み、また両親からも気に入られたクリスは
トムの父親が経営する会社に転職し、やがて2人は結婚した。
前途洋々に見えたクリスの人生だったが、トムの婚約者であった、
女優志望のアメリカ人ノラとある時、関係を持ってしまう。
何も知らないトムだったが、やがてノラと婚約解消し、別の女性と交際していた。
ノラのことが気になっていたクリスだったが、行方はわからなかった。
しばらくして、偶然、ノラを見かけたクリスは強引に電話番号を聞き出し、
その後、クロエに気づかれないように浮気を続けていた。
そして、クリスは妊娠したノラから、離婚しなければ関係をばらすと迫られ、
やっと手に入れたリッチな生活も手放せず、思い悩むのだったが・・・。

監督・脚本はウディ・アレン、製作総指揮はスティーヴン・テネンバウム、
製作はレッティ・アロンソン、ルーシー・ダーウィン、ギャレス・ワイリー、
撮影はレミ・アデファラシン、プロダクションデザインはジム・クレイ、
衣装デザインはジル・テイラー、編集はアリサ・レプセルター。

キャストは、クリスにジョナサン・リース・マイヤーズ、
ノラにスカーレット・ヨハンソン、クロエにエミリー・モーティマー、
トムにマシュー・グード、トムとクロエの父にブライアン・コックス、
母にペネロープ・ウィルドンなど。

「マッチポイント」

これまでのウディ・アレンの作品とはかなりイメージが変わりました。
まず、“ウディ・アレン=ニューヨーク”というお決まりの方程式がなく、
初めてイギリス(ロンドン)を舞台に選んだというだけでもニュースでした。
さらに、多少はクスッと笑えるところやシニカルな笑いも入れながら、
あくまでも基本はシリアス路線のサスペンスとして描かれています。
そして、ウディ・アレンらしい舞台劇のような会話が展開していて、
結末も変にドラマチックにせず、リアリティさを優先したようです。

オフィシャルサイトを観た時に、“指輪”がキーアイテムになっているようで
どんな意味なのかと気になっていましたが、確かにある役割を果たしていました。
TVや劇場の予告編は、ちょっとストーリーを観せ過ぎているのですが、
本編では、もっと広がっているさまざまなプロセスを観ることができることと、
終盤になって展開の予測は大きく外れて、ラストは本当に“意外”でした。

タイトルの“マッチポイント”は、いろいろなスポーツで使われますが、
今作の主人公クリスが元テニス・プレイヤーということに合わせて、
あと1点で勝ちが決まるボールがネットに上に当たって弾んだ時、
ツイている時は相手側に落ち、ツイてない時は自分側に落ちるという、
そんな、“運(ツキ)”によって試合の勝敗が決まるのと同じように、
“人生の運”も、自分では決してコントロールできないと・・・。

主人公クリスは強欲さ溢れる野心家と言うより、あまり計画性がなく、
人生を、それこそ“運任せ”にしているタイプのように思いました。
決して強引にトムやトムの家族に近付いていったわけでもなく、
クロエとの交際に対しても受け身的で、クロエの方が積極的でした。
転職を決める時も、“それも、まぁいいか・・・”というような感じでした。
よく考えると、一番積極的に欲望を剥き出しにしたのはノラに対してでした。
ノラとの関係も上手く続けながら、今のステイタスも捨てなくない・・・。
そんな、“運”(調子?!)のいいことが長続きするはずがありません。
その場限りの言い訳が通用しなくなったノラとの間に問題が持ち上がると、
それですら、いずれ何とかなる・・・と思っていたような感じでした。
やがて、何ともならないことに気付き、迷い、悩み、焦りが・・・。

「マッチポイント」 いろんなジョナサンくん!

何はともあれ、ジョナサンくんが出ずっぱりだったので嬉しかったです! (=^ ^=) ♪
いろんなお姿のジョナサンくんが登場するので、ファンとしては必見です。(笑)
例えば、ホントのテニスの腕前はどれくらいなのか知らないのですが、
映画の中では、元プロ風にバッチリ決まっていてカッコ良かったです。
他にも、いきなり大企業の重要なポストに就いた若きビジネスマンぶり、
何気ないVネックシャツ姿、コートを羽織ってダンディ風・・・などなど。
あらためて思いましたが、ジョナサンくんの顔って、細面って言うか長いですよね。(笑)
おでこがまた広いせいもあると思うのですが、この先、生え際前線は大丈夫かちょっと心配!

ノラに扮したスカーレット・ヨハンソンは、ウディ・アレンの新たなミューズとして
次回作でコメディの「Scoop」にも出演しているそうです!
共演はヒュー・ジャックマンで、ウディ・アレンも出演しているようです。
全米で7月28日に公開されていますが、評判が聞こえてこないような・・・。
日本での公開は、もしかして見送られてしまうのかなぁ。
ちなみに、どうもスカーレット・ヨハンソンって馴染めません・・・。(ウグッ)

「Scoop」の予告編やフォトなどは、下記サイトでご覧になれます。
 ※ 「Scoop」 Yahoo!Movie   ※ 「Scoop」 オフィシャルサイト (アメリカ版)

「マッチポイント」は、決して教訓めいたことを押し付けようとしていませんが、
“マッチポイント(=運)”という名の“ターニングポイント(=岐路)”によって
人生って、いろいろと変わっていくことを、あらためて知らされた感じです。
どちらかと言えば、来るもの拒まずの受け身的な人生を歩んできた自分自身と
思わずオーバーラップするような感じもしなくもなく・・・。(苦笑)

受賞は逃がしていますが、「マッチポイント」はアカデミー賞で
脚本賞(ウディ・アレン)にノミネートされていました。
また、ゴールデン・グローブ賞でも、作品賞、監督賞、脚本賞、
助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)と4部門に、
セザール賞でも、外国映画賞にノミネートされていました。

8月19日より東京で公開され、全国順次ロードショー公開予定となっています。

「マッチポイント」 オフィシャルサイト

※ 追伸 ※
久々のレイト試写で21:30からの上映だったのでちょっと疲れました。
でも、どうしても観たかった作品だったので、気分はルンルンでした!(笑)

「マッチポイント」

≪ウディ・アレンの新作情報!≫
ウッディ・アレンの新作は、「マッチポイント」、そして「Scoop」に続いて
またまたロンドンを舞台にした作品が予定されているそうです。
例によって、ウディ・アレンは、内容やタイトルについては明らかにしておらず、
もともとはパリを舞台にした、別の映画を撮影する予定だったそうですが、
製作費の都合(何だろう? 予算不足かな?)からキャンセルになって、
ロンドンを舞台にした企画に切り替えたのだとか・・・。
キャストがちょっと意外で、間もなく公開の「マイアミ バイス」のコリン・ファレル、
そして、なんとユアン・マクレガーも出演することがほぼ決まっているそうです。
この2人の共演って、まったく想像がつかないのですがどうなんでしょうね。(笑)





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Last updated  Aug 17, 2006 08:16:34 PM
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