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カテゴリ:TVオンエアで観た映画
教会に通い祈りを捧げる敬虔な兄弟のコナーとマーフィーが、“悪人を処刑せよ”という
神からの啓示を受け、悪事を働くマフィアたちを次々に処刑していくバイオレンス作品です。 “いまの世の中、間違ってると思いませんか? 法で裁けぬ悪人どもに、≪死の制裁≫を!” 原題は、“THE BOONDOCK SAINTS”、1999年の作品です。 ≪ストーリー≫ サウスボストンの路地裏で、ロシアン・マフィアの惨殺死体が発見される。 コナーとマーフィーのマクマナス兄弟は、行きつけのバーでトラブルとなり、 マフィアに捕まってしまうが、窮地を切り抜けて敵を殺して逃げたのだった。 FBI捜査官スメッカーは、自ら“神の使い”と称する2人を執拗に追い詰め、 一度は逮捕するが、マスコミは2人を英雄扱いし、正当防衛が認められ釈放される。 しかし、スメッカーを嘲笑うかのように、マフィア幹部9人が秒殺される事件が起きる。 身の危険を感じたマフィアのボス“パパ・ジョー”ことヤカヴェッタは、 裏ルートを使って、神をも恐れぬ凶悪な殺し屋ドゥーチェを刑務所から解き放ち、 2人を始末しようとするのだったが・・・。 ≪スタッフ≫ 監督・脚本はとロイ・ダフィー、製作はクリス・ブリンカー、ロバート・N・フリード、 ジェームズ・ジャックス、エリー・サマハ、ロイド・セーガン、 製作総指揮はアショク・アムリトラジ、ドン・カーモティ、デヴィッド・デラ・ロッコ、 アンドリュー・スティーヴンス、撮影はアダム・ケイン、音楽はジェフ・ダナ。 ≪キャスト≫ コナーにショーン・パトリック・フラナリー、マーフィーにノーマン・リーダス、 スメッカーにウィレム・デフォー、ドゥーチェにビリー・コノリー、 カヴェッタにカルロ・ロタ、他にデヴィッド・デラ・ロッコ、デヴィッド・フェリー、 ドット・ジョーンズなど。 今作の8年後を描いた続編「処刑人II」が5月22日から日本公開されるのを控え、 深夜にTVで初オンエアされたのを、何となく気になって録画して観てみました。(笑) 残忍なシーンの連続で、もっとシリアスなバイオレンスものかと思っていたら、 確かにマフィアたちを殺すシーンは凄いものの、ストーリーはややコミカルで、 コナーとマーフィーが街の人たちから英雄扱いされるところも面白かったです。 ストーリーの描き方(構成)が面白く、飽きさせない作りになっています。 というのは、ナクマナス兄弟が起こした事件を、現場に来たスメッカーたちが、 現場の状況や証拠から、出来事を再現する形で事件映像が映し出されるので、 余計に2人の凄腕が際立っていて、見せつけられるような感じがしました。 最後に、予想外の結末も待っていて、脚本がよく練られている作品だと・・・。 主演の2人、ショーン・パトリック・フラナリーもノーマン・リーダスは、 メジャー映画にはほとんど出演していません。 ショーンはどっかで観たことがあると思ってちょこっと調べてみたら、 TVドラマシリーズの「デッド・ゾーン」で後に副大統領になる政治家の スティルソンという悪役で出演していました。 ノーマンはとっても個性的なルックスですが、やはり脇役が多いようです。 それにしても、ウィレム・デフォーが扮したスメッカーはかなり奇抜でした。(笑) どう奇抜なのかは観てのお楽しみですが、おそらく他では観られない姿も・・・。 また、「24」のモリス・オブライエンことカルロ・ロタが出てきてビックリ! 「24」ではスキンヘッドですが、今作ではトップ以外は髪があって、 最初は違うかと思いましたが、観ているうちにやっぱり間違いないと。 カルロ・ロタは来年公開予定の「Man on the Train」に出演していて、 主演はキーファー・サザーランドのお父さんのドナルド・サザーランドです。 監督も有名な方じゃないし、日本で公開されるかどうかは微妙な感じです。 「処刑人II」の試写会には、タイトルからして見向きもしなかったのですが、 この作品の続編なら観てみたかったなあ・・・などと今さら思っています。(笑) 新たに、ピーター・フォンダやコリフトン・コリンズ・Jr.などが加わり、 主演2人をはじめ、引き続きキャストやスタッフが再結集しているようです。 それにしても、10年後に続編を作られるというのは珍しいかも・・・。 「処刑人II」 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2010 01:45:25 AM
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