|
テーマ:本のある暮らし(3190)
カテゴリ:読書
「夏休み」という響きから遠く離れて幾年月。
最近では「憎し」とまで思える七生子めでございます。 でも、書店に行くたびに目にする、各出版社の「夏の1冊」には 胸ときめかせてしまうんですよね。 という訳で、「私の夏の1冊」!! この夏の間にぜーったいに読みたいと思っている本を 9月までに絶対に読むぞ!との決意を込めて、 ここに宣言しちゃいます。 梨木香歩『裏庭』新潮文庫 恩田陸『光の帝国』集英社文庫 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』電撃文庫 余裕があったら、 * トム・リーミィ『沈黙の声』ちくま文庫 来月末には待望の新刊が発売される梨木香歩さん。 全著作読破を目指している身のクセに、 「新潮社の夏の100冊」に常連のこの作品、未読なのです。 るかさんの感想を読んで、 「8月末に発売予定の新刊が、手元に届くまでに読んでおきたい!」 そう思って、私の夏の一冊にランクイン! 「カツクラ」2005年夏号の特集は恩田陸さんだったしぃ。 早く『蒲公英草紙』が読みたい!でも…その前にはやっぱり『光の帝国』を読んで 常野の一族についてお勉強しておかなければ! 恩田陸初体験の記念すべき本なのに、8年位前に一度読んだっきりなのです(汗)。 (最後の話のラストシーンしか覚えてない^^;) これを契機に、頑張って読みます~。 「すっごくいい!絶対のオススメ!できることなら夏に読んだ方がいい!」と 人からススメられ…たのが去年の事だったのかしら? ええ。読もうと思って1巻を購入。 途中まで読んだものの、、、積んでるんでした(汗)>「イリヤの空~」。 1巻より2巻、2巻より3巻、そして最終巻である4巻がすんごくいいのだとか! 最終巻目指して、今年の夏こそは頑張りますとも! おまけの『沈黙の声』は。 小説には「ひと夏の物語」というジャンルが存在すると思います。 たいてい、少年が夏の間に「年上の女性への淡い恋→失恋」という経験が 夏の終わりと共に少年をちょっぴり大人に変える、というものなんですが、 私、この手の話が大好物なんですよねーーーー♪ 古くはコレット『青い麦』に竹宮恵子『夏への扉』、最近では…何があったっけ? ああ。川上健一『翼はいつまでも』なんかが、ひと夏の物語でしたね。 この『沈黙の声』はその少女版。 1920年代アメリカ中西部のある夏、三人の少女が体験した (詳しくは書けないけど)不思議で恐ろしい出来事を描いたひと夏の物語なのです。 なーんか久しぶりに読み返したくなっちゃった♪ (私が持ってるのは、ちくま文庫で復刊されたモノ。でも。現在たぶん絶版。 オリジナルのサンリオSF文庫版が、ぜひ欲しいなあ。 『サンディエゴ・ライトフット・スー』もぜひ読んでみたい。) 中山星香さんが原作の雰囲気そのままに漫画化されているので、 そちらもオススメ。最初私は、漫画化作品でトム・リーミィを知ったのだ。 ちなみに去年の私の夏の1冊はコチラ。 ええ。挙げている本、1冊たりとも読んでませんから!! (強いて云えばこっちが夏の1冊になるのかな?でも、6冊中3冊。…。無言。) 今年の私の夏の1冊、果たして何冊読めるのかな?(←読め!努力しろ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 4, 2005 06:32:06 PM
[読書] カテゴリの最新記事
|
|