000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あるが侭に・・・

あるが侭に・・・

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

blues_blues

blues_blues

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

2004.10.07
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨夜、いつ寝たのか記憶が無い。母におこされたが、今が朝なのか、夜なのか
さえ判断できずにいた。
カーテンを開けると朝日が差し込んできた。
まぶしい。鬱陶しい。
心は鬱屈していた。

暫くぼーっとしていたら目が冴えてきたのでリビングに向かう事にした。

トリプターノール25m×2、レキソタン5m、スルピリド100m、テノーミン25m、
メイラックス1mを服用して煙草を一本完全に灰にした。
それにしてもトリプタノールの副作用は酷い。喉が酷く渇くのだ。冷たいお
茶をカップに入れゆっくりと飲んで、喉に潤いを与える。

子供達が保育園に行く時間になった。上の子は今日はカレーをつくるんだ、
と上機嫌だ。玄関先まで見送りに行きたかったがそれが出来なかった。

妻達がいなくなった家の中、僕は体育座りをして時間が過ぎ去るのをじっと
待った。
母は心配そうに僕を見つめている。僕はその視線を感じながらも無視して、
独りの世界に入っていた。

出勤時間が近付いたので身支度をすることにした。
歯を磨き、洗顔し、髭をそった。そして鏡に映る自分の顔をまじまじと見た
。そこには覇気の無い今にもくずれそうな男が何かを訴えかけるように立っ
ていた。

出勤時間が近付いたが、会社に行きたくないという思いはまだ心に居座った
ままだった。

ソファーに身沈めながら考えた。今与えられている仕事は、本当に軽い。後
は自分がいけるかどうかの決断力が必要なのか、と。
母の一押しもあり会社に行く決心をした。

靴を履くと途端に気が狂いそうな感覚に襲われた。そのまま玄関に立ち尽く
してしまった。ゆっくりと深呼吸をして、行って簡単な仕事をするだけだか
らと自分に言い聞かせ外に出た。
そらは青々としてとても綺麗に感じた。この晴れに乗じて僕の心も晴れると
いいのにと思ったが、そんな事も無く、心は重いままだった。

駅までの道のり、青い空を見上げる事無く、下を向いて歩いていた。もっと
胸を張り、空を見上げて歩きたかった。しかし視界に入るのは地面だけだっ
た。それが悲しくて涙しそうになったがぐっと堪えた。

漸く駅に着いた頃には疲労感一杯だった。
ホームに入ってくる電車に乗り込む。
今日はいつもより混んでいて、嫌気がさしたが、じっと我慢して揺られて行
った。せめてCKのエタニティでもつけてる人がいれば多少は感情が上がる
のだが。。。

オフィスに入る前に一服決めた。しかし、身体には何も影響はなかった。

自席につきメール等をチェックした。
今日は11:30から13:00までミーティングがあるらしい。
メールのチェックをし終えた頃にはミーティングの時間になっていた。
重い体を会議室へと運んだ。
ミーティング開始。どうやら来週の前半に休む人が重なってしまったようで
、その仕事を別のメンバーに割り振るためのミーティングだった。
あとは細細とした連絡事項を聞いた。

退室しようと思ったら上司に声をかけられた。一緒にご飯を食べようかと言
ってきた。僕は快諾し一緒に弁当屋まで出かけて、弁当を買った。

昼食中、上司に今の状態などを聞かれたが、その時の記憶が無い。
いったい何を話していたのだろうか?

午後、ルーチンワークを一本片付けたかったが、やめて別の仕事をすること
にした。ルーチンワークは来週頭にやる事に決めた。

帰宅時間になったので会社を後にした。

帰り際、またもや週間漫画が発売されていたので、ハイネケンと共に購入
した。

帰宅すると母が出迎えてくれた。比較的穏やかな表情を見せてくれたので
安心した。

母とたわいもないことをはなしていると妻達が帰ってきた。
何か様子がおかしい。
玄関に行くと上の子が「いたいよぉ」と泣いていた。僕は理由を妻に聞い
た。どうやら熱が出てそれで頭痛がしているらしいことが判明した。
途端に家中がばたばたと慌ただしくなった。
氷枕を用意して、熱さまシートを頭に張り上の子を横にさせた。
上の子は「パパ、いたいよぉ、ママ、いたいよぉ。パパ助けてよぉ」と言
っていた。何もしてあげられない自分に苛立ちを感じたが上の子の小さな
手を握り締め、側にいるから大丈夫だよ、と励ました。

上の子が寝静まったので夕食を取った。その間、上の子は何度か目を覚ま
して、痛みを訴えていた。可哀想に。。。何もしてあげられない。せめて
神頼みくらいだった。

食後、上の子も落ち着いて寝てくれていたので、僕は寝室へと向かい眠り
についた。

明日は熱が下がるだろうか?心配しながら目を閉じた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.10.08 10:59:11
コメント(1) | コメントを書く


Calendar

Favorite Blog

OLMAOの食ブログ Emiy(エミィ)さん
部屋とYシャツとら… らいち師範さん

Comments

ある子@ Re:会社で倒れる --孤独感、空しさ、PDの恐怖--(08/13) アルコール中毒を治療しないと、うつもな…
海のくまさん@ チン型取られちゃったw <small> <a href="http://onaona.mogmog…
もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
アゲチン@ ありがとうな!!!! <small> <a href="http://bite.bnpnstor…

Archives

・2024.06
・2024.05
・2024.04
・2024.03
・2024.02

© Rakuten Group, Inc.