●【4月26日月曜日 午後】
病院はそこそこのひとの入り。
受付を済ませてまずは血圧測定。
看護婦さんが
『ひどいですね~どこかの病院にかかっとっちゃったんですか?』
と聞いてくる。
『いいえ~』
と答えるとちょっと驚いたふう。
名前を呼ばれて診察室に入って先生と対面。
マスクのままの顔で
『最近めったなことはしなかったか?』
という先生の疑問に真面目に答えるも,
薬を飲んだとか
庭掃除をしたとか
ペットを飼い始めたとか
“かゆみ”のガイドブックに書いてあるようなことは何一つしていない。
なんとなく腑に落ちない先生は,
『口の周りを見せてもらえますか?』
とタブー領域に。。。
『ひどいですね・・・』
まぁ一ヶ月ほったらかしにしているというのが信じられない感じだったけど,
私的には,
だって,出るもんは出るんだし・・・
ほったらかしといっても,
アロマやサプリで対処していると,
皮がどんどん剥けはするけどただれたようにはならず再生しているっぽいので
必ずしも悪化しているとは思いがたかったりもするわけで。
『日光アレルギー』
『温度差のじんましん』
『食べ物アレルギー』
『膠原病』
ひととおり,私自身がこれでは?!と思ったものを列挙するも,
『でも顔だけってことはないからなぁ~』と頭をかしげている・・・。
『顔だけ,ですか?』
となおも納得できないふうに手を見るも,
逃げも隠れもしない,手はまっさらのさらさら。
『いちおう診察しましょう』
とお腹を見せ,背中を見せるも
『う~ん,綺麗ですね・・・』
『関節が痛かったりはないんですね?』
『ええ。首から上だけです(^^)』
だんだん,どうでもよくなってきて・・・。
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ネットってすごいなぁと不謹慎ながら考えていたわけで。
仕事の面接に来たわけでもなんでもないけど,
ここまでのところ,
すべてシュミレーション済みだったりする。
で,
一番疑っていた
『ヒノキの花粉では?』
『あるいは黄砂とか?!』
と聞いてみたんだけど,
『皮膚炎だけ,しかも顔だけって言うのはあまり聞かないからね~』
と一蹴されてしまった。
結局結論は血液検査の結果に持ち越しとなり,
この日の対決はドロー。
何年も健康診断受けてないからちょうどいいか~とは思ったものの,
血を何本も採られると,
献血のタイミングを待っているだけにもったいなく,『摂り過ぎないで~』と・・・思わずもごもご・・・。
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薬は飲むつもりも塗るつもりもないままに,
毒を食らわば皿までも・・・と揶揄半分で隣の薬局へ。
塗り薬が一週間分でチューブ4本も出てました(汗。
薬剤師さんがびっくりして病院に問い合わせたり。
うーん。
よっぽどひどいと思っちゃったんだろうな~。。。
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夜,
家族に報告。
わからなかったにしろ,
しっかり検査をするということはよかったねと言ってもらえました。
少しでも安心してもらえると病院行ってよかったなという気持ちになってきます。
夫も子供も,
『で,薬飲むん?とか,薬塗るん?』
とか聞いてこないのがなんだか笑えるような。
またさらに一晩ゆっくり寝て,
今日はまた少し腫れもひき,
顔の皮剥けはまたいっそう過激ですが,
剥けたあとはいい感じで色が整ってきています。
続く。