書こうかどうしようか迷ったけど,
肌断食でもまだまだ終わらない春のトラブル。
突き詰めた結果思うことを,
やっぱり書いておこうと思います。
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この数年,
体質改善の努力を始めてからというもの,
小さな身体のトラブルをキャッチする力がついた気がするわけですが・・・。
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“顔”という場所にトラブルが出たことで,
いつもなら“体質”として片付けてしまうことにも,
正面から向き合うきっかけを得たことはすごく収穫だったように思うわけで。
検査結果から,
“スギ”以外のすべてが“シロ”と判定され,
数日間,
ほぼ室内で過ごし,
水分補給以外のすべての日常生活用品をシャットアウトし,
お風呂は浸かるだけ,
髪も顔も身体もお湯で洗うだけ,
外的刺激をコントロールしまくる,
そんな生活を数日間続けると・・・
皮が剥け,
剥け,
剥け・・・
そう。
“彼女”の予言どおり,
“ベビースキン”が現われでました!
肌断食の効果てきめん!!
こんなに柔らかくて,
こんなに自然な乳白色の肌は・・・
えーと何年なんてことはない,
何十年とお会いしていなかったと我ながら,
感動!
このまま治りきっていくのかと思いきや・・・
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ほんの少し,
学校に行きました。。。
休日,
庭で草取りをしました。。。
ほんの少し外の空気に触れたとたん・・・
あっという間に,
瞼がほんのり赤くかぶれ,
口周りがかぶれ・・・。
まだ原因が解消されていないことをまざまざと知り・・・。
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検査前,
一番疑っていたのは“ヒノキ”。
それは,
何年も前の検査で引っかかったから。
そして,
毎年悪化するのが“スギ”のあとのゴールデンウィーク頃だったから。
冬から春の自分のいろんなトラブルは,
スギ花粉からヒノキにかけてのものだと時期的なリンクと過去の検査結果を元に思い込んでいたから。
だけど,
スギはそうでもなく,
ヒノキがシロとなれば・・・
残る疑惑は
“黄砂”。
少し腰を落ち着けて調べてみると,
黄砂の影響を強く受けるのは
“西高東低の冬型の気圧配置”の頃から春にかけて。
黄砂はスギの時期が過ぎたヒノキの頃というのも思い込みだったわけで。
今年症状が悪化した3月中旬,
ゴールデンウィーク前後,
中国で大きな黄砂が発生したニュースとまさにリンクしていました。
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もちろん,
反応しているのは黄砂そのものではなく,黄砂にくっついて運ばれてくる化学物質のあれこれ。
その化学物質の真相がどうであろうかと知るのには,
“中国”“大気汚染”
と引っ張るだけでよく。
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私個人の体調の変化だけではなく世間的にも。
この数年増えてきた咳喘息。
春先の,
さらにこの時期の季節はずれのインフルエンザの流行。
肺炎。
スギが終わっても長引く花粉症の症状,
肌の痒み,
目の周りのトラブル,
思い当たることはありすぎるほどあって,
中国山地のこちら側の広島にあってもこんなふうに体感するのに,
日本海側,
九州ではいかばかりかと思う。
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花粉は,
蓄積されて悪いことをするというものではないと思うのだけれど(?),
化学物質は・・・
蓄積されるのがコワイ。
同じようにアレルギー反応を起こすという捉え方だけでは,
体質改善という個人の努力ではもう本当にどうにもしようがない。
空気は吸わないわけにはいかないし,
目を開けていれば目も曝される,
真夏,
全身,顔も,
布をまとって暮らすことなどできやしない。
外に出て自然の恵み,
陽の光を浴び,
胸いっぱいに空気を吸い込み・・・
それ自体が“曝露”となってしまうってどうなんだ。
こどもを,
どうやって守ればいいんだ・・・。
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ネットでちょっと検索しただけでこれだけの情報が取れる今。
専門家の方々も,
ひとり二人ではない方々がデータの収集と検証を重ねていらっしゃるのに,
なぜ,
国として,
日常生活に注意を喚起するような情報を一般にもわかるように流さないのか・・・。
いつも,
何のことにしても,
こういうどこに向けていいかわからない腹立ちを抱えることが多い昨今。
ひとりの親として考えるのに,
こどもを守ることにもっとエゴイスティックになるべきなのかと思う。
個人間のトラブルや,
そういうことではなく,
社会の仕組みや枠組みに対して,
もっと,
安全や安心にうるさくなるべきじゃないのか。
エネルギーを注ぐベクトルの向きを,
もういい加減変えるときじゃないかと思う。
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はっきりと身体が反応することは,
“過敏”だからでもなく,
“特別な体質”だからでもない。
もっと,
知らされるべきだと思う。