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2008.03.23
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カテゴリ:書評
 中共プロパガンダ写真集であります。発刊は1974年。文革も落ち着いてきていて、この時期になると、下放なんかあほらしくてお先真っ暗とゆう感じなのですが、そこは中国サマ、農業にいそしむチベット人民がいかに「しあわせ」なのかを、これでもかとばかりに「しあわせ」ちっくな用語を乱発なさっています。

 「農奴の怒り」同様、ホントは全部電子化したいのですが、とりあえず、前書きだけです。すいません。
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 チベット自治区は、中国の西南の辺境にある。ここには、ゆたかな鉱物を埋蔵する山々、縦横に走る河川、大小あまたの湖があり、また、緑におおわれた草原、うっ蒼たる原始林が果てしなくつづいている。勤勉で、勇敢な百万余のチベット族とメンバ族などが、この自治区に住んでいる。
 解放前、封建濃度制度の支配下にあったチベットでは、政治は腐敗し、経済はおとろえ、文化は立ちおくれていた。自治区の全人口の5パーセントにもみたない三大領主――反動政府、寺院、貴族がすべての土地とほとんどの家畜を占有し、人口の95パーセント以上の農奴と奴れいにたいして、この上もなく残酷で、野蛮な、反動的支配をおこなっていた。農奴と奴れいたちは、たえがたい苦役や過酷な地租、税金に苦しめられ、そのうえに、むちでたたく、舌をきりとる、目玉をくりぬく、生皮をはぐといったさまざまの残虐な刑に処せられた。むかしのチベットは、まったくこの世の地獄であった。
 1951年、チベットが平和的に解放されて以来、とくに1959年の民主改革後、チベットには大きな変化がおこった。毛沢東主席と中国共産党の指導と配慮のもとに、立ちあがったチベットの百万にのぼる農奴と奴れいたちは、反動的な封建農奴制度を徹底的にくつがえして、民主改革と社会主義的改造をおしすすめた。昔日の農奴と奴れいは、今日の主人公となって、その運命を自分の手ににぎったのである。チベットの工業、農業、牧畜業は絶えず発展をつづけ、文化・教育・衛生事業も急速に発展し、わずか十数年のあいだに、人民の生活はいちじるしく改善された。チベットの社会は幾世紀もとびこえて、封建農奴社会から、民主改革をへて、社会主義社会へと邁進している。今日のチベット人民は、全国の各民族人民とともに、社会主義の道を大またに前進している。
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 写真の見出しも、北朝鮮宣伝本みたいでなかなかステキです。「解放前、農奴主が勤労人民をむごい目にあわせた罪証の一部と牛馬におとる扱いをうけていた農奴たちのみじめな有様」「社会主義建設は活気にあふれ 人民の生活は日ましに向上」「宗教・信仰の自由は保障され、ラマ僧たちは何に妨げられることもなく、宗教生活一筋に生きている。」…。
 そういや、この写真集てば、民族衣装を着て銃を持っている「さっそうたるチベット族民兵の馬上の勇姿」の画像があるんですが、往年の民兵の皆さんは、今でも密告などにご活躍されているのでしょうか…。

 しばらくチベットから目が離せません。





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Last updated  2008.03.23 10:26:59


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ちんころく@ どもです なぜか、「ガンヂを葬れ!」な日本共産党…
TAMO2@ 庶民の王様萌え! 言葉を濁した放映をしたテロ朝萎え!
体育協会@ ~歪んだ鉄路~ 早速のご紹介ありがとうございます。 …
ちんころく@ うおお!「日韓トンネル」!! どうもです。なかなかおいしいネタをご存…
体育協会@ 松崎明さんといへば もうこれは、あの日韓トンネル計画ネタを…

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