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カテゴリ:SF・ファンタジー
『走れメロス』は太宰治。こちらは『新釈 走れメロス』(森見登美彦)。
表題の『走れメロス』は現代の京都が舞台のパロディ物。大笑いできる作品になってます(^o^)。 他四篇は、『山月記』(原典は中島敦)、『藪の中』(原典:芥川龍之介)、『桜の森の満開の下』(原典:坂口安吾)、『百物語』(原典:森鴎外)。いずれも同名小説の新釈。原典を読んだことがある人も、そうでない人も存分に楽しめます。 私は『桜の森の満開の下』が物悲しくて一番心に残りました。こういう情景、ドラマの一シーンのようで、せつなくて…。 ●『新釈 走れメロス 他四篇』 (森見登美彦著、祥伝社文庫) クリックをお願いします → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月21日 17時15分00秒
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