[思うこと]の記事一覧 | ちいたんと俺

おこってしまうこと

最近自分があまりにも怒りすぎているような気がする。本で大きすぎる悲しみを感じるとそれを和らげるために怒りがやってくる、と言うようなことを読んだけど確かに怒っている間はびくびくと怖い感じは一切無い。ただ怒っている時は正しいことを言っているつもりなのだが、その後本当にそうだったかが不安になる。ただ怒りすぎてちいたんを追いつめているだけじゃないか？　と。ただ、そう考えていると今度は逆に、怒らない、ということはちいたんが死を感じ始めたり自分を傷つけることを受け入れてしまうことなんじゃないかと思ってしまう。勿論ほんとうはそういうわけではなくて、ちいたんが自分でゆっくり学んでいくことなので周りがいちいち敏感に反応しすぎないのが大切だ。だから本当は俺も昔は人が何をしようとどんな失敗をしようとそれは経験だと何も言わずにきたのだけど、この病気だと、それを身につける前に取り返しのつかないことになってしまうおそれがあるから、どうしてもそれをさけたいから結局力ずくだろうがなんだろうがなんとかしようとしてしまう。その結果が今の自分の状態だ。いくら考えてもそれが全く正しいとは言えないし、かといって全く間違っているとも言えない。どっちか決めることも勿論出来ないししてはいけない。きっと答えもでないだろうから、ずっとこうやって色々毎回違うことを考えながら、違うことを実行しながらやっていくのだろうなと思う。

相互リンクしていて思ったこと

境界性人格障害フォーラムを作っていて、いくつかの関連サイトに相互リンクに行ったりサイトを閲覧したりしていた。病気の方が作成しているサイトもあり、内容を読んだりしているうちに色々考えさせられた。特に新しい発見があったわけではないが、お互いのことを再確認して見つめ直すいい時間になった。で、たまには普段思っていることを含め、ちいたんにメッセージを送ろうと思った。ちいたん、しょっちゅう厳しいこといっちゃってごめんよ。ちいたんを傷つけたいんじゃなくて、大切だと思うことを言っておかないとちいたんと一緒にいれなくなってしまうと思うから、どうしてもずっとちいたんと一緒にいたいから、つい言ってしまう。ちいたんはいつもしんどいのに、バイト頑張ったり、薬も少なくしか渡せないのに我慢したり、お金もなくてやりたいことも出来なかったり、それでも一生懸命頑張って生きてることを俺がちゃんと見て知ってるから。ちいたんがいつもそばにいてくれて凄く嬉しいよ。本当に誰よりも幸せだと思ってる。産まれてきてくれて、生きていてくれてありがとう。

病気のつらさって

そういえば以前出かけている時に俺の具合が急に悪くなり、後に計ったら40度近い熱を出し始めてしまった時があった。しかもちいたんもその時調子が悪くなっていて、もう何が何だか分からずこんな時ぐらい勘弁してくれよ…と思い「もうたのむから今日は何も言わないで」と無茶なことを言ったりした。（聞いてくれるわけではないけど）その風邪はかなり厳しく、頭痛いし体も動かないし寒気が凄いし薬をのんで少し楽になるくらいでずっと毛布にくるまって横になっていた。苦しくて深夜まで眠れなかった。いつもならちいたんが「サイゼいこうよ～」と言っても「だめだよ」と言って夜１０時くらいでも御飯を作るけどその日はさすがに無理…。ふたりで弁当を買って帰った。風邪の時は当然そんな風に自分に甘くなる。無理して風邪こじらせて悪化しても行けないし、そもそも動きたくないからこういう時は働かない。周りにもそれで許される。でも、そんな時ふとちいたんの事を考える。ちいたんも毎日、同じように辛いんだなあ、と。俺は風邪ひいて治るまではそんな生活で良いけど、ちいたんの病気は毎日だから、きっと風邪ひいた俺の様に毎日動きたくないし何もしたくないんだろう。だからと言って毎日病気に甘えて拒食、リストカットやＯＤをするわけにはいかない。当然周りも許さない。毎日風邪ひいた俺と同じように休めたいのに、それができない。自分でさえ「働かなきゃ」とプレッシャーを与えてしまう。もちろんそれはまずいので俺も休む様に言う。ちいたんもようやく休める。ずっと休んでてもいいのになあ、と思う。それなのにちいたんは毎日休むわけでもなく、余裕がでたら（？）頑張って掃除や洗濯物や料理をしていてくれる。そしてちゃんと生きて笑ってそばにいてくれる。自分が風邪ひいてたらどうか？？そんなしょっちゅう動くことなんて出来ない気がする。病気でこんなしんどいのに、そんなこと普通出来ないと思うから、ほんとちいたんの毎日の生活はほんとがんばってるんだなあと思う。風邪ひいた時特にすごい実感する。みんなも周りに居る人をそんな目で見てあげられると良いなと思う。

忘れてはいけないこと

今日は疲れていた様で、会社が終わって会った瞬間からなんでもない会話で怒り出した。帰りの電車でも「どうせいつかあたしを捨てるんだ」と俺に理屈も何もない妙な質問攻めをし、俺がどう答えてもまともに会話が出来ない状態だった。さらに炊事も掃除も何でも完璧にこなす人間になるから捨てないで、そして「産まれてきてごめんね」と言って話さなくなり、電車降りてからの帰りには泣き出してしまった。その後うちでしばらくごねたあと、またさっきの台詞。なんでそんな事言うの？　と聞いたらだってあたしと出会ってから苦労ばかりかけてる…と言う。たしかに罵倒されている時はめちゃくちゃむかむかするし、殴られたり引っかかれたりすれば痛いし、リストカットなどをしたら凄く悲しくなる。でも、「迷惑ばかりかけてる…」と悩んでしまったら、絶対に思い出して欲しいことがある。それは、辛いことよりも、辛いことなんて薄れてしまうくらいちいたんが居るだけで幸せを感じるということ。何か特別な事が出来なきゃ行けない訳じゃない。普通に出来ることが出来なきゃ行けないわけでもない。何が出来るか出来ないかなんて関係ない。ただちいたんが生きているだけで俺は幸せだと。ちいたんの呼吸の音だけで、ちいたんが寝ているだけで、ちいたんの体がそこにあるだけで、ちいたんのおててが動くだけで、それだけで俺は笑顔になることが出来る。それを必ず思い出して欲しい。何回も何回も頭の中で復唱して欲しい。…みたいなことを思いついたので言おうとしたがすでにちいたんがねんねしてしまっていたのでここに記述。

気持ち

本当のことを言うと、というか当たり前のことなんだけどちいたんのこの病気が治ってくれればいいなと思う。ちいたんは病気になって始めて自分のことを誰かが気にしてくれたから、病気が治ったら誰も自分のことを見てくれなくなるんじゃないか、という不安がある。勿論それは不安になるだけで、事実ではない。俺も知り合った時は病気のことなんて興味もなくただちいたんが好きになったから付き合っただけ。だから、ちいたんがそんな不安や、その他数え切れない不安から早く開放されて、いつも一緒に笑っていられればいいなと思う。自傷も全部なくなればいいなと思う。傷つける事で喜ぶ人なんで誰一人いない。みんな傷つくだけだから。腕を切った後は怒ってる時もあるけど「ごめんなさい」といってくれる時もある。「やっちゃいけないんだ、やっちゃいけないんだ…」と一生懸命がんばって我慢したのに切ってしまった証拠だと思う。切るのは一回たりともやるべきではないんだけど、一生懸命我慢したなら切ってしまってもしょうがないと思う。もちろんそう思っても悲しくなるのに変わりはないけど。タバコ一本吸うと５分寿命が縮まると言う話を良く効くが、腕を切って血を流したり、薬で内臓を傷つければいったいどれだけ寿命が縮まるのだろう。簡単に計算なんてできないだろうけど、おそらくタバコの比じゃないくらい縮んでいくんだろう。ちいたんが自傷をするたび、ちいたんと一緒に過ごせる時間がどんどん減っていってしまう。そう考えるとすごく悲しくなる。できるだけたくさん、ちいたんと長く一緒に過ごしたいのに。他にも色々今おもいつかないだけであるかもしれない。もちろんここに書いたことは全部俺のエゴで、全部かなうものじゃないかもしれないし、かなうとしても今すぐではない。他の人から見たらきたないヤツだ、と思われるかもしれない。でもやっぱりちいたんの事が大好きで大切だから、病気は憎いし、何があってもこの気持ちは変わることはない。

ちいたんと俺

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