上海 7年前とは隔世の感が・・・
今の上海ではあちこちで日本料理や懐石料理、鉄板焼きなどが食べられる。お味も日本で食べるものと遜色ないレベルに達してきていると思う。(数軒しかいったことないので、断言はできませんが・・・)私が初めて上海に来たのは7年前。その時は、まともな食事のできるレストランなんて、ホテルの中しかなかった。地下鉄の1号線、2号線もまだできておらず、南京西路から一筋入った路がまだ舗装されていない土の路で、馬車が走り(本当です)、異様に運転が荒く、料金も交渉次第という輪タクが走りまわり、タクシーはボロボロで、床の一部分が抜けて、道路が見えるようなオンボロ車も結構あった。また、床は抜けてなくてもシートが汚くて、とてもそのまま座れないようなタクシーも結構あった。トイレもとてもここには書けないような驚異的なものを色々見てしまった。。。。正直、耐えられなくて、逃げるように帰国した。帰国してから、何が悪かったのか、いきなり両目の周りに接触性皮膚炎を発症し、真っ赤に腫れ上がり(まるでパンダのよう)皮膚科に駆け込み、治療にかなり時間がかかった。大陸はもうこりごりだと内心思っていた。当時は、その大陸に住むことになるなんて夢の夢にも思ってませんでした(笑)。あの当時から考えると今の上海は格段に発展したと思う。街中にレストランが溢れ、お金さえだせば世界各国の料理を味わうことができる。7年前はお土産を買おうにも、弥生時代の土器にしか見えない茶器や筆、ちょっとセンスが???のペラぺラ生地のチャイナドレス、アルバイトで学生が描いているとうわさだった掛け軸くらいしかめぼしいものがなかったけれど、今は探せばお土産としていけそうなものが結構あるわずか7年でここまでの発展。。。やはり恐るべし、今後どこまで発展していくのか。。。願わくば、街の発展とともに人々のマナー、道徳意識も国際都市にふさわしいレベルにまで向上することを期待しています。(どこまでも辛口な私)。