えま&慧奏 アメツチのオトの森
はじめて「えま&慧奏」の生音を聴きました。福井は今立(いまだて)のライブに行ってきたのです。昨春、徳島でアルバム「あめつちのうた」に出会って以来、ぜひとも生で聞いてみたいと思っていたのですが、ほんものの音は気持ちよすぎる贈り物でした。ロビンさんの「Just don't sit」岡田さんの「Legend」えまさんの「ふるさと」アンコールの「星めぐりのうた」そして、慧奏さんのウドゥブという竹の太鼓の音、すべてを流れにのせてくれる美しいピアノがめちゃめちゃ気持ちよかったです。4人+お客さんの楽しい!嬉しい!気持ちいい!というエネルギーが、会場に満ちあふれていました。とくに「ふるさと」は、替え歌の歌詞に心ふるえました。「いのち いづる ふるさと」やさしい、やさしい歌でした。えまさんのMCも、話す言葉が唄のように聞こえ、あんまりうっとりしちゃったので、時間が飛ぶように過ぎた一日め。出雲で知り合った友人のつてで、NPO森のエネルギーフォーラムが管理する大きな古民家に泊まらせていただき、翌日のワークショップのお手伝いをしました。じつは深夜の古民家で、未来バンクで有名な田中優さんやご友人に会うことができて、とってもおいしいオーガニックワインをいただきつつ、風力発電や非電化冷蔵庫、タンザニアとのフェアトレードの話などを聞きました。この古民家はAPbankの融資をうけた事業もやっているとのこと。あついね!ふくい。気持ちの良い古民家の朝、すぐ裏の神社や沢を散歩。近所のおばさまと井戸端会議(というかお見合い相談)。そのあとエコヴィレッジ「八ツ杉千年の森」へ。わたしは「笛づくり」のお手伝い。丁寧にかわかしてある竹に印を付けて、雨傘を熱して穴をあけ、「ケーナ」という南米の笛をつくります。なかなか根気のいる作業な上に、途中どしゃぶりになったり、突然やんだりする自然に翻弄されました。でも、参加した子どもも大人も、工夫しながら自分だけの楽器をつくる姿がとてもほほえましく、岡田さんのチューニングに感嘆の声をあげながら、宝ものを持って帰ったのでした。ワークショップ終了後、福井市のハーブ&安心やさいのお店「オーニック」へお邪魔して、ハイビスカスティーをいただいたら、東京以降ちょっとイガイガしていた喉もすっきり。風邪気味だったのに、すっかり治ってしまいました。とっても楽しい出会いの連続、今回は写真がないので、風景は音の記憶といっしょに心のアルバムにしまっておきました。おうちで「あめつちのうた」を聞きながら、しっとり雨の音の森を思い出すことにします。【今回参加したイベント】7/9(土)森の音ものがたり in 今立【出演】えま(うた,二胡)&慧奏(piano,perc.etc.) 岡田浩安(サンポーニャ,ケーナ),ロビン・ロイド(尺八,カリンバ,perc)【会場】いまだて芸術館(福井・今立)7/10(日)民族楽器ワークショップ in 八ツ杉 “音ものがたりの森”【出演】えま(うた,二胡)&慧奏(piano,perc.etc.) 岡田浩安(サンポーニャ,ケーナ),ロビン・ロイド(尺八,カリンバ,perc)【会場】今立町八ツ杉森林学習センター(福井・今立)【時間】音あそびコース=10:00~14:00(講師=ロビン、えま、慧奏) 楽器作りコース=10:00~14:00(講師=岡田浩安)えま&慧奏HPhttp://www.yurai-works.com/ロビンさんHPhttp://www.robbin-muse.info/岡田さんHPhttp://members.aol.com/Ashikouboh/森のエネルギーフォーラムHPhttp://laputa.fpu.ac.jp/mori/八ツ杉千年の森HPhttp://www.echizenwashi.com/nature/mori.html