カテゴリ:北米・旅
クローンダイクハイウェイステージで外せない出会いがありました。
それはこの少年との出会いでした。 僕が河原で野宿をした時の事でした。 ハンティングの仕度の為、河原の舟の所にやってきた彼ら親子 食事を終えまったりとしていた僕の方へ来て一通りのあいさつと交わし舟の方へ、荷物の確認やらエンジンの点検を行う父の横で怪しい異邦人の僕が気になる少年! 「お菓子たべる?」と僕が声をかけると、恐る恐る近寄ってきて「ありがとう!」と少年 そんなやりとりを続けているうちにすっかり打ち解け自転車やデジカメなど僕の持っている物に色々興味を示し質問攻め!一通りの説明が終わると今度は僕の番! このような文明とは掛け離れた場所での生活についてあれこれ質問「学校は?」「友達とは何して遊ぶの?」 少年も身振り手振り交えて一生懸命に説明 そんな問答で明日のハンティングの事になった時、明らかに彼の目の色が変わった。 「僕のお父さんは凄いんだよ!この前なんかこんな大きなムースを一発で・・・」 「あしたは僕がしっかり見張ってうんとデカイ奴をお父さんが仕留めるんだ」 と大興奮! 「君のお父さんって凄いんだね!」と僕が言うと「僕も大きくなったらお父さんのようなハンターになるんだ!」と目をキラキラさせて胸を張る! 僕は正直感動した!きっと彼の中では父は絶対の存在で目標であり夢である。まさにビックダディー!おそらく彼の父は安っぽい夢を語りはしない、ただ前向きに一生懸命生きているだけ。その後姿に憧れいつかは僕もお父さんのようにと・・ きっと彼のお父さんもその父をに憧れ、いつか生まれる少年の子供も同じように彼に憧れて行くのでしょう! その夜こんな夢(作り話)をみました! ある何もかもが揃った先進国にある少年は生まれました! その少年は幼い頃から周りの大人たちに 「大きな夢を持ちなさい!」といわれ大きな夢をいだき成長しました。 しかし二十歳を過ぎた頃から周りの大人はこの少年に 「夢のようなことばかり言っていてはいけない!現実を見ろ現実を!」と 少年は行き場を失い途方に暮れました。とさ! Boys. be ambitious! でも本当に大志をいだかないといけないのは僕たち大人ではないのでしょうか? 生意気言ってゴメンなさい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北米・旅] カテゴリの最新記事
|
|