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カテゴリ:経営分析
今日の日経新聞1面では、トヨタが部品調達コストを3年で3割減、
という数字が出ていました。 この記事は具体的なところが書いておらず、アナウンスメント効果を 狙っているような雰囲気もあるのでどう取り扱うのかが微妙な記事 ではあります。 とは言え、3年間で3割減というのはすさまじい数字ではあります。 トヨタが2000-2006年にかけて1兆円規模の原価低減を 行ったことにも触れられていますが、今回のコストダウンについては 当時とはやや状況が異なっていると思います。 今回は、先進国市場が成熟化する中で新興国市場でどうやって 競争していくか、というのが背景にあってのコストダウンなので、 製品戦略や設計思想の部分がどう変わっていくのか、という部分が ポイントになっていくと思います。 また、部品をどこから調達するのか、という視点も入ってくると 思いますので、前回以上に生産現場では激しい変化が起こって 行くのではないかと思います。 ところで、トヨタの記事の隣に予算編成の記事が来たのは 鮮やかなコントラストでした。 ブログランキングに参加しています。応援(クリック)お願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.22 22:11:28
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