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カテゴリ:ご陽気な日常ネタ
今日、高校時代の友達から集中して電話がかかってきた。そう、毎年2月14日か15日に繰り広げられるイベント(?)。バレンタイン・デーというと、私を思い出す友人が多いのだ。
恥ずかしい話だけど、私は中学3年生~高校3年生まで、やたらめったらチョコレートをもらっていた。剣道部に所属して、放課後になると胴着袴で歩いていたせいか、ミーハーな女の子達が集まってくるのだ。同性にキャーキャー言いたいお年頃なのかもしれない。 特に凄かったのが、高校2年のバレンタイン。 登校すると、机の上に同じクラスの女の子からのチョコレートが積み重ねてある。 休み時間になると、ローカに出ているクラスメートから声がかかる。 「Nishiko、お客さんやで!」 出て行くと、後輩か別のクラスの同級生が待っていて、 「先輩、○×△!」(覚えてない・・・) 「Nishiko、今年も持ってきたで!」 と、満面の笑みでチョコレートを渡される。どうも有難う・・・。 教室に戻ると、女子生徒から、 「Nishiko、モテモテ~。私の一番に食べてよ~」と茶化し。 男子生徒からは、 「おいおい、何個目やー?」と、冷やかし。 「知るかい」 と、返事するものの、放課後には紙袋2つ分の荷物になっていた。学校で最もモテる男子生徒と、タイマン張ってるような状態なのだ。 「玉入れみたいに、2人の持ってる袋から同時にチョコレートを出して、数えたい」 と言った子もいたなぁ・・・。 さて、いただいたものは、有難く食べなければならない。その日からポリポリと、せめて一口ずつは食す儀式が始まるのだが。翌日の15日~16日にかけて、毎年恒例の現象が起きる。 授業中に鼻出血だ!! ノートにボタッと赤い点。 「おっ!」と叫んで鼻を押さえる。「先生、すいませーん!」 「どないした!?」 「鼻血ですー」 「お前、チョコレートの食いすぎやろ!」 すっかり職員室でも話題だ(汗)友達に付き添われて、教室を出て保健室へ。 「すいません、2年11組のNishikoですが、鼻血が出ましたー」 保健室の先生が、にっこり笑う。 「あら、Nishikoさんって、去年もこの時期来なかった?学校で一番チョコレートもらってる生徒さんやねぇ?」 上を向いて氷で鼻を冷やしながら、先生を横目で見る。 「誰がそんな事を・・・」 「学校中で有名よ」 「そ、そうですか・・・カッコ悪ぅ・・・」 「何言うてんの。1個ももらえない子がおるんやから、贅沢よ」 「みんなふざけてるだけですよ」 「ふざけてても、ちゃんとラッピングしたチョコレートくれるんでしょ?」 「はぁ・・・(怒られたよ・・・)」 ちなみに、私は美人でもなければスタイルが良いわけでもない。何でこんな展開になるのか、いまだに不思議だ。 「来世は絶対、男に生まれ変わって、私と付き合ってね!」 と、約10名から予約が入っている。楽天のお友達でもハリウッドのおばさまさんが名乗りをあげてくれた(笑) 来世はモテモテ、プレイボーイ確実じゃないか。そのバラ色人生を想像すると、死ぬのも恐くなかったりして・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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