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ぶどうの木 ~うつ病の正しい知識の普及啓発と自殺対策を実施~           

ぶどうの木 ~うつ病の正しい知識の普及啓発と自殺対策を実施~           

【当民間団体の目的】
1.当民間団体は2007年1月12日に発足し、国の自殺総合対策が開始した流れを受けつつ、2006年に施行された『自殺対策基本法』(平成十八年法律第八十五号)に基づき、同法によって国が策定した「自殺総合対策大綱」、地方公共団体が策定した『北海道自殺対策行動計画』に則り、市民の「自殺の予防」と市民が「健康で生きがいを持って暮らすことのできる社会の実現」を目指す民間団体である。
2.自殺の背景として精神障がいの約半数を占めている「うつ病」の正しい知識の普及啓発と自殺予防対策を社会福祉の立場から取り組む。同時に、精神障がい者に対する社会の著しい偏見と差別を取り除くための啓発活動を行う。
3.うつ病患者、またその家族との関係を築き、悩んでいる一人ひとりが抱えている悩み、苦しみを克服する糸口を見出す。

【関係する者の相互の密接な連携】
◆自殺予防対策は『自殺対策基本法』に基づき、同法によって国の責務として策定した「自殺総合対策大綱」、地方公共団体の責務として策定された「北海道自殺対策行動計画」に則り、社会的な取り組みとして実施されることになっています。また、国、地方公共団体、医療機関、事業主、学校、自殺の防止等に関する活動を行う民間の団体その他の関係する相互の密接な連携の下に実施されることにもなっています。

【「ぶどうの木」の由来は??】
 ぶどうの木は「いのち」そのものです。
 木に連なる枝は私たち一人ひとりです。
 それは「いのちの共有者」ということ。
 一本の枝が痛めば他の枝も痛みを感じ
 ることができます。
 枝はその枝にあった実を結びます。
 その人らしい実を!!
 誰もそれをその人から奪ってはならないのです。


【北海道民の皆さんに】
■「北海道のホームページ」に『北海道自殺対策行動計画』が掲載されていますので、ぜひ目を通してください。

■当民間団体は「いきる・ささえる相談窓口」を開設しています。
以下の各種相談に対応しています
 ・こころとからだの健康(うつ病などの精神疾患や心身の不調)
 ・生きることに悩み苦しんでいる
 ・地域生活のさまざまな問題

 ※話の内容はすべて守られます。勇気を出して安心して電話をかけてください。


【函館市民の皆さんに】
■本市の自殺の現状は、2009年で死因順位の第8位。自殺者は84人(男性 60人 女性 24人)です。自殺率は全国平均24.4に対して本市は29.5と依然として高水準で推移しています。年齢、階級別にみると、20~44歳の死因順位の第一位が自殺となっています。『平成22年版 函館市の保健衛生』(市立函館保健所)

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聖書のことば「主の慈しみに生きる人はすべて主を愛せよ。」(日本聖書協会刊行「聖書」・新共同訳)
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【事務所お問い合わせ】TEL/FAX 0138-23-2877
2011年08月31日
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今日の午前中、民生常任委員会が行われました。私は陳情者として傍聴してきました。函館市にとって非優先課題である自殺対策について、自身は、これまで『ぶどうの木』の代表・自殺対策従事者として陳情書を提出してきました。陳情名は同じですが、採択された項目は早かれ遅かれ実行されることを願いつつ、否決された部分をどのように書き記すと採択されるのか、自己分析しつつ、いろいろな角度で陳情項目を書き記してきました。

自殺対策に関する陳情書を何度も提出してきた理由には、保健所が事務局となって開催している『函館市自殺予防対策連絡会議』の在り方に疑問を感じていたのです。『自殺対策基本法』に明記されている(地方公共団体の責務)を果たす努力を怠っているのではないか、と思っていたからです。

今日の委員会では保健所側が用意した資料によって、あっという間に陳情項目の採否がされました。各会派ともに事務局である保健所は施策をしっかり講じているとの理由から、バツをつけていきました。非優先課題である自殺対策には本来マルかバツかなどと決めることはできないのですが、各会派を代表する委員の口からは次々とこの項目についてはバツだと言われました。それも全て個人情報の公開が理由です。一般の公募で選ばれた市民に聞かせることはできないとの理由です。

私は思います。自身の考えでは公民連携の住民参加型の自殺対策が必要であると感じているのです。連絡会議の構成機関・団体のほとんどは市庁舎内の部署で占められているのです。このことに関して、ある部局に問い合わせ、連絡会議のメンバーとしてどのような施策を講じていこうと考えているのか聞かせてください、と尋ねたことがあります。職員からは何ら施策は講じていないというのです。つまり、連絡会議を通して「各関係機関・団体が担うべき役割を明確にせず、公的機関及び民間団体の連携体制の確立がなされていない」のです。これは連絡会議の果たすべき役割を怠っていることになるのです。

今後『ぶどうの木』として何ができるのかわかりませんが、今日の委員会での各会派の発言を踏まえて、何らかの取り組みをしたいと考えています。





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最終更新日  2011年08月31日 16時59分05秒


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