伸び過ぎでしょ
今朝は寒いし雨も降っている。複数のバラに蕾があるが寒さで咲かない。開いても萎れた様な半端な咲き方になる。午前中の日照が不足するから昨年の様に日の出とともに日差しを得られた環境とは雲泥の差を生じる結果になっている。さて、本題。先週注文し先日届いた箱を見てビックリ!随分とまた巨大な箱が来た。開けてみるとなが~い苗が鎮座していた。長尺苗かと思う程に上に伸びきった自称新苗。まさかこんな状態のブツが届くとは予想だにしておらず期待を裏切る結果になった。クイーンバガテル(HT)河津バガテル公園で販売されていた苗は貧弱で台木からして細く枝も糸の様に細かった。ゆえに届く苗ももしかしたら軟弱な物かもと思ったら良い意味で期待を裏切る苗だった。それにしても伸び過ぎ。それでも横に広がらず直立しているから案外場所を取らず狭い隙間に収まる行儀の良さ。来春育っても同じ様な感じで伸びればそれ程邪魔にならず花を楽しめるかもしれない。ちなみに「ばらいぬバガテル」と言うショップで扱っているが、河津バガテル公園と共通在庫と言う事でそこから買うと貧弱な苗が届きそうだったから、違うショップから購入してみた。ここでしか買えない、と謳っていたのに何故かバラの家に商品がある不思議。で、買ったら新苗は売り切れになった。今あるのは予約大苗のみ。※※※【バラ苗】 クイーンバガテル (HT橙色)国産苗 大苗 6号鉢植え品 ※2月末までにお届けの予約大苗ディアカトレア チャティリーレース綺麗なピンク色の花がパカッと咲いた。まだ開かない少し小さめの蕾が2つある。一輪ずつの開花は株が小さいからだろう。つい最近知った事がある。「USDAハーディネス ゾーン マップ」アメリカ農務省作成の最低気温分布地図。日本では耐寒性「強」だの「弱」だの曖昧な表記で済ませているが米国は違い耐寒性を示す基準となる数値が存在する。1~12までと2~10までをa,bの2つに分けて全部で21の区分がありマップを作っている。で、植物には"zone 7b to 9a"など表記されその地域で育成可能か誰でも判断できる。自分の地域がどのゾーンになっていて育てる植物がどのゾーンで育つかが判断し易い。最低気温の目安を知れば「強」や「弱」など主観で変化してしまう曖昧表記より確実性が増して、書籍などバラツキのある記載も統一する事もできるけど日本にはそれが無い。個人的には是非導入して欲しいと思う。ついでに日本の場合は耐暑性に関しても。無論気温のみの条件だから豪雪地帯と積雪の無い平地とでは詳細な条件は異なるから必ずしも絶対では無いが、参考になるはず。耐寒性「弱」なんて言われても分からん。