こらよか

「言葉って難しい」
そんな話を聞きました。
授業とか趣味の読書で
テクスト論をかじっていることもあり、
言葉って…？ということを考えている今日この頃。

例えば、私が深い意味なく言った言葉を
普段から嫌味ばっか言っている人が聞き、マジ切れする
そんなことはちょくちょくあります。
嫌味な人は他の人も同じように嫌味を言うものだと
無意識の中で感じているのでしょう。
私の言葉は私だけのものではない、
私オリジナルのものではない。
解釈するその人のものでもあり、
日本語を作り、それを継承しているすべての人の言葉です。

そして、それが文章になると
「発音」という動作もなくなるから
更に解釈が難しくなる。
人は、ある人の書いた文章を「引用」して
コメントを付けたりしますよね。
自分の解釈を疑うことなく時として怒りをぶつけたりもする。

もしかしたら私もこうやって日記を付ける時
「ことば」を軽視しているかもしれない。
友達としゃべっているときも。
過敏になることはないけれども
「ことば」をもっと意識すべきかもしれない、と思ったのでした。
ある文章を読んで湧き出る感情は
私の心の問題でもあるのかもしれないのだから。