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22日はアメリカではThanks Giving Day、感謝祭。 mixiのコミュで感謝祭についていっぺん説明しましたが。 感謝祭は、ピルグリムといわれる新教徒の移民がイギリスから逃げて 新大陸の東海岸に到着したのが冬で、もうかなり寒く、飢え死にしそうだったのね。 それで地元のネイティブアメリカンが彼らを助けて七面鳥を食べること、 地元にあった作物を育てることなんかを教えて助けてあげたのの お礼に一年後に収穫を祝ってネイティブアメリカンを招待して祭りを した、という故事があって。 それにちなんで今は親族・友人が集まって、 七面鳥・かぼちゃのパイ・クランベリーソース・とうもろこし・ヤムいも なんかを食べるんですが。 子供たちはそれにちなんで「感謝すること」を学校で教わってきます。 「私は○○に感謝します」という作文をひたすら書いたり、口頭で発表したり、 お友達一人一人や家族にカードを書いたり。 ばんぶるはピルグリム風の白いお帽子をかぶって、 典型的なターキーでのランチ・パーティー。 ももちゃんの小学校ではさすがここは人種のるつぼ、 自分の家系の文化特有の料理を持ち寄ってその文化と料理を 民族衣装を着て紹介し、何に感謝しているか、という発表会兼パーティーが あって親も招待されました・・・てか親が準備するんですが 笑 ロシア、イタリア、中国、韓国、ギリシャ、 インド、ペルシャ、南米・・・もう実にバラエティーに富んだ 料理でのパーティーとなりました。 ももちゃんは着物をきて、巻き寿司を紹介。 寿司はもう実にポピュラーな食べ物になってますから、 子供にも大人気、あっという間になくなっていきました。 じぇいど♪家では昔はなんどか七面鳥を焼くことにも チャレンジしたのですが、冷凍ものを溶かすのに数日間。 焼くだけでも数時間。そのわりにちょっとぱさぱさしたお肉のため 家族にはなんだか不評。どこのうちでもあまったターキーを 数日間、サンドイッチにしたり、と苦労しながら食べるはめに 笑。 やっぱりチキンのほうがおいしいよね、とここ数年はチキンだったのですが、 今年はチキンが中心のディナーじゃじぇいど♪が食べられないしーということで、 なぜかぜーんぜん関係ないですが、魚介パエリアとシャンパンでのディナーとなりました。 乾杯のときに、まずはおとーさんが 「おいしいごはんが食べれることに感謝。じぇいど♪に感謝。」 じぇいど♪は「おいしいごはんが食べれるように一生懸命オシゴトしてるおとーさんに感謝。」 ももちゃんはなんと「I'm thanksful for I'm living.(生きていることに感謝)。」 うーん、ももちゃんの言うことはいつもなんだか深いなあ。 出し抜かれたちゅまは「えっと、えっと・・・もう、すべてに感謝!」 3歳のばんぶる・・・? 事態が飲み込めてないようで、ひたすら 乾杯もシカとでただ黙々と食す・・・・ ・・・と思ったら。 2はいもおかわりしてさっさと食べるだけたべたら、 じぇいど♪のイスによじ登ってきて背中にぺったり。 「I'm thanking(感謝してるの).....だーいすき♪」 あれ?わかったんだ(^^)。 こうやって日々いろんなコンセプトがわかるようになっていってるのだなぁ、 ってしみじみした感謝祭なのでした。 写真はももちゃん作。 七面鳥のつもり・・・らしい^^。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.25 06:06:29
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