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まだちゅまがステーションに行き始めて間もない2006年の秋頃のこと。 ちゅまは、上で友達になった数人とのグリッド修復のために 自作の小型宇宙船を作り始めた。 上では「気」でパーツをつくり、子供でも宇宙船を自作する。 必要なのは想像力。イメージがモノになるからだ。 ただし、細かい部分の製作ができないときは、パーツ屋さんで 必要なパーツを買うこともできる。 そうやって作った宇宙船を置くための有料格納庫も 苦労の末にようやく手に入り、中にこもってちびドラちゃんや友人たちと グリッド修復の合間に改造に改造を重ねることを楽しんでいたある日。 20代前半くらいの男性が、扉があけっぱなしだった 格納庫の前を通り過ぎようとして、ふと足をとめた。 「この宇宙船、君たちがつくったの?」と声をかけてきた。 「うん、そうだよ?」とちゅまとちびドラ。 「へぇ~。あのさ・・・僕の手伝い、しにこない?」 「手伝いって?」 「いろんな機械の製作とか、もっと大きい、大人たちが使うような 宇宙船のデザインと製作の仕事とか。」 ということで、スカウトされたちゅまとちびドラ。 その男性のもとで働くことになった。 つづく この新シリーズ、とっても長い、全19話(たぶんw)。毎日ぽっちりして続きをお楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.31 04:46:17
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