山芋 ●特徴● 栽培品種=「山芋」、山に自生する自然薯(じねんじょ)=「山の芋」といいます。 ●旬の時期● 10月から翌4月までに収穫されますが、長いも、つくねいもは11月~12月、いりょういもは、12~翌1月が旬です。 収穫よりも少し時間をおいた年末以降のものが、水分が抜けていて粘り気が強くなり、 糖質も増えて美味しいです。 ●種類● 世界には600種類もの山芋が存在しています。 現在、日本で採れる山芋は、大きく分けて、長いも、大薯(だいしょ)、自然薯(じねんじょ)の3種類で、この3種類を「山芋」と呼んでいます。 ●選び方● 表面に張りがあり、皮がなめらかで傷がなく、重みがあるものを選んで下さい。 皮つきで、できれば泥がついているものが良いでしょう。洗ったものや真空パックもので、 不自然に白いものは、漂白されている可能性がるので避けましょう。 長いもはずんぐりとして、細かいひげ根が多いものを、やまといもは見かけの割りに重いものを選んで下さい。 ●保存方法● 新聞紙に包んで、風通しのよいところや冷暗所におくと長持ちします。 切ったものは切り口から水分が失われて、変色するので、切り口にラップをして冷蔵庫で保存して下さい。ただし、1週間以内に使い切って下さい。 摩り下ろしたものやせん切りにしたものは、冷凍保存することができます。とろろは薄く延ばして冷凍すると、必要な分だけポキっと折って使えるので便利です。 ●栄養・効能● 主成分は炭水化物で、でんぷん、マンナンを多く含みます。 通常、炭水化物は生で食べると消化に悪いことから、加熱して食べることが多いのですが、山芋には炭水化物分解酵素アミラーゼが大根の数倍も含まれているので生で食べることが出来ます。 例えば、麦飯は不消化物の食物繊維が多いのですが、とろろをかけて食べると、かまずに飲み込んでも完全に消化してしまうほどです。 食欲がない時や、胃の弱い人も安心して食べる食材です。 滋養強壮や疲労回復、便秘、糖尿病などにも効果があります。。
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