蟹(カニ) ●特徴● 非常に傷みやすい食材なので、調理や保存法はしっかり頭に入れておきましょう。 ●旬の時期● 種類によって旬が異なります。日本での漁獲高の減少や規制のために、 輸入ものの最盛期を旬ととらえられているものもあります。 ここでは日本産の旬をあげておきましょう。 「ずわいがに」 冬11月~1月頃 「毛がに」 冬12月~3月頃 「がざみ」 冬から春1月~4月頃、夏6~9月頃 「たらばがに」 冬11月~3月頃 「花咲がに」 秋9月~11月頃
●種類● 世界中で6000種あまりが知られており、日本近海だけでも、1000種に及びます。このうち、水産価値のある種類は少ないですが、地元で食べられているというものは結構あります。 タラバガニ類は、分類学的にみるとカニ類ではなく、やどかりに近い種類です。かたちがかにに似ているので、一般的にかにとして扱われます。 ●選び方● 足の付け根を押して、へこまず身が詰まっているものを選びましょう。 生のものを買うときは、必ず生きているものを選んで下さい。かには傷みが早く、死後1時間で腐敗が始まります。それ以外の場合は、ゆでてあるのもがいいでしょう。 ゆでてあるものは、腹部や関節の付け根が、黒ずんでいないのもが良品です。 アンモニア臭のするものは、鮮度が落ちている証拠ですので避けましょう。 ●保存方法● サッと洗い、直ぐにしたゆでしましょう。覚ましたあと、水気を十分にふき取り、冷蔵庫では2日間、冷凍庫では1週間ほど保存が可能です。 かにみそは、身よりも傷みが早いので注意して下さい。 また、身をほぐして冷凍保存しておくのもオススメです。 ●栄養・効能● 良質のたんぱく質を15~20%も含み、脂質や糖分があまりありません。 →ダイエット食に適した食材。 ゆでると赤くなるのは、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンというカロチン色素が含まれているからです。このカロチンは摂取すると体内でビタミンAに変化します。 →動脈硬化や癌予防、老化抑制 アミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれています。 →血圧を正常に保つ。心肺機能の強化、悪玉コレステロールの減少、肝臓の強化、動脈硬化予防、疲労回復 カニの殻にはカルシウムとキチンやキトサンといったキチン質が大量に含まれています。 →骨粗鬆症対策、血中コレステロールの低下、糖尿病、心臓疾患などにも効果有り。
ご協力お願いします。
↓↓↓
|