カテゴリ:珈琲器具
「お兄ちゃん、僕たちってあまり必要ないの?」
「何を言うんだい、急に。」 「だってこの前ドリッパーくんが、僕だけいればコーヒーは淹れられるんだぜ、っていばってたんだもん・・・。」 「うん、もちろんドリッパーくんはいなくてはならないけれど、私たちもいなくては困るはずさ。」 「どんなふうに?」 「マグカップに直接ドリッパーくんをのせて、淹れる人がいるけれど、透明カップでない限り、量がわからなくて困るだろう?それに、1杯分淹れるならとにかく、2杯3杯淹れるときは、それを受ける何かが必要になるだろう?私たちには目盛りがついているから量もちゃんとわかるんだ。」 「ふ~ん、それだけ?」 「い~や、まだあるぞ。黒い取っ手があるだろう?ちょっと長いと思わないかい?これは温め直すときに、持っている手が暑くならないように長くできているんだ。ねじも着いているから、自分のやりやすい角度になおすこともできるしね。」 「へーえ、火にも強いんだ。すっごーい!!」 「あ、でも、絶対に沸騰させてはいけないよ。気を付けてね。」 今日の珈琲 スマトラ・マンデリン(深煎り) 朝、姫がやけに静かだなあと思ったら、脱獄してました。 頭がいいのか、力が強いのか・・・部屋中我が物顔で 走り回っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 12, 2005 12:32:38 AM
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