ベルギー・オランダの旅 2日目 アントワープ観光
半月も放置してしまったブログ、ごめんなさい。我が家の旅行備忘録、続きです。初日は移動が長くてぐったりでしたが、時差ボケのせいか夜も2時間起きに目が覚めました。朝は5時過ぎには目が覚めるし。それでも心はウキウキ、朝から美味しいチーズとパンをもりもり食べて、2日目スタートです!今日はアントワープ→ゲント→ブルージュと3都市回ります。8時半、アントワープ中央駅そばのホテルを出発し、徒歩で散策スタート!ルーベンスかと思ったら、弟子ヴァンダイクの像。ルーベンスの家。早すぎて、まだオープンしてません。可愛いポスト。自転車専用道路があり、専用の信号もあります。朝はチャリ通勤の方が多く、爆走チャリ多数。こちらでは日本と違って自転車専用道路や自動車道路で事故にあったらほぼ100%歩行者の責任になるそうです。わかりにくい専用道路もあるので、注意が必要です。レンタサイクルも多く、返却がいたるところで可能だなんて便利~。散策中に見かけたショップ。ディックブルーナさんのブラックベアシリーズが♡アンティークショップなのかなー。チョコレートショップのイースターディスプレイ♡工事中の市庁舎とブラボーの像。ブラボーとは古代兵士の名前で、シュベルト川で猛威を振るっていた’’巨人の手(ant)’’を切り取って’’投げた(werpen)’’という伝説があり、これがアントワープという地名の由来になったそうです。切り取られた巨人の手から水が噴き出ているはず・・が、工事中のため、出てないよー。ギルドハウス首都ブリュッセルから45㎞ほど離れた町アントワープ。港、ダイヤモンド、ルーベンス、ファッションと様々な代表があるけれど私達日本人にとって一番有名なのはもちろん「フランダースの犬」。ななんと、ノートルダム大聖堂の目の前にネロとパトラッシュの像が。日本ではとても有名な「フランダースの犬」ですが(私達も事前に本を読んできました!)ストーリー的にも他国では受け入れがたく、有名なのは日本だけだそうです。それなのに日本人観光客が押し寄せ、ネロは?パトラッシュは?と聞くので日本人向けに観光地化していったようです。そんな残念なお話もありますが、ネロが見たかったルーベンス最高傑作「キリスト昇架」「キリスト降架」「マリア被昇天」など、とても素晴らしかったですよ~。子供達は美術館で絵を観たことはあるけど、祭壇画は初めて。娘は特にキリストの降架の迫力が怖くてほとんど見れませんでしたが息子は美しい絵やステンドグラス、彫刻をじっくり観てました。三連画など扉のある祭壇画は、裏面にも絵が描かれており、扉を開いたときとたたんだときでは異なる外観が現れるそうです。宗教的なことがわかるともっと楽しめそうですが、迫力と荘厳さはこの場でこそ味わえるもの。じっくり座って眺めていたいという願いはかなわず、次はゲントへ出発!