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今は台湾のみだけど、これからアメリカにも サービス網を広げるそうです。ここまでライン ナップが充実してるのは今まで無かったと思う。 「アメリカの大学認可制度と無認可大学(転載)」も。 各フリーページの簡単な説明つき。 留学体験談、留学情報探しに役立ちます。 まわった時のアルバム。 CAT0857の日記 [全692件]
こんな記事を見かけたので、ちょっと書いてみる。 「米大学ランキングが当てにならない5つの理由」 記事の内容に同意するかは個人個人の判断にもよると思うけど、個人的な感想を先に言っちゃうと、「またしてもアメリカの(そこそこの)州立大学関係者の対私立(エリート)大コンプレックス文化」から出てきた記事か、というとりかたもできるような気もした(自分に都合の良い情報だけかき集めてランキングの挙げ足をとるっているだけと見て取れる内容もあったため)。日本では国立大>私立大という認識が社会に浸透しているのに対し、アメリカは一般に、私立大>州立大と認識される事が多い。たとえばエリート校の代表とされているアイビーリーグ校は全て私立大学だ。 州立大学でも私立大学と肩をならべるようなところもあるんだけど、日本の国立大vs私立大の構図のようにどうしても「越えられない壁」のようなものがあり、それについてなんとか「ケチ」をつけようと次から次へと色々な記事が出てくるのも、日本の「東大偏重批判」と非常に似ている。 ただ、日本とアメリカの大きな違いはそれでもアメリカの大学はランキングの順位というものから想像されるよりは、大学間の差はないということかもしれない。日本での「東大」重さと比べてアメリカでの「ハーバード」の重さはそれほど重くないと思う。 話を冒頭の記事に戻すと、注目したのは『「難関校へとりあえず入る」よりも「中堅校でトップの成績」のほうが就職に有利」』という意見だ。 このブログの留学関係のフリーページを読み流してもらえればわかると思うけど、自分はこの意見に全く同意する。ただし「アメリカであれば」という条件つきで。 アメリカでは日本と比べて大学(や大学院)の成績が将来に与える影響が大きい。なので、ヘタに背伸びをした大学に入ってしまってどうしようもない成績をとってしまった場合は取り返しのつかない事になる。日本のエリート高校からハーバードに入った学生などがとりあげられたことがあるけど、個人的にはハーバードに入った後に、更に彼がその粒ぞろいの学生の中で競争に勝ち残っていけたかどうかが気になる。(ただし後段で述べるけど、日本に帰るのであれば、卒業さえできれば成績はあまり関係がない。) 成績はあくまでも「その集団の中での比較」になってしまう傾向にあるので、「その集団」の母集団のレベルが高ければそれなりに厳しい競争を強いられ、ひとコケしてしまうともうそこで将来への道が閉ざされてしまったりする。 というわけでアメリカでやっていくつもりであれば、むしろ背の丈か、へたすりゃ若干レベルを落としてでも(経済面を考えれば学費の安い州立大で)粛々と高成績を維持したほうが有利であることは本当だと思う。もちろんこのような安全策をとるか、ギャンブルに打って出るかはもう個人個人の判断でもあるんだろうけど。 ただ、若干レベルを落とすどころか超安パイにも程があるところまでレベルを落としている日本からの留学生も見受けられるので(参照:「エコノミー or ビジネス?」)そのへんは、しっかりとしたバランス感覚が求められると思う。 そう、このあたりが冒頭の記事に同意しかねる部分なんだけど、確かにランキングの上下は同じレベル帯の大学の中ではあまり関係がないけど、例えばランキング50位の学校と350位の学校では如実に差があることは否めず、というわけで、大学を選ぶ際の「ゆるやかな」基準ということであればランキングは大いに参考になると思う。 さて、冒頭の記事(日本語訳)は、英文原文にはない『日本でも「どの大学に入るか?」より「大学で何を学ぶか?」の方が重要だ、と言われるようになって久しい』からはじまる訳者の意見(?)で記事を締めているけど、個人的にはこの「久しい」の時間的尺度は少なくとも「30年以上」であり(自分が物心ついた頃からずっとそのように言われているような気がするので)今後も日本での大学選びの際の最重点項目が「大学で何を学ぶか?」になることはないような気がしている。 日本では依然大学の名前が前面に出ることが多く、これは出身校がアメリカの大学であっても同様で、そのあたりは「営業的留学」というページにもまとめてある。
乗りかかった船なので、この件について集めた情報はできるだけここでフォローしていこうと思う。 ドライバーが今年に入ってから2度交通違反で切符を切られていたことや、実際にバスを運用していたCanyon Transportationが州をまたいでの営業免許を持っていなかったことも既に報道されてるけど、ここでは留学関連の情報に集中しようと思う。 ドライバーの滞在ステータスだけど、昨日の日本の報道では「学生ビザと就労ビザを同時に保持している」という、自分のような実体験がある者にとってはよくわからない表現になっていた。素直に解釈すれば、OPTという、ビザ上は学生の立場でありながら、学校で学んだ事を研修を通して生かしてみるという目的で就労が許される「就労許可(ビザではない)」を持っているか、学校のプログラム自体に研修が含まれているので(インターンシップ)、そのからみで(あくまでも研修目的という前提での)就労許可が下りていたという可能性がある。ただ以下の記事にもあるように、情報は未だ錯綜しているようだ。 ![]() 上記の現地報道によれば、ドライバーが在籍していたのはCollege of Southern Nevadaというコミュニティーカレッジ、通称コミカレのようだ。学校によって幅があるので一概に言えない面もあるけれど、あえて一言でまとめれば、コミュニティーカレッジはカレッジと名がついているものの、実際には大学に行くだけの能力や資力や機会がなかった学生のための学校といったような位置づけだ。内容は職業訓練的なコースと「本当の」大学への進学準備コースであることが多い。通常であれば2年で課程を終えるようになっているけど、留学生など、英語能力に問題がある学生の場合、正規のクラスの履修許可が下りずに余計な英語のクラスをとらされたりするので、2年で課程を終えられないこともある。 なにはともあれドライバーはこのような学校に2007年の春学期(1月~5月)から現在まで3年半在籍し、この秋学期(8月~12月)にも2つのクラスの履修届を出していたようなので、少なくとも今年の年末までは学校に通う予定だったんだと思う。留学生の場合、特別な許可がない限り学生としての滞在ステータスを維持するために履修しなければならない最低単位数というのが定められていて、2つのクラスというのはちょっと少なすぎるような気がするけど、卒業に近い学期の場合、卒業に必要な単位だけとればステータスは維持されるという特例があるので、素直に考えれば彼は12月で卒業しようとしてたのだと思う。 ちなみにここからは120%個人的な勘ぐりなんだけど、日本のマスコミが違法就労の可能性について今ひとつ追求しないのは1)今回の事故関連の情報としては重要ではない(これが一番素直な解釈)、2)現地特派員などがそのあたりの事情について良く知らない、そして3)そもそも日系マスコミは、今回の日本の旅行会社が下請け、孫請け、曾孫請けといったように「リスクを自らの遠方に追いやる」ようなビジネス展開をしていたように、取材等に関して下請け的に現地日本人の協力を求めることがあり、その際には今回と同じような違法就労的な状態も発生しているということを実は自ら知っているので、自分にババが返ってこないようにあまり深く追求しないようにしているからという可能性があるような気がしている。
まずはこの事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、また怪我をされた方は一日も早く良くなられることをお祈りします。 本当は昨日のうちにこの日記をMIXIのほうに上げようと思ってたんだけど、MIXIがダウンしっぱなしなのでとりあえずこちらにアップしてみる。ちなみに重傷者の方々の入院治療が長期化しそうな気配だが、そうなると気になってくるのは医療費の問題。アメリカの医療費は膨大で、今回のケースではへたをすると普通の方が入られる旅行者保険ではカバーしきれない可能性が十分にある。日本領事館や日本の旅行会社はツアーに参加された方が入っている旅行者保険の内容を確認して、必要であれば早急に優秀な弁護士を紹介すべきだと思う。 日本に逃げ帰ってしまえば、アメリカの医療機関は請求を諦めるといったような噂もあるようだけど、ある程度まとまった金額になれば、彼らは日本まで追っかけてきます。 なにはともあれこのルートを旅した事のある自分としては事故の場所を聞いた瞬間にあれ?と思ったことがあった。なんでインターステート15号線? ちなみに当時の旅行記はこのブログにあります(前編後編に分かれていて、このリンクは前編へのリンクです。ザイオン~ブライスキャニオンは後編に登場します)。 ![]() 地図が小さくて見づらいかもしれないけれど、ザイオン(地図左下)からブライスキャニオン(地図右)に抜けるのであれば9号線を東に向かい、89号線を北上するという下道を使った方が近道で、普通はそっちを通る。自分が旅をした時もそっちを通った。それをこのツアーは一度9号線を西(ブライスキャニオンと反対方向)に戻って15号線を北上し、シーダーシティー(ここまでのルートは地図上青線)から14号線を東に向かって89号線に合流し、ブライスキャニオンに向かう途中、シーダーシティで事故を起こしたと思われる。 さて、今回もう一つ個人的に驚いたことは、HISはともかく近畿日本ツーリストや日本旅行はけっこうしっかりした会社だと思っていたので、それでも現地ツアーだと他者との混載になってしまうんだなぁということ。 というわけで近畿日本ツーリストのページを見にいってみると、恐らく今回のものと思われるオプショナルツアーはAlan1という下請け会社がやっていることがわかった。(さらに規約を良く読むと、オプショナルツアーは別会社がやるので、近畿日本ツーリスト自体は直接責任は負わない、ともとれる注意書きがしっかり書いてあった。そして今日の広報の会見では、近畿日本ツーリストは今回の件では直接の責任はないという内容を明言していた。) ![]() Alan1のページを詳しく見てみると、なぜ15号線で事故を起こしたのかもわかった。注意書きに工事中のため迂回するとある。本来であれば19:30にはブライスキャニオンに到着の予定が、実際には15号線上で18:40頃に事故を起こしており、ちなみに「迂回ルート」だとシーザーシティーからブライスキャニオンまで下手をするとあと2時間弱くらいかかることからして、運転手はそれなりに急いでいたのではないかとも思ってしまう。 Alan1のページをさらに詳しく見てみると、このツアーはAlan1のさらに孫請けのウェスタンレジャーという会社が催行していることがわかる。ウェスタンレジャーのページを見に行ってみると、ウェスタンレジャー自体は客からのツアー申し込みの「直受け」は5月~9月の間は行っておらず、これはつまりその時期は日本からのツアーの孫請けに徹してるんじゃないかと思う。 ![]() アメリカのメディアによると、事故を起こしたバス自体はCanyon Transportationという自社HPすらもたないような小さな会社から借り入れたものであり、つまりCanyon Transportationは近畿日本ツーリストやその他の会社の曾孫請け会社ということになるわけだけど、これも繁忙期ならではの状態ということだろうか。 ウェスタンレジャーの担当者は日本の東京新聞や中日新聞のインタビューに対して「運転手は日系米国人の大学生(26)」と答えている。 アメリカのメディアでは、運転手は単にJapanese(日本人)となっていたり、Japanese-American(日系人)となっていたりして実際のところは判然としないけど、アメリカの日系格安旅行会社の実態を垣間みたことのある者にとっては、日本からの留学生が(違法就労で)夏休みのバイトをしていたという可能性も捨てきれないと思っている。ウェスタンレジャーの担当者は日本人なので、会社が違法就労の斡旋をしていたともとれる発言はできないので、とっさに「日系人」と答えたのかもしれない。 と、ここまで書いたところでもう一度最新ニュースをチェックしたら、やはり学生ビザでアメリカに来ている(就労許可がない可能性が極めて高い)日本人の26歳の大学生だということがわかった。(アメリカの日本人留学生の暗黒面がまた一つ垣間見えたってところかな(苦笑)。)恐らく彼はこれから結構な期間アメリカの刑務所に入った後、国外退去を命ぜられ、二度とアメリカの土は踏めなくなると思われます。 ![]() 就労許可なしでドライバーをやらせてたとなると、ウェスタンレジャー社もお縄をちょうだいすることになるから(表現が古いね)ラスベガス発のオプショナルツアーがしばらく混乱状態になるだろうし、以下のような記事に既にその一旦が現れている。(しかし、これは本当に氷山の一角だよ。少なくともアメリカのオプショナルツアーを催行してる現地法人なんて、ほとんどこんなかんじの所だと思う。) ![]() 何はともあれ14人をひきつれてたった一人で添乗員兼ドライバーをやるというのはかなりの激務だったに違いない。 アメリカの場合州によって交通法規が違うのでユタ州の場合はわからないけど、少なくとも自分が住んでいる州は日本の普通免許にあたる免許でこの15人乗りのバスを運転することができる。(自分も「おらが村」から日本人15人を乗っけてイチローの試合の観戦ツアーをやったことがある。ちなみに自分は日本の免許だけど大型免許も普通だけど二種免許ももってます。)というわけで、このドライバーも普通免許で運転してたりしたのではないだろうか(それ自体はアメリカでは違法ではないんだけどね)。後の記事で商用免許を取得していたとあるけど、少なくとも我が州では日本の二種免許のようにより高度な運転技能が問われるタイプのものでもない(普通免許に毛が生えた程度のもの)。 なにはともあれちょっと気になったので色々調べてみたら「もしかしたら」の事情がちょっと見えてきたような気もした。 余談だけど、アメリカのニュースサイトなどのコメント欄でアメリカ人の「日本人は高速の運転に慣れていないから事故を起こした」といったようなコメントをいくつか見かけたけど(アメリカ人はなぜか日本人は運転が下手だと思っている人が多い)鼻クソのような運転技能のアメリカ人にそんな事言われたくない(笑)。
asahi.comに以下のような記事が載っていたので書き留めておく。 「草食化?学生、米留学に尻込み 10年で1.3万人減」 97年に日本からアメリカへ留学した留学生は47000人で、この時がピークだったそうだ。この数字がどこまでのものを含めているのかはわからないけど、個人的感触からいけば、「遊学」も含めればピークはもっと前だったような気もする。 自分は94年に留学したんだけど、そのあたりが恐らく「バブルの余勢」をかって、「自力で」海外に飛び出せた最後の時期だと思うからだ。 詳しくは「バブルと留学」に書いてある。 実際、皮膚感覚的にもそのあたりが一番まわりに日本人が多かったような気がする。 なにはともあれ、この記事の日本の学生の「草食化」という内容を鵜呑みにするのであれば、日本が今後歩むであろう「中堅国化」に向かって成熟してきたのかも、と思わされる内容である。団塊の世代などが支えてきた高度経済成長時代の「より速く、より大きく、より多く、より(物質的に)豊かに」という価値観からの脱皮だ。 (話は脇道にそれるが、そもそも日本の「外」で学ぶという価値を認める一方、外からは日本では学ぶものがないという評価を受けている(日本に来る留学生は少なく、さらにその多くはアメリカなどに行き損ねた人材という事実)という点で、日本は既に十分「中堅国」だとは思うけど。) さらに、アメリカへの留学から中国などへ留学先がシフトしているとの指摘もあるが、これもある意味正解だと思う。地理的にも直近にあり、近い将来大国となる中国との関係を近い将来中堅国となる日本は無視できないからだ。現実問題としてすでに最大の商売相手はアメリカから中国にシフトしているわけだし。 ちなみにアメリカが世界中から留学生をかき集める意図の一つは、留学生を受け入れ親米の人材を養成し、その人材を介在して各国との対米関係を有利に運ぶというものであるが、その意味で、アメリカは、「アメリカの価値観の方が中国の価値観よりも肌にあっている」と自分に言わせたという点で成功しているわけだけど、でも、今後の世界地図を考える限り、日本は中国の価値観に迎合していかざるをえないだろうとも思う。 そもそも自分が肌に合うという、「アメリカの倫理的価値観」は、「より速く、より大きく、より多く、より(物質的に)豊かに」という道を経て「他に先んじて豊かさを享受できる立場に立てた者」だからこそ唱えることができる、ある意味贅沢な価値観という面も否めないわけだし。
タイトルを「MPHはじめました」なんてかんじにしちゃったから、すでにMPHのカリキュラムに参加しはじめちゃったみたいだけど、ちょっと興味が出てきたから軽く調べているだけの段階で、今のところ実際に始めるかもわかりません。 あと、MPHの守備範囲(内容?)について補足しておくと、昨日のブログで例に出したように、政府規模のものをカバーすることもあるけれど、自治体(ローカル)規模、さらには病院や学校など、個々の組織規模のものも対象とすることもあります。 話は飛ぶけど、カリフォルニアの州立大学は、UC BerkeleyやUCLAが入っているUniversity of California (UC)群(University of Californiaも州立(公立)の大学)、California State University (CSU)群、そしてその他の州立大学がある。ここで取り上げるものは、Council on Education for Public Health (CEPH)が認定するMPHのプログラムをもっている学校だけだけど、その他のものも含めたUCの全キャンパスの位置関係はここ、CSUの全キャンパスの位置関係はここで見ることができる。 さてここからは、US News & World ReportのBest Colleges 2010のUniversities-Master's (West)カテゴリー(詳しくは前々回のブログ参照)に入っている学校を見ていってみよう。 CUS Long Beachは言わずと知れたLAの南にあるロングビーチにある。Long Beachキャンパスは日本人留学生が多いことでも有名。CUS Long BeachのMPHプログラムのホームページはここ。CUS Long Beachのホームページを色々探しまわってみたが、そもそもCUS Long Beachはオンライン教育に積極的でないらしく、MPHのオンラインコースもオファーされていないようだ。 CUS FullertonはLAダウンタウン(Googleによると、LAダウンタウンまで約30マイル、車で30分、渋滞時は1時間40分)の南東にある。CUS FullertonのMPHプログラムのホームページはここ。そこここのリンクが整理されていないなど、やる気がないかんじ。ここのオンライン教育課程を担当している部署はここらしいが、MPHのコースはオンラインではオファーされていないようだ。 San Jose State Universityは、文字通りサンノゼ、つまりシリコンバレーにある。San Jose State UniversityのMPHプログラムのホームページはここ。そしてオンラインMPHのプログラムも提供しており、その情報はここ。ちなみにオンラインのプログラムとオンキャンパス(通常)のプログラム間の移動は認められていない。基本的に他の参加者とチームをくみ、二人三脚でカリキュラムをこなしていく形であり、自分だけ履修クラスの数や組み合わせを変えるといった自由度はない。裏技的にいくつかの単位はAdmission前に履修しておいてAdmission後に履修済単位とすることができるようだが、余計な学費がかかるなどマイナス面が多いようだ。ちなみにSan Jose State UniversityのオンラインコースはInternational and Extended Studiesという部署が統括しているが、MPHプログラム以外にはこれといったプログラムは提供されていないようだ。 ちなみに今回MPHプログラムについて調べていて気づいたことだけど、そもそもMPH取得後は、ローカル規模であれ、グローバル規模であれ、包括的な公衆衛生(医療)対策、政策立案遂行に携わることになる人も多いと思われ、プログラム在籍中からチームワークを要求するものが多いような気がする。(その点でMBAとも似通っているような気がする。)つまり、オンラインプログラムとしては成立しづらいジャンルなのかもしれない。 さらに続きます。
そもそもMPHって何?って人がいるようなので、ここにウィキペデイア内のリンクを二つあげておこう。一つはProfessional Degrees of Public Health(英文)。もう一つは公衆衛生大学院。ちなみに今回このウィキペディアのエントリーを見て初めて知ったのだが、アメリカではCertified in Public Health(CPH)という資格試験の実施も始まったようで、これからより専門家としての地位が高まっていくのかもしれない。 ここからは全く個人的な解釈なので、他の人の意見も聞いてみて欲しいところだけど、例えば今回の豚インフルエンザのケースなどにおいて、アメリカではCenter for Disease Control and Prevention (CDC) という組織が中心となって包括的対応策に役立つ研究、それに基づく提言や情報提供を行っている。CDCは日本語では米国疾病予防管理センターと訳されている。そしてCDCのような組織の中で働いている人はMPHをもっていることが多い。CDCで働いている人の中にはもちろん医師も多いが、社会全般の医療施策にかかわる分野に携わっている医師はMD(臨床系医学博士)の他に、MPHも持っている人が多い。 医師は一般にミクロ(個人単位)医療のプロフェッショナルではあるけれど、集団単位の医療施策立案のプロではなく、一方、日本でCDC的役割を担っている厚生労働省では、基本的に個人対象の医療のプロフェッショナルである医師と、先輩から見よう見まねでマクロ的医療施策を学んだ官僚が対策の立案、実施を行っている。極端な表現をすれば、素人集団が物事を決めているとも言える。ただ、もちろん医師の中にも独学でMPHのプログラムで学ぶようなことを学んだ人もいるだろうし(当然アメリカなどのMPHのプログラムに留学する医師もいる)、官僚の中にもMPHホルダーか、それ以上の能力をもっている人もいると思われる。が、日本にはそのような人材を体系立てて養成するシステム(そしてそのような人材が活躍する場)が少ないことは事実だ。 ちなみに今回の豚インフルエンザのケースでもCDCの発表する情報や提言を見た上で日本の厚生労働省が行う発表や施策を見てみると、ほぼ完全に厚生労働省はCDCの後追い(だいたい1~2ヶ月遅れでCDCの発表とそっくりの情報を発表したり、施策を行ったりしている)であることがわかる。一般の報道を見ていても、「アメリカのCDCでは・・・一方、厚生労働省は・・・」というタイプのニュースが多いことからして、なんとなくそれを感じた人もいるかと思う。 なんだか長ったらしくなってしまったので、続きはまた後日としよう。 |一覧| |
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