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Jan 5, 2008
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人間、何かと数字に頼ってしまうけど、最近湿度ほど、
数字があてにならないものはないような気がしている。 というのも例えばＬＡなど、アメリカ西海岸はいかにも 日本より乾燥してそうだけど、平均湿度をみると、 東京が６３％なのに対し、ＬＡは朝７９％、夕方６５％で 朝夕平均すると７２％となって、東京より平均湿度が 約１０％も高いんだよね。 でも、体感的には絶対にＬＡの方が乾燥してると思う。 旅行案内なんかにも、軒並み「ＬＡは、日本より カラッとしていて過ごしやすい」なんて書いてあるしね。 ちなみにいかにも乾燥してそうなラスベガスの平均 湿度は３０％で、これは納得。 さて東海岸は緑が多く、西海岸より湿度が高いかと 思いきや、平均湿度は朝７２％、夕方５６％。 これを平均すると６４％で、なんと数字の上ではＬＡ より乾燥していることになるけど、絶対にウソくさい。 ちなみに体感的に、西海岸より湿度が高いと感じる 東海岸も日本よりは乾燥しているように感じる。いや、 絶対そうだ。 とにかく肌も乾燥するし、ノドがやられることもある から、うちは少しでも湿度を上げるために、洗濯物は 乾燥機を使わず屋内に干してるんだけど、日本でこんな ことしたら、何日も乾かないばかりか、部屋の中が湿っ ちゃって、すごいことになるだろうなぁ。 （アメリカは普通、洗濯物は乾燥機で乾かすんだよね。 さらなる豆知識としては、外に洗濯物を干している というのは貧しい（＝治安が悪い）地域の目安になる こともある。） で、洗濯物はヘタすりゃ一晩、かかっても丸一日も あれば、カラカラに乾いてしまう。 日本のＴＶを見ていると、フロ場のカビ取りとかの ＣＭが多い。確かに日本にいた頃は、窓ガラスを とめてあるゴムパッキンや、タイルの「目」がすぐに カビで黒くなってたなぁ。フロには窓や換気扇が ついていて、換気に気を遣った構造になっている のにもかかわらず、だ。使った後の風呂場からも なかなか水が引かない。 ところがアメリカはフロ場は家の奥にあったりして、 換気もへったくれもないわけだけど、フロおけに ついた水滴は、ものの１時間くらいで乾いてしまう。 カビのカの字もない。いや、シャワーカーテンに多少 生えたりするけどね。日本とは比べものにならない。 うちは、これも少しでも湿度を上げるためにフロに 入る時もドアを開けっ放しにして、湿気が部屋中に 広がるようにしてるんだけど、日本でそんなこと やったらそれこそ家中湿気ちゃって大変だろうな。 （明日に続く） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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