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カテゴリ:フランス料理
少し気になる仕事があって、今日も出社。 その後、シェラトンのプールで 30分だけ身体を焼きました。 最近 野外でスポーツをしていないので、 シャワーの後に自分の裸体を鏡で見ると 白ブタ状態なんです。 せめて、黒豚くらいになりたい・・・・。 豚と言えば、東生駒のにあるフランス料理店の「三元豚」 あれは、おいしかったな~。 という訳で、今夜は 久しぶりで家族揃って フレンチです。 2007年7月27日 撮影 4年前の様子(日記)を読んでも 、評価は全く変わっていません。 素晴らしいのひと言です。 都心から離れた住宅街にあって、 派手さはないものの、まっとうなものをきちんと美味しくいただけます。 まずは、アミューズから。 僕はいつものように ドライシェリーを飲みながら 今夜のワイン選びです。 子供は「パンはまだ出て来ないの~?」と催促するのですが、 パンは、アミューズが終わって一息ついてから出てきます。 次に、前菜。 4年前の画像と比べると、盛りつけが変わっていますね。 でも、味は変わらず、堂々たるサンテのスペシャリテです。 僕は、あえて家族と違うものを。 豚肉を使ったパテで、いつものように詳細は忘れたのですが、 実に 外連味(けれんみ)のない、正直で、まっとうな味がします。 うまい。 ちなみにこの日はカメラを持ってなかったので、撮影は 妻の iPhone4 で。 隣のお客さんの会話を邪魔することのないように撮影です。 僕と息子には 肉料理の前に魚が入ります。 撮影より食べることが優先なので、いつものように 多くは食べかけの画像です。 今夜はスズキのポアレですね。 程なくして、女性達の 羊の骨付き肉が出てくるのですが、 このタイミングが絶妙です。 「コースが別れると、一緒にお出しする事ができませんが、」 とマダムはおっしゃるのですが、何が何が、タイミングはバツグンです。 いいレストランというのは こういうもので、何かひとつに偏るのではなく フランス料理とは(サービスも含めて)どのようにあるべきかを 信念を持って仕事にあたってらっしゃる。 べた褒めですが、全国レベルの店ですね。 最後のチーズでもそうですが、 住宅街で このチーズを食べる人が何人いるのかと思うのですが 手を抜かないところが立派です。 とは言え、厨房の人数は限られていますので、 食べ手である我々も、シェフが最大限に力を発揮できるよう 4人ならオーダーする料理は2種類以下と決めています。 ( 冷製はそれ以上でもOK。) そして、上の画像が、僕らの肉料理「うずら」です。 これも4年前に食べたものですね。( と言いながら、実は忘れていた。) ということは、スペシャリテでないにしても自信作のはず。 塩加減といい、火入れの具合といい素晴らしい。 僕は ここ数年、ケーキ、プティフール、エスプレッソの 全てを控えているのですが、 「コース料理なので、」ということで スウィーツの代わりに チーズを出してくださいました。 これが先に書いたように おいしい。 こんな良質なウォッシュタイプを住宅街で食べられるなんて。 家族は クレームブリュレ で統一。 バターは良質な無塩バター、 パンは シャンピニオンタイプのものを食べ終わる毎に いくつでも持って来てくださいます。 途中からバケットなどに変わらない頑固なまでのスタイル。 これにも脱帽ですね。 ワインを撮影し忘れたのですが、 あいにくボルドーの手頃なものが品切れ状態でしたので、 コートデュローヌの赤を勧められたのですが、これが正解。 肉料理に良く合うもので、 聞けば フランス旅行の際に訪ねた醸造所のものとのこと。 更に、ボルドーのハーフボトルをもう1本飲んで、 会計は なんと、3万円。 4~5万円くらいかと思っていたのでカードを準備していたのですが、 現金でお支払いできる金額の時はできるだけ現金で。 住宅街に於けるマナーのひとつかもしれません。 もちろん、懐具合によって、できればの話ですけどね。 店の隅には ルネシャトーの最新版が置いてあったようですが、 今でもミシュランをかかえて 毎年フランスに行ってらっしゃるのでしょうか? 向上心が皿の上から伺える、とても素敵なディナーでした。 ご馳走さま。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 16, 2011 12:50:33 PM
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