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●本日の一冊:「30歳からの成長戦略」山本真司(PHP研究所)
本日のできごと--------------------- ○12/25: 給食当番日記:今日は家でクリスマスの食事。といっても明日は外食の予定なので、あるもので。 鳥のモモ肉にバジル・ペースト、にんにく、しょうが、塩、こしょうで味付けし、よく焼いたものと、バスク風オムレツ。コーン・スープ。 やはりシャンパンが飲みたくなる。酒屋に行ったら面白いものが。TVでやっていた「本物」と「偽物」を見分ける番組で使用したシャンパンだ。多くの芸能人が見分けられなかったらしい。本物は、ドンペリのロゼ。偽物は今日買ったスペインのロゼ。ロジャー・グラートとかいう1500円くらいのもの。残念ながら本物を飲んだことがないので比較できない。 ----- お待たせしました。本日から「30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう」の連続感想を始めます。普通と違うのはシリーズになっているということです。1日1~2章、感想とかエピソードとかを書いてみたいと思います。 本日の一言----------------------- 「大事なのは手足を動かすことではない。その前に自分の頭で戦略を考えなさい。」 -山本真司 ---------------------------- 連続感想「30歳からの成長戦略」その1 昨日のはテスト版。本日から少しずつ感想と読者広報(RR)をしていこう。本日は本書のガイダンスと目的を。 本書はタイトルにあるように30歳代を読者層に考えて書かれている。サブタイトルに「ほんとうの仕事術」を学ぼう」とある。 ということは、現在の30歳代は「ほんとうの仕事術」ではない何かを懸命においかけているというのだろうか。著者の山本さんによれば、どうやら誤った方法・考え方に陥っているというのである。 著者は本書を通じて、そんな世代にエールを送りたいと考えている。それも大変真剣に。したがって本書はとても「熱い」メッセージに満ちている。近頃のビジネス書にないほど言葉にあふれている。 一見してわかるのだが、ページが黒く感じる。-これは言葉が多く詰まっており、空間が少ないため。 私が著者から最初にゲラを見せていただいた印象はこうだ。-字が多すぎる。これでは読む前に拒否感をもたれてしまうのではないだろうか? それでも読んでいると次第に気がついてくることがある。著者は30歳代の若者に伝えたいことに熱心なのだ。熱心なあまり、表現を言い替えたり、わかりやすくしたりしている。それが言葉の多さに繋がる。 そして読み進むうちに読者(貴方です)は、著者の講演を聞いているかのように感じてくる。 最後まで読み進むうちに、大切なことは小手先のテクニックやノウハウではなく、自ら「考える」こと、そして「こころを磨く」ことであるということに気がつくことになるだろう。 山本さんの言葉で本書の意図を紹介する。 「本書は、(そんな)若手諸君に、”本当の成長戦略”を考えてもらうために書いた。この本はたいへん欲張っている。若手ビジネス・パーソンは、壁にぶつかり、悩み、救いを求める気持ちでビジネス書を手にすることが多いと思う。そんな気持ちで本書を手にする読者の期待を裏切りたくないという思いから、カバーする範囲はどんどん広くなっていった。盛り込まれているのは、仕事術、MBA的ビジネス・スキル、思考・発想法、そして自分の心のマネジメントの四つである。本当の成長戦略を考える「心の地図」を描いてもらうために、十分な範囲をカバーできたと自負している。」 そう、「戦略とは捨てること」と日頃口癖のように言う著者だが、この本に関しては欲張りになっているようである。 あまりに欲張りすぎると理解しにくくなるため、私もほんの少しアドバイスをさせていただいた。それは各章に「まとめ」をつけたこと。これでポイントは押さえることができるだろう。 これだけ多方面に熱く語った本が1365円(税込)! 読みたくなったでしょうか?-次回に続く ● for chain reading ・「会社を変える戦略」山本真司(講談社現代新書) ・「儲かる銀行をつくる」同上(東洋経済新報社) ・「40歳からの仕事術」同上(新潮新書) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.26 00:15:32
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