【黒猫白猫】
黒猫白猫 ライフ・イズ・ミラクル(2004年 監督:エミール・クストリッツァ)が、あまりにもおもしろかったので、今回は同監督の「黒猫白猫」(1998年)を見てみました。 この作品は、いったん引退宣言を出したエミール・クストリッツァの復帰後初の作品です。一言で言うならばドナウ川のほとりで展開される、ドタバタコメディー。 ライフ・イズ・ミラクル同様、いや、それ以上に動物たちが絶妙のタイミングで登場し、物語に何とも言えないエッセンスを加えています。しかし、一歩間違えれば、動物愛護協会からクレームつくのでは・・・・とちょっと心配に。 コメディーですが、伏線があちこちに張られ、しっかり見ないとよくわからなくなってしまいます。ですから見るのにはちょっと体力が必要です。 出演者のほとんどが素人さんなのに、これまた、最高の作品ですね。