20091018 最強の囲碁ソフト
久々にブロぐ。キーボードが嫌いな私にとって、ブログを書くのは面倒な事である。さりとて、紙と鉛筆で文章がかけるかというと、一度書いた物を何度も捻くるクセがあるので、それもありえない。...ジレンマである。それはさておき。囲碁である。親父のリクエストで強い囲碁ソフトを探してみた。というわけで、その軌跡をメモる。まずはググって、最も強そうな市販ソフトを探した。参考:囲碁・ゲーム,ゲームソフトの紹介,評価,安売り価格http://55travel.jp/amabook/ore3/ItemSearcher6.cgi?id=1788で、最強は。 世界最強銀星囲碁9http://www.silverstar.co.jp/02products/gigo9/gigo9.htm発売元:(株)シルバースタージャパン2008年12月12日発売定価:12,800円(税別)実売: 8,950円(税込) *価格.com での最安値 高っっ。しかも、Windows用...できればWii用がいいので、だとすると以下か? 銀星テーブルゲームズWiihttp://www.silverstar.co.jp/02products/wiitables/wiitables.htm発売会社:エレクトロニックアーツ株式会社開発会社:株式会社シルバースタージャパン2008.10.23発売定価: 3,990円(税込)実売: 2,380円(税込) *価格.com での最安値 これは安い。でもちょっとまった。 世界コンピュータ囲碁大会 って何だ?銀星囲碁がそこで連続優勝してるらしいが。以下の組織と関連があるようだ。コンピュータ囲碁フォーラムhttp://www.computer-go.jp/indexj.html歴代の成績は。───────────────────────────────世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2006(2006年9月30日、10月1日開催)優勝:KCC囲碁 (=銀星囲碁のエンジン)2位:GNU Go3位:INDIGO4位:彩5位:勝也6位:思考錯碁───────────────────────────────世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2005http://www.computer-go.jp/gifu2005/2005年10月29日(土)、30日(日)優勝:KCC囲碁2位:The Many Faces of Go3位:GNU Go4位:Go Intellect5位:勝也6位:彩───────────────────────────────もっと最近の大会結果は。───────────────────────────────第2回UEC杯コンピュータ囲碁大会http://jsb.cs.uec.ac.jp/~igo/past/2008/2008年12月13日(土),14日(日)1 Crazy Stone 2 不動碁 3 Many Faces of Go 4 勝也 5 Aya 6 RGO 7 誤碁能美譚 8 agouti 9 Boozer 10 martha 11 caren 12 kinoa igo 13 MC_ark 14 囲碁っぴ 15 Kasumi 16 MoGo ───────────────────────────────2009年 CGFオープン結果(コンピュータ囲碁大会)http://hp.vector.co.jp/authors/VA012620/cgf2009/result2009.html2009年6月20日(土)、21日(日)@調布、電気通信大学9路:20チーム参加(変形スイス式11回戦)1位 nomitran 10-11位 彩 10-13位 PerStone 9-24位 輝石 8-35位 不動碁 7-419路:14チーム(招待1含む)参加1位 彩 5-02位 勝也 4-12位 Gnu Go 4-14位 PerStone 3-1-15位 不動碁 3-25位 caren 3-25位 GOGATAKI 3-2作者 プログラム名清 愼一 勝也山下 宏 彩Free Software Foundation GnuGo 3.8稲川昌道 igoist小林 勝己 caren真鍋和子 Kasumi島田潤 island岩川夏季 Rock江崎千紘 APEIRO佐野孝記 san佐川央 ンジャラホジャラ石里英一朗 撃震門脇聡広 PerStone加藤英樹 不動碁廣岡 康雄 輝石池畑 望 黒猫松井 利樹、野口 陽来 nomitan村山 正樹 迷ぃ子池 泰弘 くろねこにゃ矢野洋平 Tombo久富茂隆 GOGATAKI橋本千裕 Boozer安原 健一郎 agouti───────────────────────────────というわけで、ここでフリーソフトのGNU Goを知ってしまいましたとさ。 GNU Gohttp://www.gnu.org/software/gnugo/gnugo.htmlとにかくタダなので試してみよう。というわけで、Windows版のバイナリを以下からダウンロードしてインストール。http://gnugo.baduk.org/解凍したEXEを起動すると、いきなりDOS窓が開いてゲームスタート。なんとASCII表示の盤面があらわれた。これを親父に操作させるわけにもいかないので、GUIも導入の必要あり。そこでGNU Go のWebページに挙げられていた、以下の2つのGUIをダウンロード&評価することに。GoGuihttp://gogui.sourceforge.net/Dragohttp://www.godrago.net/しかし、GoGuiの方は、Windows用バイナリが配布されておらず、コンパイルするのも面倒なので、あっさりDragoを採用。 Drago年配の親父が操作するので、日本語ローカライズがされているかが重要な評価点であったが、そこは完璧。なんと17ヶ国語の言語ファイルが用意されていた。但し、日本語ローカライズの凡ミスが一点あり。対戦時の設定画面に、"ラベル"という設定項目がある。これは何だ?と思って英語表示に切り替えたら"Level"。すかさずバイナリエディタで"Drago-Jp.lng"に以下のパッチをあてる。0x000011D7 : A9 -> ACこれでOK。機能的にはかなり豊富なようだが、対局以外の操作はあまり直感的ではなく、英文Helpを読むのも面倒なので、適当に上っ面だけ各機能を試す。#GUI表示は日本語化されてはいるが、残念ながら日本語版ドキュメントまでは用意されていない。しばらく操作して問題なく動作するようなので、親父達のPCにもインストール。親父的には、やはりWiiでやりたかったみたいだが、お試しということで遊んでみてもらうことに。簡単な対戦方法だけを教えて、しばらく様子見。 で、Gnu Go が強いかっって?何分私は碁をまともに打てないので、評価は親父に委ねることにして、それについてはまた後日記録したい。以上。